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今日からアイドルを始めたい!  作者: 心夜@カクヨムに移行
第六章 九月編 それぞれの秋!
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食欲の秋!

部活が終わり、午後七時。

本来なら家に帰る時間なのだが、全員服部先輩に誘われて、ラーメン屋に来ていた。

有名なラーメンの店らしい。

服部先輩が、ゼンブマシマシ、と店員にコールし。取り敢えず私達はラーメンの小なるものを注文する。

「秋と言えば食欲でしょ!」

 てかこの店、よく某サイトでネタにされている店だよね・・・・・・?

 女子高生がむやみやたらに立ち寄って良い店じゃないよここ。

 

◇◇◇

 

「へい! 小四つと、大ゼンマシお待ちッ!」

 店員のおじさんが、私達の前にラーメンを出す。

 小サイズらしいが、その大きさは。

 普通のラーメン店の、ラーメンの二倍の大きさだ。

「あれ、これ小だよね?」

 じゃあ、大はどうなんだと服部先輩を一瞥する。

 キラキラとした目で、ラーメンを見ている服部先輩。肝心のラーメンは、凄いものだった。

 小の倍はある麺の上に、山の如くもやしとキャベツが盛られている。

「服部先輩・・・・・・?」

「ん? どうした?

ハトが豆鉄砲喰らったような顔して・・・・・・ラーメンのびるぞ?」

 問題の“ソレ”を指さして、静かに呟く。

「それは何ですか?」

「大のゼンマシだけど? 食べたことないのか?」

「いや! 食べきれるんすかソレ!」

「いっただっきまーすッ!」

 服部先輩がすごい勢いで、麺と野菜を食べ始める。

 その腹はブラックホールなのか、口に入れて二秒も満たずに、喉を通っていく。

「これの為に生きてる~ッ!」

 私はそれを見て、固まっていることしかできない。

 これはマズい、と気付きラーメンを食べ始めたのは、その数分後だ。

 今日は、色んな秋が経験出来た良い日だった。


ラーメン次郎行ってみたい心夜です。

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