10話
あれ?
忘れてた。
ごめんちゃい
えーっとですね、思いついて書くと話がわからなくなりますね。
10話
「ゆ…し…目を…せ!…シ」
俺は炎狼の一撃により、状態異常の気絶に陥った。状態異常は二種類に分割される。物理状態異常と、心理状態異常である。物理は毒など燃焼状態で例えられる。心理状態などは恐怖や混乱が一番知られている。他の心理状態にあんまり陥いら無い為、情報が少ない。
HPを一気に削られて意識を失った俺は思った。
(なんだ?誰だ?)
霞んで聞こえ難い所為で、声が聞こえない。そして、俺は意識を取り戻す為に集中する。
「ユウシ!目を覚ませ!」
「うっ、くっ、」
意識が戻って一番最初に襲ったのが痛みだった。俺は呻く。深呼吸して痛みを食いしばる。
「和か?」
「おう、HP1割切ってたぞ」
俺は和の顔を見つめた。すぐに視線を自分のステータスバーに移す。どうやら一気に奪われた俺のHPを回復してくれたみたいだ。
「すまん、助かった」
「ルミさんが、ポーションを当てて無かったら、死んでたぞ」
俺はすかさず礼を口にする。どうやら、ルミ姉がポーションを俺に投げ掛けてた見たいだ。
「気にするな…それより戻るぞ」
「ああ」
俺は和の一言で、戦場を見つめた。ルミが炎狼の注意を引きながら、クラが火魔法で遠距離から攻撃を当てる。火力が意外に高いぞ。多分【付与】で魔法攻撃を上げてるんだろう。
俺は腰に手を当て、ナイフを取ろうとする。しかし、無いので辺りを見渡す。土の上に転がっていた。俺は立ち上がって、ナイフを拾う。俺はナイフを確かめるように握る。そして、思考を馳せる。
(レムさんを守るには、強くならねえと、約束果たせねえ…なら)
「強くなるだけだ」
「どした?」
「いや、なんでもねえ」
小さく呟いた俺の声に和が反応を示す。誤魔化すことにして戦闘に注意する。足に【身体強化】をかけて飛び出す。
「戻るぞ!!」
「「遅い!!」」
「分かってる!」
炎狼の頭上にある、3本の棒を確認する。いずれも3つの縦線が入ってる。二つ目の棒のは最初の縦線の一本まで緑色に染まっている。
(まだ、あんなに…)
つまり、それ程HPが残っている事を示す。つまり12分に分けられたHPバーが、まだ7割も残っているという事。そして、ここで更に最悪の事態に陥る。
「ユウシ、私ポーションもMPも無い」
「私もポーション残量が少ないから」
「チッ、まじか」
つまり、魔法攻撃が使用不可能になる。近づくだけで、【燃焼/1】が掛かる炎狼。極小だが、5秒にHP1奪われる上に自分より高ランク高レベルの相手をする場合、状態異常を回復するまで、微量でも少なくなったHPだと、一撃死する事もある。安全な遠距離の攻撃方法が出来なくなる。
それでも、ユウシは炎狼に突っ込んで行く。
「うらあああ!!」
「がヴヴヴ!!」
炎狼がユウシに対しての攻撃を開始する。
左から来る、炎狼の爪を上に受け流して、体を右にずらし落とす。なんとか爪を回避する。そして、俺は紅蓮斬を使う。
「紅蓮斬!」
ナイフが紅色に輝く。砂の様なキラキラは無いが、十分綺麗だ。ナイフを振るう。紅い斬撃は炎狼を斬り付ける。すると、血が吹き出した傷口に熱が籠る。俺は直ぐに体制を炎狼が呻いた一瞬で立て直す。そして、距離も取る。
「林射」
距離を取った所へ4本の矢が炎狼に同時に刺さる。そして、炎狼が瞳をルミに移す。
「飛翔斬!!」
その一瞬を飛翔斬でお見舞いする。蒼白い蒼白の斬撃が炎狼に飛んでいく。炎狼はそれを少々驚かされた様な表情を浮かべながら避ける。だが、俺はそこに立っていた。飛翔斬の後ろを走って、炎狼が避ける方に追う。
「体岩閃!」
名前の印象とは打って変わって、緑色の一閃が引かれる。炎狼の皮膚が千切れる。体岩閃は、相手に出血の状態異常を与える為、最初に使う技の筈だが、今頃使ったのには確認する為だ。
「「まだだ!!」」
後ろに下がった俺を、見計らって。和とクラの2人が、共に攻撃する。クラは質素な片手剣で2撃繰り出す。和は、【二刀流】のスキルにする為、【片手剣】と【両手剣】のスキルを選んだ。その内、両手剣のスキルを発動させる。
「ブレードスラッシュ!」
ズバん!
ズバっザシュ
桐和が楽しそうに笑っていたのは全員に見えたのだが、この事で皆が思った事とは
(((戦闘狂か)))
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「はあっはあっ」
どれ程時間が経過しただろうか。ルミが矢を放ち続け、風を纏う強力な一撃を6本放ち、もうMPが無い。和とクラが不意打ち、ユウシが突っ込む。【燃焼/極小】を受けて、HPが既に残り僅かしか無い。炎狼はまだ半分以上程しか削れて無い。ルミの強力な一撃は縦線1本削り取るがそこまでしか出来ない。しかしここで更に俺達のやる気を無くすように、ルミが疑問を口にする。
「おかしい」
「何が?」
「範囲攻撃がまだ来ない」
「「っ!!」」
範囲攻撃を使用していない。その事に和とクラが驚愕する。
「ちっ」
ユウシもまた、舌打ちする。HPが少ない今、避け難い範囲攻撃なんか出されたら、終わりだ。MPがカラッカラの今、誤魔化す事は出来なくなるアーツを使うしかない。それはユウシが先程確証を得たスキルを使うと言う意味で、危険でもあることだ。失敗すれば炎狼に噛み殺されるからな。
(使うしかねえか)
「インベントリ」
インベントリと口にして、ポーションを選ぶ。そして、ポーションに指をかざして、ボタンを押す様に手を動かす。すると、手の平にHPポーションが具現化される。俺はすかさず、それを飲み干す。MPポーションはもう無い。それから、2本、3本とポーションを摂取する。
ゲームで、HPも消費可能なのは良くある裏スキルの事だ。RMAOの中じゃあ、あると設定されているにも関わらず、本当は無いのかも知れないと思われ始めている。何故なら、未だに誰も発見してい無いからだ。
「体岩閃!」
アーツを発動させ、突っ込む。
「うおおおおおおお!!」
雄叫びを上げて、走る。ユウシのHPバーが減り始める。そしてユウシが踏ん張るように体を張ると減損量が増えた。HPが目に見える程、減ると。
「HPが減ってる?」
「「え?」」
ルミと2人がユウシのHPの状態に気付く。そんな3人を他所に、炎狼はユウシを見て愚かとばかりに目を細くする。そして、発動する。
範囲攻撃を。
「グヴヴヴヴォオオオオオ!!!」
炎狼の周りの炎が、立ち上がる、そして一気に爆発する。熱が4人に襲い掛かる。だが
ヒュッ!
ユウシのナイフが振るわれた。そして炎狼の炎も消えた、いや掻き消された。ユウシの左手にポーションが2本。1本飲み干される。もう一度。
「体岩閃!!」
状況を理解出来ない炎狼にユウシのナイフが襲う。そして、ユウシのHPの残量は、極僅か。そして、もう1本のポーションを口に含む。そして、開けっ放しのインベントリから、最後の3本を一気飲みする。
半分程回復するHPが再び、減る。目を丸くしながらようやく炎狼が動く。だが、時既に遅し。ユウシは振るわれる爪を躱す。そして、ナイフを突き刺す。もう一度HPの残量がガクンと減る。
「ああああああああ!!」
ドパン!!!!
耳が千切れんばかりの破裂音が響く。そのまま、炎狼が吹き飛ぶ。
やっぱり読む方が楽しいし、書くのは意外と難しかったりするんですね。
あ…素人です。




