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56 引き取り交渉


 ノックの音がして、「太郎様、エレオノーラさんをお連れしました。」


「あ、入ってもらって。」


「失礼します。 あ、お母様。」 鑑定したから分かっていたけど、エレオノーラの母上公爵夫人だよね。メイド長みたいな振りしていたから乗かっていたけど。


「太郎様、確かに我が家の縁者エレオノーラです。 今回はありがとうございました。」


「いえいえ、 エレオノーラこっちに来て座って。」


「え、お母様、今日はどうしたのですか。」


「あ、エレオノーラを転売しようと思って買い手を探していたら、アンドレアソン公爵家が受けてくれるということになったので、引き取りに来てもらったんだよ。」


「え、ご主人様は自分だけの性奴隷にすると仰ったじゃ無いですか、なんで転売なんてするんですか。酷いです。」

 侍女が鑑定を持っていたようで、未通女であることが確認出来たようでテレーシア様に耳打ちをしている。


「え、だって包丁使えないじゃない。これからお店するのに店員頼めないじゃない。それに、正夫人を言いくるめて押しのけようとしたりする奴隷は要らない。」


「料理や店員なんて、そんなの性奴隷の仕事ではありません。ご主人差へのご奉仕が仕事ですから出来なくても当然です。性奴隷が積極的にご奉仕することがいけないことなのですか。まだ閨房術もお見せしてませんのに売り払うなんて酷いです。」


「だって、正夫人3人に性奴隷10人もいて、そんなことばっかりしてたら身体が持たないし、性奴隷だってメイドと店員をさせるって言ったでしょ。それ、出来ないんだもの。 ウキウキで来てたベルタを言いくるめる交渉能力を、こんな所でくすぶらせておく必要は無いでしょ。

 エレオノーラの事務処理とかマネジメント能力なんて今の僕では宝の持ち腐れだよ。もっと有効に能力を発揮してもらう方が適材適所。有用でしょ。」

 この世の終わりのような顔をして、涙目でエレオノーラが僕を見つめる。


「太郎様、それではエレオノーラを大金貨50枚で引き取らせて頂きます。宜しいですか。」


「まったく問題はないのですが、僕の利ザヤが大きすぎませんか。」


「公爵家がエレオノーラの価値をそのように評価しただけです。本当に綺麗な身体のまま保護いただきありがとうございました。」テレーシア様が深々と頭を下げる。


「う、ちょっと待ってください。僕も謝らせてください。エレオノーラを風呂に入れたり触ったしています。すみませんでした。」


「性奴隷の主人が裸も見ないなど、性奴隷に失礼ですよ。そのくらいのことは当然です。しかし、手は付けていないのですからその自制を公爵家は評価したものです。アンアリーナ様は良い息子を持ったものですね。私も欲しいですわ。

 そうは思わない?エレオノーラ。」


「あ、そうですよね。母上様だってご主人様を義息子を持つべきです。それは義務です。」


「そうよね、太郎様、先ほど第三夫人までいらっしゃると仰いましたが、増やす予定は無いのかしら。」


「正夫人ですか、後1人(仮:審議中)がいますよ。」


「それなら4人も5人も一緒よね。」なんか、不吉なことを呟いてるぞ二人して。


「では、奴隷紋を解除しますね。」とエレオノーラの横に立ち、スキル奴隷商人を起動して奴隷紋破棄を行う。


「これで、エレオノーラさんは僕の奴隷では無くなりました。公爵家の奴隷とするのであれば、奴隷紋を刻みますが、如何いたしましょうか。」


「それは要らないわ。貴族身分の復権はまだできないけど平民で十分よ。太郎様の子を身ごもっても、これで平民身分ですからね。」テレーシア様なんか不穏なこと言ってませんか。


「あの、僕は手を出ししてないので、孕ませてなんていませんよ。」


「今は、そうよね。将来は分からないじゃない。エレオノーラの色香に迷うこともあるかも知れないでしょ。」


「多分ないですよ。」


「ご主人様、酷いです。」


「僕はもうご主人様じゃないよ。」


「そうね、これからのことはアンナリーナ様に相談しましょうかね。あ、言い忘れたけど、アンナリーナ様は私の従姉妹なの。だから、無理が利くのよ。期待してね。」

 って、何を期待するんだよ。


「あ、はい。」


「母上さま、私、性奴隷から解放されましたが、まだ未熟者です。これらのためここでエイラ様の元で家事などを勉強させていただきたいのですが、お許しいただけないでしょうか。」

 おい、エレオノーラ何言ってんの。早く家に帰りなさいよ。


「そうね、学園では主席だったけど家事育児は身についていないのは確かね。一度屋敷に戻り公爵に相談して決めましょう。 いいですね、エレオノーラ。」


「はい、母上様ありがとうございます。一旦、屋敷に戻ります。」


「では、太郎様失礼します。」


 テレーシア様とエレオノーラは侍女と共に帰って行った。






 エイラさんと一緒に玄関まで見送り、馬車の出発を見届ける。


「なんか朝から疲れた気がする。」


「お疲れ様でした。ではお部屋の掃除を始めます。太郎様はこれからお出かけですね。」


「うん、次の性奴隷を引き取りに行って来ます。少しずつのつもりだったけど、このまま全員引き取ってくるから10人分部屋を用意と、お風呂の用意をしておいてくれるかな。あと、お昼はまたオムライスにするけど、いいかな同じで。」


「はい、大丈夫です。」


「野菜を刻んでおいてくれる。米は前回のがアイテムボックスにあるからそれを使うよ。」


「じゃ、出かける用意をしてくる。窓を開けておくから、1時間くらい換気したら閉めておいて。」


「はい、分かりました。」


 エイラさんに指示をして、自室に戻り窓開けた。



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