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301  エベスル王都

 奇跡的に更新できました。m(_ _)m

 流石に寒くなってきたので、マルディダの頭をなでていたら(しばらくしてからだけど)「おはようございます」 って、起きてくれた。

 徐にマルディダの体を横に降ろそうとしたら、上目使いに微笑んで「先ずは、太郎様分補給が最優先事項ですよね?」と言うが早いか、両手で頬を押さえられた。朝のルーティンで義務付けられている訳ではないのにな~ まあ、いつものことと言えばそうなんだけど、息できない時間はなんとかならないかな~

 「太郎様分補給完了しました。」と言い横に降りてくれたのだけど、そのまま腕枕体制に入られた。  結局上半身に布団は掛けられないのは同じで、マルディダという発熱体が無くなったので余計寒い 鳥肌立ちそうなんだけど・・・

 はにかんだ感じでふにゅふにゅしてて可愛い。マルディダにとっては初朝(初夜明け?)なので、寒いのはひたすら我慢  だな。


 マルディダの表情を見る限り昨晩の事は記憶にないみたいだから、自分も今までどおり接しようと思う。 そんな状況に追い込んだ自分の責任も重大だしね。

 ただ、これからは寝首描かれない様もれなく防御魔法を掛けておくことにしようと思う。(メモメモ)


 少しの間たわいない会話(外は晴れている見たいね、朝寒いね、位の事しか言えないコミュ障だけど、頑張ってんだよ)をして、朝のまったりした時間を過ごした後(こういう時間をとってあげられなかった事も一因といえるしね。)、「朝食を摂ってから出発すること」を告げて着替えを促した。

 (「着替えさせてくださらないのですか?」攻撃は受け付けない様に先制したよ。)


「朝食の用意が済むまでに着替えて出てきてね。ゆっくりで良いよ。」と言い残し、そそくさとマルディダはベッドスペースに残し、脱ぎ散らかしているジャージ類を拾ってテーブルスペースまで移動、なんも着てないから布団からでるとやっぱり寒い。

 チャチャッと着替えて「さあ料理」と思ったら、テーブルの横にマルディダのトランク発見。


 「着替えがなきゃ着替えられないじゃん。」と、自分にツッコミを入れつつトランク持ってベッドスペースに移動したら、マルディダは毛布を巻いてベッドに座ってましたよ。


 「着替えさせに戻ってきてくださったのですね」と微笑むマルディダに「そうしたいのは山々なんだけど、朝食の用意があるから、セルフでお願い」と、軽く返したら、不満そうに頬を膨らませる表情が可愛いが、見とれていると朝食作れないので「よろしく」と再度軽く微笑んでキッチンへ移動。



 さてさてっと、軽い朝食にすることにして、キャンプの定番といえば、ホットサンドかな。

 アイテムボックスから冷凍食パン(○城春秋 食パン:スライス済)を取り出して、具は王女様向け豪華朝食として「ローストビーフサンド一択」とは思ったけど・・・、まあ野宿の朝食だからあっさりと赤城鶏スモークにスライスチーズ、レタスの定番にした。あと一品はほうれん草(湯がいてストックしてあるグンマー名産チジミほうれん草だよ)を和えたストックポテサラ&ツナ缶の2種類。

 ホットサンドメーカー(電動だよ)にセットしてタイマーに任せればいいから簡単。

 ころ○んベーコンと卵でベーコンエッグ。ストックしてあるグンマー産のフルーツニンジン、ラディッシュ、紫タマネギのチョップドサラダに、キャベツの千切りで一皿

 うーん良いじゃん。 あと、珈琲で目を覚まして貰おう。


 ついでだから、昼食も作っちゃう。

 アイテムボックスから「ストックとんかつ」を出して、「食パン(同じ赤○春秋 食パン)」、「千切りキャベツ」、定番「ぶる犬とんかつソース」&「辛子マヨ」でOK

 お昼まで時間があるから食パンは自然解凍するだろうから、そのまま重ねて紙に包んで、潰れないように箱の中に入れた。

 昼食時お茶を沸かす合間にカットすればいいから朝の仕事はここまで。


 完了と思ったけど、お馬さんに朝ご飯をあげていない事に気づき、寒いから嫌だけど車外に出て飼い葉と水をあげた。(調理作業して少し体が温まったと思ったらけど、屋外にでたら元の木阿弥)



 車内に戻りわさわさと朝食セットしてたら、マルディダが着替え終わって来たので朝食にする。 キャンプだと朝の新鮮な空気と静寂の中で焚き火を囲んで、白い息を吐いきつつ朝食&珈琲でまったりなんだろうけど、冷え切った体には酷なので開放感は無いけど車内で朝食。


 ちなみにマルディダはあまり珈琲は飲まないらしいのでミルクたっぷりラテだよ。

 王家だからねやっぱり貴族様は「お茶(紅茶)」なんだろうな~ なんて不敬な事が頭をよぎったが、考え無いことにした。


 食後はそそくさと後片付けして(といってもトレーラー等をアイテムボックスに放り込むのと、昨日作った風呂などを土魔法で更地に戻すだけだけなんだけど、もちろん土魔法で穴掘って汚物等は処理した)、お馬さんに馬車をセットして出発。




 昨日と同じで一部転移でショートカットしつつお昼前にはエベスル国王都に到着。


 正門前には検問待ちの列が出来ていたので、腹ごしらえをしてから列に並ぶことにして御者台で、マルディダと並んで昼食を摂った。

 若干風はあるけど冬グンマーではないから無問題(「基準が違う」とかいうなよ?)。太陽が出てるし、風よけシールド位で十分快適に過ごせるのさ。 

 お馬さんにはニンジンとカイ○ズ通販でポチった「かじ○じキューブ(小動物用で割高なんだけど 材料は馬用とおなじアルファルファだから問題ないっしょ?)」をおやつとしてあげたよ。


 

 マルディダとたわいない会話をしながらも、ボーッと列の進み具合を見ていたが、入国(都)審査トラブルも無いみたいでそれなりに進んでいるから、並んでもそんなに時間は掛からないかな~。

 現在ティヴァル王国とは同盟関係であるし、敵対していたヤンクロット国とも終戦和平協定中で外交緊張はない。国内のやらかし王子達による王位継承権争いもなく、国内は平和な状態だからまあそれなりだよね。

 エベスル国は直接マゾーン帝国と国境を接していないから、緊張感が緩めなのは当然といえば当然か。

 これで、昨晩蘇生を選択していなかったら、やっぱり外交問題になって・・・だな。 うん、考えるは止めよう。昨晩は何もなかったんだからね!



 「太郎様 難しい顔していますが、どうかなされましたか?」と、マルディダから声を掛けられてので、

 「平和でいいな~と思っていたところだよ」と返したら

 「そうですね。なんか平和な感じがします」 夕べ君がその平和をたたき壊す所だったんだけどね とは言わないでおく。

 「じゃ、並びますかね」と、お馬さんの用意をして正門列まで移動し、30分位待機のあと入国(都)審査を受ける。



 門番さんに「次」と言われ、前に進む。


「通行証を出して」 あ、門兵さん事務的だ


 差し出した通行証をみて「ティヴァル王国発行のエベスル国あてだな。 人数が書いてないが二人で間違いはないか?」


 「はい、夫婦です。」マルディダさんキッパリ


 「お、そうか。貴君は珍しい髪色をしているが、ティヴァル王国出身なのか。」


 「いいえ、私はティヴァル王国出身ではありませんが、妻がティヴァル王国の者ですので、ティヴァル王国民の身分を持っています。」

 貴族籍も持ってるけどね。とか余計なことは言わない。


 「そうか。黒髪と言えば、アルベルティーナ王女殿下、カミラ王女殿下の婿殿が黒髪と聞いてはいるが、貴君も何かの繋がりがあるやもしれんな。

 まあ、そのことは兎も角、王都来訪目的は商売か? 荷物の内容は?」


 「王家への献上品搬入です。荷物は王女殿下へ贈答品になります。」 


 「王家への? 外交使節ではないのか? 派遣正使はおらんのか? 献上品の中身はなんだ?」 門兵さんとっても訝しげ


 「はい、ティヴァル王国ブレーデフェルト辺境伯家から、アルベルティーナ王女様、カミラ王女様及び皇后様への私的献上のため訪問であり、献上品の上納目的でティヴァル王国からの外交使節ではありません。

 献上品の中身については、蝋封にて封印されておりますので、詳しいことはお話できません。」


 「ブレーデフェルト辺境伯とはアルベルティーナ王女殿下方の婿殿であるな。

 うーん それが事実であることの証明をすることはできるか。」


 「添え状としての目録はありますが、蝋封されていますので・・」


 「本物であれば開封は国際問題になるな。貴君らの身分も、献上の真偽も、献上品中身も確認出来ねばこののまま通すことはできんな。」


 「では、どなたかに私達の身分保障をしていただければ入都は可能でしょうか。その方に蝋封の真偽等も含めて確認をお願いできますか。」


 「まあ、貴君達が王女殿下の婿殿の使いであることの、確認ができれば、入城は問題無かろう。」


 「では、『奪還班長』さんに連絡をお願いできますか。」


 「誰だ その奪還班長とは。」


 「宰相様のご子息様です。以前ティヴァル王国でお会いしたことがあるので、保証していただけると思います。」


 「アウグスティン=サンテソン殿のことか。 分かった手配しよう。 それまでの間は門外で待機してくれ。」


 「はい。分かりました。」と事を荒立てずに、すごすごと門から離れてさっきの休憩場所まで戻った。



 「俺が、そのブレーデフェルト辺境伯だ~。」とは言わないのですね。 マルディダが茶化すように笑う。

 

 「『俺が法だ、俺がガンダムだ~。控えおろ~。』とか言っても面倒くさくなるだけでしょ。」


「ガンダム? なんですか?」


「気にしないでください、言ってみたかっただけです。 まあ、奪還班長さんが来るまで気長に待ちましょう。」

 自分一人だったら転移でとっとと王宮内に侵入して、コソっと荷物だけ置いてくるつもりだったんだけど、マルディダがいるからそういうことは出来ないんだよ。


 時事ネタとして「群馬パスポート」が話題になっていますね~。増刷分が1時間たらずでシステムパンクで、再開後直ぐに初回分終了とか・・・

 集中は予想できたで有ろうからシステム増強対応はしていたのでしょうけど、それすら上回ったということでしょうかね~。 分かりません。

 ちなみに、筆者は当初配布で取得済みで、スタンプもコンプリート済みです。

 補足:コンプリートスタンプは係の人が押印スタンプ確認してになるんだけど、「3万冊分確認することになったら大変だな~」と心の声。


(「そんな間があったら、更新しろよ!怒。」といのは無しで・・・)

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