022 侯爵子息の困惑
読んでいただきありがとうございます!
たくさんの誤字脱字にお付き合いの上、『報告』感謝の念に堪えません(´Д⊂ヽ
本当に気を付けたいとは存じますが、日々製造しております・・・(/ω\)
今後とも宜しくお願い致しますm(_ _*)m
「閣下。馬車の準備が整いました」
ハーシェルヒルムが扮したシェリーがオリヴァーに帰路の準備が整った事を伝える。すでに、出口に近い応接セットのソファーに腰を落ち着けていたオリヴァーは軽く頷くと優雅に立ち上がり、明るい茶色の少し切れ長の目を細め甘やかに微笑むとジャネットに手を差し出す。
「帰ろうか」
「はい。閣下、ありがとう存じます」
ジャネットはいつもと違うオリヴァーに戸惑いながらもエスコートされていたが、それが恥じらっている若い令嬢の様に周りには映っていた。3人は気品の高い貸馬車へと乗り込み、予定の場所へ馬車を走らせる。
◇◇◇◇◇
「ねぇ!ルディー様!私、とても楽しかったわ!もう少し会場の雰囲気を楽しんで帰ってもいいかしら?」
「はぁ〜しょうがないな。ティナは。少しだけだよ。少し歩いて回るかい?」
部屋を出た、ジェラルドとグレーテは、先んじて隣の部屋を出た商人の動向を探るべくホールに出ると、ゆっくり溶け込む様に飲み物や軽食に手をつけながら会場を一回りする。グレーテはホール中を眺めた後、明り取りの為にカーテンが開かれている窓の外に目を向ける。
「赤い鳥は、飛び立ってしまったようですね。私たちも帰りましょうか?」
「あぁそうだね。そろそろお前を連れまわしていると君の父君
に叱られそうだ」
軽く肩をすくめたジェラルドはおどけた様に答えた。商人達が会場にいないことにほっと力を抜くと、飲み物を持ってきたメイドへ馬車の用意を頼む。ゆっくり向かうから急がないでと優しく言いつけると、会場をゆっくりと一回りして馬場へ向かう。
馬車に乗り込むと、二人は放蕩な若い男女では無く、騎士の顔になり周囲を警戒する。御者は今日だけの貸馬車屋がつけてくれた御者なので、2人でわいわいとした取り止めの無い会話が弾んでいるように声を出しながら、追手がかかっていないのを蹄の音、カーテンの隙間からの目視で確認した。
前もって御者に依頼していた目的地である高級宿にて到着すると、御者へ残りのお金を払い馬車を帰す。宿のロビーへ入った2人を身なりのいい宿の使用人らしき人間が近づいてきて恭しくお辞儀をする。使用人はにこりと微笑むとこちらでございますと最奥の小さな宮殿の様な離れに案内した。ジェラルドとグレーテは離れの玄関ホールに入るとそこには別の使用人が待ち構えており、夫々にお部屋をご用意してますと階上へ案内される。其々の部屋に入り1番仕立てのいい普段着に着替え顔を引き締め階下に降りるとお食事の用意がございますと晩餐室へと案内される。
◇◇◇◇◇
「ネリー嬢、疲れたかい?」
「ふふっ。クリス様ありがとう存じます。少し・・・私、お喋りしすぎではございませんでしたか?」
「いや。そんなことないよ。君が楽しそうで良かったよ」
ガーネットの様な赤い瞳を細めて微笑むクレメンスに、この男、これが通常運転なのか?とナサニエルは内心動揺しながら「まぁ。嬉しいわ」と微笑みを返す。ナサニエルの反応に微笑みつつ、馬車の用意を使用人へ頼み、出入り口までエスコートすると御者が開いた扉へ先に乗り込む様促す。
この馬車だけ、エヴァンス侯爵家の紋章なしの馬車でエーレンフリートの従者のハンスが御者に扮していた。彼も彼で、御者待合場所で御者仲間と語らい情報を集めていた。
御者はナサニエルが乗り込む際に手を差し出し、乗車の手伝いをすると手に小さな何かを渡す。それに、続きクレメンスも乗り込むと扉を閉め、ゆっくりと馬車を動かす。馬車に腰を落ち着けたクレメンスはナサニエルににっこりと微笑むとそれを頂いても?と言い、先ほどハンスがナサニエルに手渡した紙を受け取る。
「それは?」
「あぁ。ハンスが使用人仲間に聞き込んだ事のようです。それと、商人三人はすでに会場から出ています。他の仲間らしき人間も後を追って会場を出てますね。先の2台の馬車への追手もない様ですよ」
「え?彼は?エヴァンス侯爵家の使用人かい?」
「いえっ。エーレンフリート様の従者です。優秀ですよねぇ。私の従者にご教授願いたい位です」
「流石ですね!筆頭侯爵家は従者まで優秀ですか」
「エーレンフリート様と乳兄弟だそうですよ。ふふっ最初、私も試されました」
「はい?試された?」
「お嬢様に相応しい男かどうか。という洗礼でしょうか?」
「あぁぁ。気が抜けませんね」
「本当に」
くすくすと笑いながら二人でとりあえず、先ほどの会場の事を置いておいて、ハンスの話に花を咲かせていた。すると突然、御者台側の小窓がコンコンとノックがされた。小窓を開けるとハンスが
「気になることがあるので、遠回りしてもかまいませんか?」
と伺いを立てて来たので、それに二人了承するとありがとうございます。速度を少し落とすと思いますと言い終え小窓を閉め少し速度を落として馬車を進めた。
すると後続の馬車が急に速度を落としたエヴァンス家の馬車に追いついてしまった。比較的、広い道だったのでハンスはその馬車と並走するように速度を落とした様だった。
クレメンスとナサニエルは顔を見合わながら戦闘体制へ入りゴクリと唾を飲んだ。警戒とは裏腹にすぐに乗っていた馬車は先ほどの速度になり、並走していた馬車は離れて行った。何が起こったのかと二人は動揺したハンスの声かけを待つ。
すると、再び御者台の小窓がコンコンとノックがされ、小窓を開けるとハンスは少し眉尻を下げてボソッと何かを呟きました。しかし、馬車で移動している中の小声は外の雑音はなかなか大きく聞こえず。再度、聞き替えすと困った顔をした後に、ハッとした顔をして紙を渡してきました。
【追跡者 ネリー嬢 一目惚れ 家 把握 追跡 実は夫人 伝え 恐らく 諦めた】
「「・・・・・・」」
「・・・ネリー嬢はモテますね」
「女性に多少は見えるつもりでいましたが・・・・惚れられる予定は無かったです」
頭を抱え、青い顔をしながら気持ち悪いと呟くナサニエルにクレメンスは曖昧な笑顔を返す他なかった。予期せぬことはあったが2人も無事に高級宿に到着し待ち合わせの離れに案内される。
離れは、小さなお屋敷のようでがあり、玄関ホールで待っていた使用人たちに連れられて各々部屋へ案内されると、入浴と着替えの準備がされており使用人たちが手早く彼らの身支度を整えた。
身支度を整えると、一息つく間もなく「お待ちですので」と部屋を出され下の階へと案内される。案内された部屋に入ると、その大きな空間は晩餐室のようであった。しかし、最奥には豪奢なソファーがが鎮座しておりその場には、そこに居るはずのない人物いた。
兄であるアーデルベルトの蜂蜜色の金髪とは違う、光を集めた様な輝くばかりの波打つ金髪を後ろにまとめ、赤紫の瞳を細めクレメンスに優雅に微笑みかける男性が座っていた。クレメンスは体を折りすぐに最上級のお辞儀の形をとり口上を述べようとするが止められる。
「堅苦しい挨拶はいらないよ。クレメンス君。ご協力ありがとう。私はベティの従兄だ。これからは、家族としてよろしく頼むよ」
余りに恐れ多い言葉にクレメンスが固まると、最近では聞きなれた声で、私の弟をいじめるなという言葉と共に両肩を捕まれる。ゆっくり振り向いたクレメンスの顔を見てエーレンフリートが安心させるようににっこりと微笑む。クレメンスは、会うたびに緊張していた相手の顔を見てほっと一息付けた。
「クレメンス!ナサニエル!リートもついでに座れ!料理を出してもらったぞ!食べろ!」
突然耳に飛び込んできた言葉は、この場にいる人間たちの前で使ってはいけない粗暴な呼にかけで目を丸くして驚くクレメンスは声の主を探す。そこには言動とは相反した優雅な動きで次々と食事を消していくハーシェルヒルムが座っていた。
「ハーシュ。気を抜きすぎだ。クレメンスは驚いているぞ。あと、ゆっくり食べなさい」
「だって、気を張っていたから朝からほとんど食事出来てないんですもん!お腹すきました」
「分かったから、ゆっくり食べなさい。喉に詰まるぞ!」
イーヴォイェレミアスとハーシェルヒルムの仲の良い兄弟の会話に、その場にいる人間は苦笑するしかなかった。そこに、先ほど入ってきたらしいナサニエルがクレメンスへ声をかける。
「クレメンス様.。殿下方のご厚意です」
と、クレメンスを1番イーヴォイェレミアスを視界から外れる席へ案内した。隣には、ナサニエル、向かいにはエーレンフリートが座るとオリヴァーまで近づいて席についた。
緊張するクレメンスにオリヴァーは、
「ご存じですか?我々、子爵家の者なんですよ?」
と言うとそうそうと言いながらジェラルドまで近くに座り。あの方々は、なんというか・・・と言葉を繋ごうとするが横からナサニエルが口をはさむ。
「妃殿下の教育によって、爵位では無く為人を見なさいと口酸っぱく教育されていますからね」
「そうです。あと、異様に温厚です。いつお怒りになるかはわかりません。私は13歳で仕えて・・・12年・・・ハーシュ様が他人にお怒りになったところは見たこともありません。ご自身に腹を立てることはありますがね」
オリヴァーも補足する。だから、安心して食事を楽しめという事なんだと気がつきクレメンスは礼を言って食事を始めた。
◇◇◇
「つまり、陛下はこの国を売ろうとしていると?」
先ほどの晩餐室の談話室へ移動しお茶を頂きながら報告会は始まる。広く豪奢な部屋に、冷たく重たい声が響く。大きな声を出しているわけではない。威厳あるその冷えた声に自分たちが怒りを向けられている訳でもないにも関わらずその部屋にいる者たちは2人を除いてビクリと身体と顔を強張らせる。
そこに空気を読まない一人の間の抜けた意見が届く。
「兄上、陛下って・・・」
「あぁ。売国奴か?」
イーヴォイェレミアスの声は更に低さと冷気を増した。無表情の美丈夫は怖いと皆の気持ちが一つになる。
「更に不貞者か」
「イヴ。分かるが落ち着け。こうなった以上、君が国を導くんだ」
エーレンフリートの声に、一瞬苦虫を噛んだような表情をしたイーヴォイェレミアスはスッと表情を繕える。微笑む程の冷静さは取り戻せなかったが少しだけ頭が冷えた従兄弟に安堵しエーレンフリートはそのまま話を続けた。
「まずは、叔父上たちと連絡を取り合わねばならないな。退位は確定だろう?」
「売国奴に、国の上に立つ資格はない」
「あぁ。そうだね。イヴの能力は問題ないが、如何せん若輩だ。叔父上に補佐として立ってもらった方が他の貴族たちも納得しやすいだろう。それに、叔父上は罠に嵌められようとしている。陛下の弟嫌いもここまで引きずるものか・・・アンダーソン家には私が行く方が目立たないかな。だが、理由がないな・・・」
「ディーとお前が婚約すればいい」
「はっ?」
「えっ?」
「ないな」
イーヴォイェレミアスの唐突で、簡潔な提案に、ハーシェルヒルムが血の気を失い。その側近たちは絶句する。そんな中、エーレンフリートは冷静に答える。
「彼女の経歴に傷は付けれない。作戦の為に婚約などあり得る訳がない」
「そのまま、もらえばいいじゃないか?」
無表情でサラッと言ってのけるイーヴォイェレミアスに今度はエーレンフリートから冷気が流れ声が低くなる。
「本気で言っているのか?」
珍しくイーヴォイェレミアスが一瞬ビクッとなったのをハーシェルヒルムは初めて見て驚く。更にイーヴォイェレミアスが萎れたようにすまんと謝罪したのでその場の全員が驚愕し、沈黙が広がった。
そんな沈黙を破ったのは、最近エーレンフリートに一番耐性のあるクレメンスだった。それに縋るようにイーヴォイェレミアスはクレメンスの発言を許可する。
「発言宜しいでしょうか?」
「よいぞ」
「王弟殿下の所へは、私とベアトリクス嬢で向かった方がいいのではないでしょうか?
可愛い従妹と、最近出来た従妹の婚約者とお茶会は、ディオティマ様の行動としては不自然にならないかと思います。
エーレンフリート様が『ベアトリクス嬢からディオティマ様へのお手紙』の中に王弟殿下に面会の予定の先ぶれを出して頂きましたらお時間を頂き私からお伝えできると思うのですが・・・いかがでしょう?」
「「「「・・・・・・」」」」
「いいな」
「凄く自然だ」
「さすが、我が義弟!」
「有能ですね!同僚になりませんか?」
「こら!ナサニエル!私を差しおいて勧誘するな!うちに来ないか国王の側近になれるぞ!」
「まて!クレメンスはテイラー家で貰い受けると決まっている!」
提案に賛同を貰いほっとした矢先に不穏な会話が飛ぶ。軽々しく言っているが内容は全く軽くない。雲行きの怪しくなる会話にクレメンスは段々と青くなっていく。
「私が王になったら、婚約白紙もできるぞ!」
「それはご容赦下さい!!」
遂に、イーヴォイェレミアスが爆弾を落とすとクレメンスは真っ白な顔で悲鳴を上げるように懇願する。それを聞いた、エーレンフリートは妹と同じ金の瞳を細め特大の釘を差す。
「ベティに嫌われるぞ」
「・・・・・・・嫌だ」
「じゃあ、諦めろ。ナサニエル、お前が変な事言うからクレメンスの魂が飛んでいきそうだぞ!」
「いやぁ。彼使えますもん!今日、腕の立つカモフラージュで、信用できる出来る人間ってだけの人選だったでしょう?邪魔な行動をしなければ御の字でしたのに大活躍でしたよ!」
ナサニエルの言葉に、今まで黙って話を見守っていた護衛騎士の四人がコクコクと首を縦に振る。何もしてないのですがというクレメンスにナサニエルが優秀な点を述べ始める。
「まず、常に冷静なのがいいですね。私の女装にも、突然天井から頭が生えても不測の事態に短時間で順応してくれます。それに、人と周りをかなり見てます。次に何が必要か。この人の役割は何か瞬時に観察して補助が出来ることです。そして、言われた事を勝手に止めないのもいいです。あの音源は大事だったでしょう?」
ニヤリとナサニエルが笑うと、ハーシェルヒルムは少し遠い目になり、すでに音源を貰っていたイーヴォイェレミアスはコクリと深く頷いた。
「予想はしてたんですが、急に始めましたから私もつい殿下の耳を塞ぐ行動をとってしまったのですが、彼は手を止めることなく任務を遂行しました。その上に、今回は幸いにも戦闘なかったですけど、ストゥワート前公爵の孫で愛弟子なんでしょう?腕っぷしもある」
余りある高評価に、クレメンスは恐縮しているが、隣ではエーレンフリートがうちの子優秀でしょうと言うようにニコニコ微笑みながら頷いている。
「だから、あげません!テイラー家を敵に回したかったら受けて立ちましょう」
にっこりと微笑んだ笑顔は、魔王のようで老獪な父親の教育を得ているエーレンフリートを前に王子たち二人は口を噤んだ。無理だ。私は国王になるが魔王を敵に回してはいけないとハーシェルヒルムは心に留めた。
「さて、クレメンスはうちの子という事で纏まったね。では、王弟殿下への連絡係をクレメンスに。私は、ウォーカー辺境伯の叔父上に連絡を取るよ。最近、あちらも不穏な動きがあるからお祖父様が国境沿いで、叔父上は領のこちら側に滞在しているらしい」
「いやっ辺境伯は、王都に入っているようだ。商人が叔父上たちの密会の証拠を得たと言っていた」
ハーシェルヒルムが先ほど仮面舞踏会で得た情報を伝えると何処に滞在しているのかという話になったが、まずは王弟殿下であるアンダーソン公爵へ連絡し辺境伯の所在を聞くことにした。
それから、それぞれ兄妹同士で連絡を交換しリシュエンヌ王女にも伝え、情報交換はするが勝手に行動しないことをイーヴォイェレミアスは念を押した。それは、注意では無く命令であると。
エーレンフリート達への連絡は、エーレンフリートは出仕の際に、法廷日の打合せと称しイーヴォイェレミアスの侍従と、ハーシェルヒルムはたまにテイラー侯爵家へお忍びで遊びに行くのは通常通りなのでその時に、エーレンフリートとクレメンスとの連絡はベアトリクスへの訪問で話をすることに纏まった。
拝読ありがとうございます。
たくさんいますが・・・申し訳ない。
【愛称:イヴ】イーヴォイェレミアス第一王子殿下(19)
王国第一子、第一王子*髪:金、肩下、ウェーブ、一つの三つ編み*瞳:赤紫
【愛称:リート】エーレンフリート・テイラー侯爵子息(18)
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【愛称:ハーシュ】ハーシェルヒルム第二王子殿下(16)
王国第三子第二王子*髪:銀髪、腰まのロング、ストレート(ポニーテール)*瞳:青紫
【愛称:レメ】クレメンス・エヴァンス侯爵令息(15)
エヴァンス侯爵次子*髪:短髪・銀・センターパート・ストレート*瞳:赤
オリヴァー・ミラー騎士伯(25)【ハーシェルヒルム 側近(騎士)】
ミラージュ子爵家五男。 髪:黒、短髪 瞳:明るい茶色
【愛称:エル】ナサニエル・イーストン子爵(17)【ハーシェルヒルム 又従弟/側近(従者)】
イーストン子爵家三子(次男) 髪:ピンク、ふわふわ天然パーマ 瞳:赤
ジェラルド・ハリス伯爵子息(19)【イーヴォイェレミアス 又従弟/側近(騎士)】
ハリス伯爵子息二子(次男) 髪:銀、ロング(影武者もできるようにあえて延ばしている) 瞳:紫
ジャネット・イーストン子爵(17)【リシュエンヌ 側近(騎士)】
ナサニエルの双子の姉 イーストン家第二子(長女) 髪:ピンク 目:赤
グレーテ・ハリス伯爵令嬢(15)【リシュエンヌ 側近(騎士)】
ジェラルドの妹。13歳で騎士の才覚を魅せリュシエンヌにスカウトされる。 髪:深緑 瞳:紫




