最終話 そしてこれから
大急ぎで帰ったがジュールに超怒られました・・・いあ、昼からの予定?覚えてたよ、シューの犬小屋についてだっただろ?・・・ジュールさんすいません冗談なので無言で般若背負うの勘弁してください、奴隷商に行き10人購入し屋敷に戻る。購入する予定の奴隷はすでにジュールに決められていた、チックショー!
あとの屋敷の事はほぼジュールに丸投げだ、ありがたい事に貴族との付き合いもほぼスルーさせてもらっている、一度見合いの申し込み多くて困ると愚痴を言われたことが有るのでどのくらいあるのか見せてもらうと箱いっぱいの封書が有ってビビった、もちろんそのまま見なかった事にさせてもらった。。
翌月位に月の護符が南方伯地にあるダンジョンをクリアしたとかでBランクにまで上がったとドォンから聞いた、館に招待したらニールが「ここに住む!」と言い出したもんだから参ったよ、もちろん全力でお断りしましたがね。
食糧難にならなかったかって?いやいや有り余ってるシードラゴン食わせましたよ。
その時のニールの何気ない一言がアイデアとなり、各地に有る孤児院にシードラゴンの肉配りまくってたら『肉のおにいちゃん』とか言われた、おじちゃんとか言われなくて良かったと思う反面もう少し言い方と言うかオブラートに包んで欲しかったよ・・・
それからジュールに言われて必要最低限のハンコ押して、爺に誘われ東西南北あっちこっち行って収納してた。
それから・・・二年の月日が流れてた・・・
俺は今、急激な老化が原因でベッドで臥せっている、治療魔法や解毒魔法それに解呪など試してみたがさっぱり効果は無い。
ただの予想だがテロメアだっけ?今の俺の体は元の老体の遺伝子を使ったクローン体だとするとこの急激な老化の理屈が通る。
動けなくなる前にとジョー家と連絡を取りジュールに手伝ってもらって貰ったものは返しておき、蒼太の事も紹介しておいた。
アドンと蒼太が見舞いに来て暑苦しい泣き顔も見ることができた、蒼太には東方伯の地下の事も伝えたし危険性や重要性も伝え悪用しないよう念を押すことも忘れずにしておいた。
月の護符にも連絡とってこっちの世界で作れそうな料理のレシピも渡して広めてもらうよう依頼もしておいた、やはり食文化に関してはこの世界は遅れているから広めてやってほしい。
問題は亜空間収納の中身だな、死んだあとあふれ出しましたじゃシャレにならない。
久しぶりの質問だな。
Q亜空間収納の中身って時空間魔法の使い手が死んだらどうなるの?
A亜空間から切り離された状態になります、誰も取り出せなくなります。
なら溢れる心配もないか、アウンク家もジュールに継いでもらうよう手配もした、エイシド爺はワシより先に行くとは親不孝なと言われたが、お前は親父じゃないし・・・
一度は死んだ身だ、しかも異世界で米まで食えて結構好き勝手出来たんだし悔いはない、楽しい第二の人生だった・・・
ん?ここは?ベッドじゃない、ここは・・・神殿?
「ぱんぱかぱーん!おめでとうございます100億分の1の確率であなたの魂が選ばれました!ラッキーなあなたには異世界転生をプレゼントします!」
俺の冒険はまだ終わっていないようだ・・・子狐の悲鳴が聞こえたような気もするが気のせいだろう・・・
最後までお付き合いいただきありがとうございました。




