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米を求めて東方へ  作者: セキュル
52/61

52 謁見!

日曜日ですので2話投稿します。1/2

 


 二日酔いもなくいつも通りの目覚め・・・シューがリバースしています。

 リバースの後片付けをし、謁見用の服を買いに行く。二日酔いのシューは出かけることを伝えても尻尾で返事をするのみであった。


 結界とテントはその場に残し、王都の宿まで瞬間移動する。

 国王陛下との謁見があるなら中古の物と言うわけにもいかず、仕立屋で謁見用の服を頼み寸法を測ってもらう。大急ぎで仕立てるなら明日には出来ると言う事で金貨で8枚払っておく。


 王都をうろつくのも良いがやはり東方へ急ぎたい。

 ギルドに顔を出すとカウンターの上でエイシド爺が待っていた。行動的過ぎだろ爺、歳考えろ。


「渡すものがあったんで待っておった。まず儀礼服、お前はAランク冒険者つまり伯爵相当だ爵位に会う服装しとらんと笑われるだけじゃ。あと執事の一人を連れていけ、謁見用の作法を教えて貰うといい、あと謁見の日じゃが2週間先にしてもらった、用件は以上だ」


 そういうとエイシド爺は馬車に乗らず飛んで帰っていった・・・


 えっとあなたが執事さんかな?


「お初にお目にかかります、執事のジュールと申します。ナオ様の教育係となるよう主に申しつけられております。2週間と短い間になるでしょうが宮廷儀礼から立ち振る舞いまでとなると相当厳しくなると思いますのでお覚悟の方をよろしくお願いします」


 うへぇ・・・とげっそりした顔をしてしまい早速注意される。


「宮中ではそのようなあからさまな表情は慎んでください、基本は微笑、最低でも顔に表情を出さないようにしていただきます」


 いやここ宮中じゃないし、冒険者ギルドだし!


「そのような言い訳は通用しません。それよりもどこでお教えすればよろしいですか?」


 結局ジュールさんはニトロ邸で待機してもらい瞬間移動で迎えに行ってそこから絨毯上テントに移動する方法を取った。

 なぜこんなややこしいことをするかと言うと・・・

 ニトロ大公邸〜俺の精神が持たない

 宿〜1人部屋なので一緒に入って長時間出てこない=モーホー説はまっぴら

 1人なら宿に籠っていても「食料は持ち込んでいる」トイレなどはただ単に人と会わない時間に起きてることが多いだけなど理由がつけられるからだ


 そこからじご・・・じごk・・・ガクガクブルブルもう間違えまセンご綿なさい定規で豚ないで九d債おねんえががががっが・・・


 気か付いたらシューがぺろぺろしてくれてました。

 ”がんばった”


 そうか・・・俺は頑張ったのか・・・そして俺は意識を手放した・・・


 翌朝・・・今何日だ?

 ”おうさまにあう日ー”


 マジかどんだけ記憶ぶっとんてるんだ。

 身だしなみを調え、爺さんに貰った服を着てニトロ邸に瞬間移動する。


「おう、早かったのう」


 両腕を開き右手を胸に、足を揃え恭しく礼をし『大公様におかれましてはご機嫌麗しゅう』


 誰だこれ言ったの?俺か?まじか・・・


「キモ!」


 ひでぇ・・・


「しかしさすがジュールじゃな、よく身に染みとるようじゃ」


 普通身に付けるんじゃないのか?染みてるってどんなだ?


「聞きたいか?商人の放蕩息子が三日で更生する凄腕じゃ」


 アドンに付けろよ!俺に付けるんじゃねぇ!


「南方に居たのはそれが理由じゃよ、ジュールもあそこにいたぞ?」


 マテ、日数が合わないじゃないか、どうやって王都に戻ったんだ?


「ジュールはこの国に3人しかいない転送魔法の使い手じゃ、設置した魔法陣限定じゃがの」


 チートキャラにチート魔法つけるなよ・・・





 その後大公様と登城し国王陛下との謁見が滞りなく終わり、次に叙勲の儀へと移り名誉貴族として伯爵位を頂いた。







 欲しくねええええええ全力でノーサンキューって感じだが・・・断ることもできない。

 まぁこれが終われば東方に行けるんだ・・・我慢我慢・・・

 

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