表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
94/2606

94_心の数。

 もしも自分の心を、数値化するとしたら、どのようになるのでしょうかね?とぼんやり考え始めるところからお話を始める今日のゴブリンです。

 喜怒哀楽が感情表現の基本でしょうか、この4つのパラメタを組み合わせて、心を表現していくことができるのではないでしょうかね、と思考を進めてみます。


 喜び、嬉しいとか、高揚感とか、アクティブなプラスの感情という感覚ですね、行動を伴っている利益を得ることのできる状態で感じる感情と定義できるでしょうか。愛する人と結ばれるとか、難易度の高い問題を解決するとか、新たな発想を得るとか、挑戦して、それが成功する、成功した状態で感じる気持ちとか、考えるといいのでしょうかね。もしくは、相手から一方的な利益を与えられる状態も、喜ぶかもしれません。


 怒り、憤懣とか、憤り、こちらもアクティブな感情で、マイナスな方向へと、感情が振れているイメージですね。ただ、この場合、自分の行動が原因で不利益を得て、発生する感情でもありそうですし、周囲の状況で自身の行動を阻害されて、それに対する姿勢と見ることもできますので、一概にこちらからアクションを起こすのみの分類ではありませんね。ただ、最後に行動する、こちらから動くという意味で、怒りのあまりとか言いますから、能動的な感情であると、考えていいのかもしれません。


 哀しみ。悲哀、哀愁、ネガティブ、否定的な感情ですかね。ノンアクティブなイメージです。どこまでも受け身で、こちらからの行動で、哀しもうという感じではありませんね。積極的に哀しみに行くという行為もないではありませんけれど。悲恋の物語を読みたがるとか、映画を見たがるとかして、泣きたいという行為がそれに当たりますでしょうか?それでも、周囲から影響を受け取って、そのような感情になると考えると、受け身の感情表現なのでしょうか?


 楽しみ。享楽、楽観的、ポジティブ、肯定的な感情でしょう。ちょとノンアクティブなイメージですが、積極的に楽しみに行こうというような使い方もしますので、行動を伴った感情なのかもしれません。娯楽とかとも言いますね。これも、楽しくなるような愉快な、滑稽な物語を読んだり、映画を見たりして、その状態に持って行こう、とすることのできる感情でしょうか。周囲からちやほやされるとか、異性からモテるとか、快楽を得る、多幸感がある、幸せを感じさせられる、受け身の感情というイメーじでしょうか?


 単純に考えると、それぞれの感情のどれかがあるかを分析して、デジタルで判定します。0か1かですね。それで、その感情の強度によって、数値が変化するとかするわけです。ここはアナログでしょうかね?

 少し喜んで、とても楽しい、とか、怒り満載の中に、ちょっとした哀しみがブレンドされているとか、この四つの分類でも、複数の感情が混ざることは普通にありそうですね。なので、喜び1、楽しみ4とか表現できる、のかもしれません。

 では、喜びと怒りを同時に感じるような場合とかあるのか考えてみましょう。ライバルとかが登場して自分を妨害します、これは怒り?を感じてもいいシュチュエーションですね、しかし競い合う相手がいて、ワクワクする、困難を乗り越えた時を想像する、なので喜ぶ、なるほどありそうですね。

 お前強いな、おらワクワクしてきたぞ。といったような感じでしょうか?この場合は、楽しいもブレンドされている気がしますね、能動的ではなくて受動的なプラス感情っぽい感じがいたします。

 

 哀しみが楽しい感じもありそうですね、こう悲劇とか見ている状態、フィクションだから、外から見ていて、本当の自分がそうなっているわけではないので、どこか安心して、感情が大きく振れるのを確かめて、安心して楽しむ、のでしょうか。


 状況に応じて、喜怒哀楽を並び替えて、アナログっぽく波で表現すると、解りやすいのかもしれませんね。


「彼を見かけるだけで、歓喜に打ち震えます」

「宗教的な側面まで見えてきたような気がします”ご主人様”」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ