表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/2606

67_利益を得ていますか?

 利益を得ていますか?加速度はあまりありませんが着実に利益を得る見込みです。

 なんの話かというと、『もうかりまっか?』『ぼちぼちでんな』を丁寧に言ってみる例文に挑戦してみました。

 商売というものは、考えてみると不思議なもので、何も作り出すこもなく、物を右から左へと運んだだけで、利益を出すことができるように見えます。それは、詐欺のようなものではないか?と疑問に思い、思い余って糾弾して商人が肩身の狭い思いをした時代やら、地域やらがあったそうです。

 経済というものの概念があまり確かでなかった時代、地域だったのでしょうね。結構最近でもそんなお話があったような気がしますが、どうでしたかね?その手の、商取引きをする人々の存在について、どんな立ち位置があるのか?とか、学ぶ機会とかあるんでしょうか?


 現在は、普通に社会にお店屋さんというものが、定着しているので、それほど、不自然に感じないのでしょうと、予想します。肉親や、近しい人が、商店で働いていることも珍しくなく、未来の自身の職業に、なになに屋さんとか、自然に出てきますから。逆に専業農家になりたいとか、酪農をして、牛や豚を飼育してみたいとかいう子供の方が、少数派でしょうか?そのような感じがするのは、やはり一次産業があまり格好良いように見えないという風潮があるのでしょうと、これまた、予想してみるのです。

 地域差はあるでしょうけれども、一次産業が隆盛を極めているような場所では、子供の将来の夢がそうなる可能性が高いでしょうね。あまり、目立たないので、夢として敬遠している可能性もありますが。

 そうですね、スタイリッシュな田植えとか、害虫駆除とか、稲刈りとか、耕運機でカーアクションとか、美形の農業キャラクターとか、地味でコツコツ、根性と愛情が大事という、いかにも泥臭いイメージを払拭するような戦略に舵を切れるならば、もう少し若者を引き付けることもできるかもしれませんが、現実と乖離しすぎたイメージ戦略は、返って大きく、期待を裏切り、若者の一次産業離れを加速させかねない、のかもしれません。


 仕事というもののイメージが、スーツを着て、決まった時間に会社に行って机に向かうという、企業勤めの、物とか、災害時、非常時に何をするのかはっきりしているように見える、消防士やら、警察官やら、身近な商店での買い物で目にする、職種のイメージとかに偏っているのかもしれませんね。

 よく目にするはずの道路工事の人やら、交通整理の警備員やらは目指したりはしないのは、華が感じられないからなんでしょうかね?いいえ逆に、幼い時から、アスファルトを穿って、水道管を交換する人になりたいんです、とか、目をキラキラさせながら言う子供は、それはそれで、珍しいような気がいたしますが。

 ドリルとかに憧れて、土木作業の人になりたいです、なら、結構いそうですね。


 必要なものを必要としている場所や人に届ける、それも過不足なく、無駄なく、どこかで制御するわけでもなく、自然な流れで、滞りなく行う、それができるようにするのが、商人というものなのでしょうね。性格には、価値を定量化して提示して、顧客に示して、選択させる、利益を得るという行為そのものが、流通というものの、バランスをとるような、そんな感じなのでしょうと、予測するわけです。

 意識して流通を整えるといよりは、長く安定して儲けるための仕組みが、それを成し遂げているといった方が正しいのかもしれません。


 欲得の計算は難しそうですので、結構、上位から権力を使って制御しようとして、破綻している現象は、結構多くあったようですが、さて、現状、皆様周りの流通はどうでしょうか?

 きちんと、欲しいものが、必要なだけ手にはいるでしょうか?

 欲を刺激されすぎてもいけませんが、それをうまく刺激するような、商売の手を、変にこう捻じ曲げられていませんでしょうかね?ちょっとした疑問の提示でお話を閉めさせていただきます。


「彼の写真、結構高値なんですよ、買いますけど」

「ええと、隠し撮りに見えるのですか?”ご主人様”」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ