164_使えないものを売るのは詐欺では?
穴の空いたコップを飲み物を飲みたくない時に使用できますと、いう売り文句で納得したり言いくるめられてしまって購入する商品に対するクレームはこれはどうなのでしょうか、クーリングオフの対象になりそうではありますがそのようなジョークを楽しむのですよと軽く返されてしまいそうな気がいたしますねとかちらりと思う今日のゴブリンでございます。
武器とか兵器とかちょっと物騒な表現になりますが、とあるルールのもとで競いあるような状況がありまして、それらの勝負を取りまとめつつ、その状況に使用している兵器とかを販売している業者さんとかいるとう状況を想像してみましょう。その兵器、購入方法としては人気のあるものを、高い値段で手に入れることができるという、商売としては真っ当な、需要と供給を考えられている売り方をしているので、状況の中で優位を保とうを思うならば、かなりの予算を費やして購入を検討したり、まあかなりの量を買い求めたりしていたりしている、という買手が出てきていますことを、想像しましょうか。
で、しばらくその状況が続いたのですが、この売り手のメーカー兼ルールを司っているお方がですね、その兵器はあまりにも強力すぎて持っている方が必ず勝つということになって、不公平でありますので使用を禁止しますとか言い出したりする、という状況を想像してみましょうか。
ええと、それは怒りをあらわにしてもよろしいかと、推測するわけでありますけど、世間ではどのようになっているのでしょうかね?改めて調べようとかは思わないわけではあります。
その売り手とルールを統括している方の商売はもともとえげつないものでありますという方が多いような状況でして、どうも2年も経つと古い兵器はまるで戦場で役に立たないものになってしまう、というかルールで使用できなくなってしまうという、設定にしているようでありまして。新しい兵器をどんどん買っていただかないといけないのでそのような商売戦略となっているわけですが、その制限の中においても、発売後まもなく使用を禁止せざるをえない兵器をリリースしてしまうというのはこれはもう、不誠実と言ってもよろしいかと、言わざるをえない企業であると、強く断じる意見も多いように見受けられます。
これがもうルール無用な、国際社会における兵器の開発競争であるならば、騙された方が悪いのだよとかワルぶっても形になりそうでありますし、平和に直結するのでありますから、少々損をするとわかっていても相手が持っているであろう最新のものに対応するものを購入しなければならないだろうという、仕組みも妥当なものであるようにも思います。
この場合は技術の革新とか、企業努力とか研究の結果とか、突飛な思考の跳躍とかで戦術の変化が見られてそれに対応するためとか、どうしようもない状況もありますので、その辺り、損をすると知っていても買わざるおえない問いうことも想像できます。
この辺り、どうにも各種メーカーがうまくタイミングを見計らって、在庫を処理しつつ新しい技術の製品をリリースして行っているという戦略も見え隠れしますわけでありますが、商売、利益を多くとることを至上の命題としている売り手側としては、当たり前の前提条件であるのでありましょう、むしろ常識であるのでしょう。
つまり企んでいない売り手はいないという身も蓋もない結論が導き出されてしまうというなんともせちがないお話になるわけでして、あるのはいい企みと悪い企みがあるということで、この場合のいい悪いはその場だけでなくて将来にわたって利益がうまく出てくるようなサイクルを生み出すことのできる企みであるわけで、その場合の企みの根底にあるのが、買手が喜んでお金を出す仕組みでありまして。
生き延びている売り手はこれをうまく回しているのでありましょうね、とか想像するわけです。間違っても一度リリースした商品の使用を禁止するような売り手は、まあ、あまりうまくサイクルを回せてはいないでしょうな、とかいう意見が多勢を占めているように観察されます。
それでなぜ潰れないのかというとまた別の理由があるのでしょう、誰か嬉々として解説していそうな話題でありますね。
「恋愛とか勝負事はルールを作る立場の人が強いのですよ」
「最もですが、身も蓋もありませんな”ご主人様”」




