表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
163/2606

163_光、あれ?

 うろ覚えではありますが、世界で発行部数1位を記録した読み物にある一節であったと記憶しています、宗教関連は深く考察すると怖いことになりかねないので気弱に受けながそうとしている今日のゴブリンでございます。

 右から左に受けながすだけで芸とした方がおられましたが、昨今はあまり見かけなくなったような印象がございます。そもそもテレビジョン自体を見ないので母集団が少なすぎると言う原因もありそうではありますし、web界隈でも目的もなく波乗りをしているようなことはしなくなって久しいので可能性としては目にしていないだけで未だご活躍をされている可能性もあります。お元気ですか、と親しい友人のごとく声をかけてみるわけですが、一面識もありません。気軽に露出できるようになったシステムが構築されると、心理的に近い存在として認識してしまって、ちょっとした友達感覚で会話を試みてしまいたくなる罠とかありそうでありますねと、発想する方も多いのでしょう。

 それを逆手にとって、きやすいポーズで語りかけるスタイルを確立された方も多いように観察されるのですが、成功しているのでしょうかどうかは、まだ不明なように思えます。


 光のお話です、一般的に光は白いと表現されているわけでありますが、身近な光源といえば太陽が思い浮かばれます。直接目にするとただいな不具合に犯される可能性が高い危険な天体でありながら、そのエネルギーによって、崇め奉られてきている御方でございます。

 ご存知の方も多いわけでございますが、光というものは、いろいろな周波数を持っている光子の集まりのようなものでございまして、その波は横波であります。波には、縦波横波とありますが、進行方向に平行に振動するものを縦波と呼びまして、それと違いまして垂直に振動するものを横波と申します。

 進行方向に対して前後に伸び縮みするのが縦波、蛇のようにうねるのが横波とかとイメージすると覚えやすいかもしれません。地震多発地帯の国々、日本とかですか、その国ですと、p波s波とかがもしかすると生活に密着した呼び名かもしれません。p波が縦波で、s波が横波でございます。先に到達するのが、平行方向への伸び縮みでの縦波p波でありまして、その後ねじれとかたわみとかが主原因で伝わるのが横波であります。p波の方がわずかにs波より早く伝わるので、p波を感じた時点で警報を出すことができる仕組みであるそうです、相変わらすweb記事の斜め読みでありますので、鵜呑みにはされないようにご注意ください。


 横波の光で各種波長のものが混ざり合っているので、白く見えるという、仕組みでございます。光の振動数によって色を判別するセンサが目にはありまして、この振動数なら青ですね、これはオレンジですねとか判別しているわけでありますが、それらすべての振動数をすべて合わせて受け取ると、これは真っ白と判断する、とのことのようです。

 ごそんじの方も多いでしょうし、常識の範囲と言われても仕方がありませんが、色というものは、光がその物体に当たって、吸収されなかった残りの光が反射してセンサに届いたものでありまして、ものによって吸収する光の波長が変わっているのでありますね。

 このあたりの知識は10代前半くらいに義務教育で習うのでしょうかね?


 緑色に見える植物の葉っぱというものは、緑以外の光の波長を吸収してしまうということでありますね。つまりは緑を拒絶した主体が、それを主張しているとも取れるわけでありましょうな。色がそれであるということは、それ以外は受け入れるけれど、この色だけは勘弁なというネガティブな主張であると捉えると、ちょっとおかしみのあるような、突っ張っている少年みたいなイメージが浮かんでくるわけでありまして。

 そうするとすべての色を吸収する黒が素晴らしく包容力のある存在に見えてきたり、白なら、拒絶の大家であろうと見えたりしてきて、なるほど、各種物語の中で白が煙たがられる根源にこんなイメージもあるのであろうかとか、想像するとクスクスとした笑いが漏れてきたりするのです。


「私のイメージカラーはだから包容力のある漆黒なのですよ」

「腹黒という感じしかいたしませんな、”ご主人様”」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ