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スペースと読ませるそうです、最近感心した表現方法のご紹介でありました。文芸とか文字表現とかでもハッと気がつかせるような大胆な手法とか、ちょっとした小ネタの香りが匂わさられるようなものとか、結構出会うものなのですねと、工夫の余地に余念がないクリエイターの人々の、洒落た思いが私の心を震わせています、とかいうと、格好が良いのでしょうか、などと表現を気にして見ている、今日のゴブリンでございます。
某国の国営放送では、毎年週に一度45分ほどの枠を取って、ドラマを一年を通して放映するそうです。50回くらいでしょうか。週一回放映、12回で3ヶ月、これをひとまとまりにして、放映枠を改変したりしているそうでして、それが一年12ヶ月ということで、48回くらいの放映だったのでしょうかね?
基本一話完結のお話で、年間48本のシナリオを書いたということでしょうか、これは結構な文字数であったのでしょうと予想できます。短編連作48本と考えまして、短編の定義とか長さとかにもよりますが、起承転結を入れて、次回への引きと伏線の回収とかも含めて、そうですね、だいたい2万文字くらいの文章量でありましょうか?もうすこし少ないかもしれませんね、1万文字くらいでしょうか、それを、年間通して、48作と、文庫本2冊から3冊ほどの文章量でありましょうか。これはなかなか、素晴らしい執筆速度ではないかな、とか想像します、この国営放送のドラマは脚本家が一人ということでしたとのことですので、文章としてアウトプットしたものを読み物として販売するならば、少し読んでみたい気も致します。
少し調べてみますと、この脚本家の方は、有名な推理ドラマの脚本も手がけていたそうでして、ざっくりと斜め視聴した覚えがありました。なるほど外連味溢れた演出が多いという噂を常々聞いていましたが、納得いくような気がいたします。かなりキャラクターが立ったお話運びであったのであろうなと、予想いたします。ゴブリンは視聴していなかったのですが、機会がありましたら、また見てみたいドラマの候補に積んでおいてみようと思います。
45分かけることの48回ですから、4回で3時間、通して視聴すると26時間ですか、二日あれば視聴完了できる計算になります。ちょっと疲れそうですね。コマーシャルがないようですから、正味それだけ時間がかかるわけですが、日と昔前のドラマだと平気で100時間を超えるような長期放映ものとかもあったようですから、それに比べるとまだ視聴しやすそうです。
ちなみに、宇宙で大作戦するシリーズのドラマですと、六百話を超えるそうですね。とても最初から全てを見直すことはできそうにありません、と、言ってしまうと、1日に2話づつ視聴すれば一年かからずに終わりますよとか言われてしまうわけですね。なるほど言われてみれば、長いドラマを時間がないからと言って視聴候補から省くのは論理的ではないのかもしれません。
問題はそこではなくて、面白いかどうかということなのでしょう、と予想します。
web上の読み物、物語の中にも、長編なものが多いですね。これは商業的には長いお話が嫌われるというか、商売にしづらいので、あまり多数のタイトルを長編化する流れにならないので、商売にしない場所での発表作品を長期連載にして楽しんでみるという試みであったのでしょう、と予想します。
いつまでも、このキャラクターたちが活躍しているお話を読み続きけてみたい、と言う欲求は一定数存在するのでありましょうね。そしてその発表の場所というものも、結構しっかりと確保されつつあるのでしょう。
基本無料で公開できる場所を用意してくださっている、方々がおられるわけですが、これはやはり商売であるし、管理している方々のマンパワーが少数である可能性も大きいでしょうから、延々と続くのか、というとそういうことはなくて、いつかは終わる、サービスでありましょう、という認識は、結構必要なのでしょうね、と、話題がまた、流れていき、忠告めいた発言が出てきたところで、今日はおしまいです。
「的確に彼を追い詰める表現を日々工夫しています」
「恋愛というよりは、狩りに近いですな”ご主人様”」




