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145/2606

145_猿ものはウッキー。

 頭が悪そうなサムネイルでございます。年の瀬も押し詰まってまいりました、皆様におかれましては、年末年始のご準備は進んでおられるでしょうか。ゴブリンは通常運転で家事を回していけば大丈夫なように計画していますので、今更慌てることもございません。地域によっては年一番のご挨拶に向けて書状を多数作成するという作業が発生しているようでございますが、そのような習慣が身近にございませんので、商店などが長期休暇における物品不足というトラブルにおける対策を練る程度の難易度となっております。

 などとたまに時事ネタを挟み込むことによって現実味を出して共感を誘おうという試みでございますが、生活感に乏しいので話題が膨らまなく、弱化失敗の匂いが醸し出されております。


 日々平坦な日常を過ごしておりますと、いつの間にやら時間が漫然と過ぎ去ってしまっておりまして、振り返ってあれ私は今まで何をしていたのでしょうという焦燥感やら、喪失感やらで愕然としてしまっている方々も多く見受けられるように思います。対策としては節目節目でイベントを行って行って、日々の生活にメリハリをつけるのがよろしいでしょう、とかいう意見が多く寄せられているのではないかと予想します。

 ですので、年の瀬、年始にはそれらしい行為を行うのがよろしいのではないかと、発言してみるわけですが、それでは何をするべきなのでしょうかというと、これは文化圏で相当違いがあるようでございまして、好きな文化圏でのセレモニーでは、やはりクリスマスあたりから始まる、美食のお祭りでございましょうか?

 アメリカ開拓時代のエピソードから連なる七面鳥料理やら、素直に甘いケーキやら、ちょっと基本に立ち戻ってプティングなど、手のかかる料理に取り掛かっている方々も多いと予想しますし、店売りのそれら食材を物色するのも楽しからずや、とかおっしゃっている貴人も多いのではないかと、軽く予想するわけです。

 セレモニーそのものに拘るのもよろしいかと、キリスト教圏内であるなら、その聖誕祭は粛々としめやかに厳かに盛り上がるのは、大変美しいかと思われます。年末から年始にかけての新しい年を迎える儀式を古式ゆかしき手順で再現するというのは、精密な細工ものを組み立てるにも似た達成感を与えてくれる、ような予想があります。

 現実にはそれほどの余裕はないのですが、儀式に使用する祭壇やら供物やらが、安価に大量生産されて平積みになっている売り場が目立ってきておられますので、少々金銭的には負担がありますが、気分だけでも味わってみようと、購入をしてみるのも、精神の安定上、有利に働くかもしれません。逆にそれで騙されてしまって、本当の精神の安定とか休息をおろそかにしてしまって、隠れ精神疲労が溜まってしまって、ついには倒れてしまうということも、普通にありそうでありますから、無理せずおやすみをとるのも大切でありますよ。


 自分一人がいなくなっても社会は回っていくわけですから、サクッと休むのことに対する罪悪感とかはあまり感じない方がいいと思いますけれども、なんとなくそのような習慣がないですねという方は、これはもう、苦労して休みをひねり出すようにした方がよろしいかと。安易に降って湧いたようなおやすみを享受することに、違和感やら忌避感を感じるのであるならば、逆に苦労してそれらを勝ち取ってみようと、視線を向ける先を変化させてみるのも一つの手ではあるのでないかな、と、する意見もどこかにありそうです。

 相手に伝えてやってもらうのが、面倒臭いから、自分で抱えて、仕事量を増やしてしまう苦労よりは、休みを作り出すための苦労をしている方が、結果的に体と心に良いと、いう意見も多いと予想するのですが、世の中斜めにざっくり見ている限りでは、そのあたり、苦労の方向性を間違えているのではないか、と思わざるをえない現象が観察できます。


 話す、書く、図案で見せる、つまりは伝えるということが、非常に冗長な手段しか使用できず、必ず誤解されるというオプションも付けられてしまうので、そこに労力をかけたくないという心理が生まれるのであろうかな、と予想して、では解決方法はというところで、さあ?と投げっぱなしにしたところで今日はおしまいです。


「100万回愛していると言っても伝わらなかっので次は1000万回を目指します」

「いえ、別の意味で十分伝わっていると思いますよ”ご主人様”」

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