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142_レポートにカレーの話題。

 どうしてもレポートやら、長文での解答が必要なテストやらの答えが埋まらないときには、美味しいカレーの作り方を書いておくと稀に合格をもらえることがあるらしいという、都市伝説めいたお話がありまして、今回はそのお話がとっかかりとなります、ご機嫌よろしゅうございますか、ゴブリンでございます。


 サクッとwebで斜め読みするのが、カレーの作り方ではなくて、カレー粉の成分であるところが少し捻くれているのかもしれないと、想像されるのが若干楽しいわけでございます。

 最初にカレー粉をヨーロッパに販売し始めたのは、クロス・アンド・ブラックウェルというイギリスで創業された食品会社でありまして、英語表記でCrosse &Blackwell と申しまして、略称C&Bといえばご存知の方も多いのではないでしょうか?ご存知なくても珍しくはないと予想はいたしますが、今でも各種香辛料や調味料やら缶詰など保存食を扱っている食品会社であるようです。

 基本インドで各種スパイスを調合して調理していた料理を効率的に調理するために、あらかじめ香辛料などを混ぜておいたものが、カレー粉として商品かされたようです、18世紀のことだそうです。

 材料としては、辛味にカイエンペッパー、胡椒、ニンニク、生姜など、で味と香りに、クミン、コリアンダー、クローブ、シナモン、カルダモン、ナツメグ、オールスパイス、キャラウエイ、フェンネル、フェヌグリーク、など、そして色合いとして、ターメリック、サフラン、パプリカ、などを使用しているそうです、結構種類が多いですね。インドではこれら1から調合している可能性があるような気がしますが、同じくらい、カレー粉とか即席ルーを使っている可能性も同じくらいありそうな予想をしています。


 このカレー粉そのものには旨味成分がないので、それを補うために、お肉とか、野菜とかの旨味成分を付け加えて調理するようです。フライパンで小麦を痛めてカレー粉と練り合わせてルーを作り出して、出汁をとったお汁とあらかじめ煮ておいたお肉や野菜と合わせて、カレーにするようです。

 最近は、旨味成分を含んだ即席カレールーが販売されているので、そちらを使う家庭が多いとのことだそうです。


 さて、これらを踏まえて、カレー粉を作りましょう。もちろん、ハーブから育てみましょう。カイエンペッパーは、つまるところ唐辛子ですので、これはあまり寒くない地方なら栽培できそうです。胡椒はかなり暖かい場所で育つ植物ですので、温帯でも温室が必要なようです、ニンニク、生姜なら温帯なら大丈夫そうですね。クミンは暑くなければ、コリアンダーはパクチーとも呼ばれるようです栽培には問題なさそうですね、クローブは暖かくて雨の多い場所の木、シナモンも熱帯地域がよろしいようで、カルダモンはジメジメしたところが好きなようです、ナツメグは暖かいところ、オールスパイスも同様、南米が産地なんすね、キャラウェイはそれほど注意はいらなくて、フェンネルは茴香とも言うんですね、これも結構頑丈な植物なようです、フェヌグリークも同様ですか、生薬扱いなのはスパイスにとってはあるある事案でございますね。ターメリックはウコンのことなのですか、インドが最大産出国なのは納得ですね、これもまなんとかなりますかね?サフランは球根のお花なのですね、これも栽培は可能なようです、パプリカ、色付きのピーマンなのですね。これも問題なさそうです。 


 温室を作成しなければなりませんが、種を用意すれば栽培は可能なようです。ただ、収穫までに数年かかるものもありますので、実際にカレー粉を自家製で作り上げるには10年くらいは見た方がよろしいかもしれません。

 10年かけて作成したカレーとか、美味しそうな気がいたします。


 さて、このような展開でレポートの評価を最低限、可、程度は戴けるでありましょうか。相当冗談が通じる教授でなければ無理そうな気がいたしますので、挑戦される方は自己責任でお願いいたします。


「それで、今日はカレーなのですね、いいえ好きですのでいいのですが」

「たまにはカレー粉から作るのも面白うございました”ご主人様”」

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