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111_褒められなれる。

 子供は褒めて伸ばすのですよ、と言われ始めたのは何時頃でしたでしょうか、何かきっかけがあったとは思うのです、叱られて、滅多に誉められなかった人々が大人になった時、そんなことを自分の子供にはしたくないので、それとは逆のベクトルへ、運動したのかもしれません、と、予想してみています。


 何をやっても褒めるところを見つけられて、褒められるというのは、どうでしょう、小さな子供であるならば、これは嬉しいでしょう。3歳くらいから6歳ぐらいまで単純に喜んでいるのではないかと、考えます、想像ですが。

 だんだんと、褒められているのか、馬鹿にされているのか、曖昧な感じになってくると、反抗期でありましょうか。ご飯を残さず食べただけで褒められると言うのは、少し報酬が高すぎるのではないでしょうか、とか疑問に思うお子様もいるかもしれません。


 昔の格言などで、まず手本を見せて、その後に、試みさせて、そうした時に褒めなければ、人は成長しませんよ、と言う意味合いの言葉があったような記憶がありますので、褒めると言うのは効果的な学習方法であるのだろうな、と予想はします。

 ただ、こう、褒めすぎる、褒める頻度が多いと、これはこれで慣れてしまうのでしょう、と思うのです。何が何でも肯定的な面を取り上げて、褒めていく、四六時中褒める、ささいな点でも揚げ足をとるように褒めていく、などという行為を、端から見ていますと、こう、滑稽なもののようにも見えるわけです。


 褒めるな、ということではありませんで、ただ、それは褒めていい行為なのかな?とちょっと立ち止まって考えることも必要ではないかな、と思います。しかし、良い行為をした時には、瞬時に反応して褒めないと、習慣として定着しませんよ、という意見もあるので、事前に褒める基準をしっかりと決めておくとかも必要なのかもしれません。

 このすぐ褒める、逆に悪いことをしたらその行為との関連付けを明確にするために、叱るとかの行動は、ペットなど過去に遡ってその行為を認識しづらい対象への、しつけのテクニックだったような覚えがあるのです。ので、人に対しての評価ならば、いくらか時間が経過しても、有効かもしれません。このあたり、教育学とか心理学とかの領域だと予想しますので、その手の論文とかお話、ハウツー本では、常識的なものではあるのでしょう。


 書籍のタイトルとかを見ると、褒めて伸ばせ、とか、言い方に気をつけなさいとか、叱っても伸びないとかそのような意味のものも多いように思います。詳しく知るにはその手の本を読むといいのかもしれません、出版社の販売戦略にまんまと乗ってしまった、とかいう後悔をするかもしれませんが。


 何をしても褒められる、褒められ続けてきた人がどうなるのか、という話題もチラホラと耳にしたりします。その場合、褒められる状況でないと行動しなくなる、傾向があるのではないかとかですね。人の目があるところでないと、善行をしない、という類です。

 誰も見ていないところでは、いいことをしても褒められないので、やらないとかそのような行動に出る人格となる、可能性は確かにありそうですね。


 自分で自分を褒めてあげたい、という言葉もありましたが、本来これは口にする言葉ではありませんでしょうね。こんなことをしましたので私は褒められてもいいですよね?むしろ褒めて、という相手に自分を褒めることを強要するような、思いがある、のかもしれないです、と想像するのです。


 どのようなことにも言えることですが、褒めるという行為も、物事はほどほどに、という普遍的で、当たり障りのない結論にやはり、落ち着いていくような気がいたします。

 自然に行動していて、たまに褒められて、それほどのことはしてないのになぁ、とちょっと戸惑うくらいの立ち位置が、好みに近い、ゴブリンです。


「恋愛にかける情熱は狂的で恐ろしいくらいです、て褒められました」

「いやそれは褒めていませんよ”ご主人様”」

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