復讐[前半]
祟神の刀で切られ
目が覚めると病室だった
隣に立って嬉しそうに泣いて喜んでる男がいる。
こいつは…たしか穂神玲谷高校からの付き合いだ
おれの友達ってことまでしか覚えていない。
「ッたく…遊ぼうっていった日に事故で車に飛ばされやがってッ…6年も立ってんだぜ畜生!」
「あ、あぁそうだったかな」
俺は玲谷に聞き返す
「バイクで旅行いこうっていってただろうよ、事故の衝撃で記憶飛ばしたか?お前のべっぴんな彼女もお前の帰りを待ってんだぜ?」
彼女?
「羽田里緒菜か?」
「そう!そうだぜ!すこし記憶もどしたか?」
羽田里緒菜同い年の高校卒業式の日に付き合ったやつだ
「まさか事故のことも覚えてねぇのか?」
「あぁどうやらそうみてぇだ」
「聞いたときビックらこいたぜ80出してたトラックにはねられて植物状態は奇跡そのものってこと」
相当ひどかったんだな…
「体は…まだ動かねぇか?」
「いや、結構自由に動かせるぜ」
「おいおいまじか?おかしいぜまったく。おっと俺は仕事の時間があるからそろそろ戻るぜじゃあな!」
…そうだ復讐の相手は…
思い出せない
なぜだッなぜなんだ
ーシャリンー
鈴の音と同時に声が聞こえ病室からでようと準備をする玲谷の動きが止まる
「貴様のその恨み貴様の知りようあるのみものこそ恨みの相手 選択を間違えるでないぞ」
言い終わると同時にナイフが手元に現れ玲谷の動きも動き出す
おれごナイフをみていると帰る支度をしていた玲谷が
「なんかお前の右手にあるのか?」
と聞いてきた
おれはとっさに
「みていただけだぜ」と言った
おれが覚えているのは穂神玲谷と羽田里緒菜そして母と父と妹
母と父はとっくに他界し
妹は私立アーケルドニア魔法学校に合格して留学している
となればこの二人のみ
どっちが犯人なんだ
おれはどちらとも疑いたくはない
名誉のためではなく恨みの為なのがまた恨めしきことだ…
作者のエクレアです。
この作品はプロローグと復讐[前後編]エピローグで終わりとなります




