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42話 お迎えが来ました。

本日、ムーンの方でR18の番外編、ギオレット編をアップしました。


エロないです(笑)


宜しくお願いいたします。


http://novel18.syosetu.com/n4670du/


また、ムーン投稿している新作

「私のお腹の子は~兄の子を身籠りました~」

もアップしております。


宜しくお願いいたします。



http://novel18.syosetu.com/n7362dv/


訂正41話で、ダンとミチルダの約束の期間を1ヶ月→2ヶ月に変更しました。





私は屋敷に入り、お母様のところへ行きました。


「お母様···」


お母様は外をじっと見ていました。


「お母様、お父様と何の約束をしたのですか?」


私がそう聞くとゆっくりと振り向き


「お父様から聞いたの?」


「はい。2ヶ月後に迎えにくると···」


お母様は俯き


「そう···出来ないと思いますけどね。」


一体何の約束をしたのですか?


「お父様との約束は、2ヶ月以内に妾と全て離縁すること、愛人ももちろん別れることです。」


「えー!?」


そっ、それは···


「ヴィアインとは既に離縁したらしいのだけれど。」


「ヴィアインと!?」


既にヴィアインとは離縁してるって···。

何かあったのでしょうか···。

まあ、あの方は離縁されて当然のことをお母様にしてきましたから!


「でも、他の妾とは難しいでしょう。」


確かに···。


お父様、本当に妾達と離縁をする気なのかしら。


後ろ立てを無くす···のは相手の方ですわね。

でもそれにより、お父様の立場が悪くなるのではないでしょうか···。


でも、お父様はやる気でしょうね。私に迎えにくるとおっしゃってましたから。




◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



あれから三週間くらい経った時に、グリちゃんがマリア伯爵夫人のお手紙を持ってやってきました。


お母様が言うには、お父様が挨拶に来たと。無事に見つかったと報告をしたらしかった。

それを聞いて急いでお手紙を書いたみたいです。お母様に大丈夫かと。それと、既に妾の一人と離縁をしたらしいとの報告もしてくれました。



お父様、着々と進めているようです。でもよく相手が離縁を承諾したと思いますわ。


お母様はその話をした時にため息をついてました。


お母様、覚悟しておいた方がいいですわ!




あの日の約束から2ヶ月近く経ちました。


ピィーちゃんはどんどん成長してすでに一メートル近くまで大きくなりました。足も太くなり、なかなか貫禄が出てきました。

今では一匹で空を散歩するようになりました。


ちょっと寂しいですが、いつかは成体になるのですから···。


ヨーシアさんには先日、お父様がお迎え(まだ決まってませんが)にくることを言いました。


ヨーシアさんは、涙を浮かべてかなりがっかりしてました。

ヨーシアさん、ごめんなさい。


私はお父様が、必ず捜し出してくれると信じてました。

それが現実になったので嬉しいですわ。

あとはローラン様のことも考えないといけませんね。

でも答えはほぼ決まってますが···。



それから数日が立ちました。


ヨーシアさんが馬に乗って


「貴族様が来たぞー!」


と叫びながら皆様に知らせてました。


貴族···多分お父様ですわね。


私はお母様の元へ行き、報告しました。


お母様は「分かりました。」の一言で作業を再開しました。


私はそろそろと思い、荷物はある程度整理をしていましたが、後で最後の荷持をまとめないといけませんね。


一階に降りるとベネッチェが居ました。

ベネッチェは目が合ったら、笑顔で軽く頷いた。


「グルル!」



外でピィーちゃんの唸る声が聞こえました。


私は急いで外に出たら···


何か凄いことになってますわ···


馬車が四台くらいあり、護衛も軽く20名は居そうな感じで、長い列を作ってました。

馬車には見慣れた家紋が見えました、


お父様、やり過ぎだと思いますわ。


門の前に団体様が到着し

護衛の方がより豪華な馬車の扉を開けました。

そこからはお父様がゆっくりと降りてきました。



お父様は私を見て


「フレア、約束通りに迎えにきたぞ。」


「···はい··。」


お父様と見つめ合っていると、馬車からもう一人降りてきました。


え?

それは


「フレア、久しぶりだね。元気にしてたかい?」


シャベールお兄様でした。


「シャベールお兄様!?」


シャベールお兄様はニッコリ笑い


「そうだよ。実の兄の顔をもう忘れたのかい?」


と言って、私の元へ来て抱きしめた。


「わっ、忘れる訳ございませんわ。」


私は涙が出てきました。


シャベールお兄様がお迎えに来てくださるなんて、思っても見ませんでしたわ。


でも···


「シャベールお兄様、お勤めは大丈夫ですの?お父様と一緒にいらしてはお家の方も···」


「大丈夫だよ。家はギオレットがいるしね。魔法魔術団の方も私が居ないからと言って機能しない訳ではないよ。皆優秀だからね。」


「そうですか···。」


兄妹で会話をしてましたが、お父様に


「ミチルダは?」


と聞かれたので、屋敷へ入った。


お母様はリビングで待ってました。


お父様はお母様を見て


「約束通り迎えに来た。」


と一言。


次はシャベールお兄様で

「母上、お久しぶりです。元気そうで何よりです···心配しておりました。」


お母様はシャベールお兄様の登場に驚いておりましたが、すぐに笑顔になり


「シャベール、お久しぶりですね。心配をかけましたがわたくしは元気です。」


と言ってシャベールお兄様と抱擁を交わした。


そして


「お父様とお話しがあります。貴方達は向こうでお茶でもしてきなさい。」


とお母様に言われたので、私はピィーちゃんを紹介する為に外へ。


外に出たら屋敷をぐるりと護衛の人が配置されてました。

馬車は····アーサーの指示でとりあえず、裏の馬厩舎へ置いているらしい。

そんなスペース合ったかしら···。


そしてピィーちゃんを紹介しました。


ピィーちゃんはシャベールお兄様をかなり警戒していて、「大丈夫」と言っても私の後ろからシャベールお兄様の顔を覗くだけでした。


シャベールお兄様は触れれなくて「残念」と言ってましたが、さほど気にしてない様子でした。


「本当はローランも来たがったんだけどね。配属されてすぐに長期休暇を取ったから、許可が下りなかったんだよ。今は馬車馬のようにこき使われてるだろう。」


シャベールお兄様はクックックッと意地が悪そうに笑ってます。


あとはギオレットお兄様、ノーレン御姉様、アンナ御姉様のことを話をしてくれました。皆元気そうでした。

驚いたのはリリアン御姉様のことでした。リリアン御姉様は婚約したそうです。爵位は下になりますがデバス伯爵の嫡子、バーバス様の正妻として決まったそうです。

デバス伯爵の嫡子様は私は存じませんがおめでたいですわ!


若干、シャベールお兄様がバーバス様のことを言った時に複雑な顔をされたのが気になりますが。




それからしばらくはピィーちゃんを見ながら色々な話をしました。

私がオークと戦ったこととか、旅の道中の話などを。オークと戦ったと言った時はシャベールお兄様に怪我は?とか心配されましたが、倒したと言ったら「頑張ったね」と誉めてくれました。




夕食の時間になり、簡単な物しか出せれませんでしたが(護衛さんの分もあって量が必要だった為)、皆さん美味しいと言って食べくれました。



それからアーサー、ベネッチェも含めて話し合い、明日には出発することになりました。


アーサーとベネッチェは、引き続きヨイルに住むと決めておりました。


「ミチルダお嬢様がいつでも来れるようにおります。」


と···。もちろんヨークテイルの街にもちょくちょく帰るとそうです。


二人の言葉に甘えて、この屋敷の管理をお願いすることにしました。


その日の泊まる場所ですが、申し訳ないですが護衛の方は野外で、お父様はお母様と一緒の部屋で、シャベールお兄様は余ってた部屋へ···と思っておりましたが、


「久しぶりの再会なんだからフレアと寝るよ!」


と言い、お断りしましたが、断固として私と寝ると言い放つので私が根負けしてOKをしてしまいました。


お風呂も···とも言われましたが、お母様に泣きついて断って貰いました。


ホッ。



ベッドには大きいシャベールお兄様が寝るのでピィーちゃんには、ピィーちゃん専用の籠で寝て貰いました。かなりごねましたが何とか···。シャベールお兄様を睨んでたように見えました。


シャベールお兄様は私を後ろから抱きしめて横になりました。


·····お尻に少し硬いものが当たってます。

シャベールお兄様!腰を小刻みに揺らすのは止めてください!しかも段々大きくなって、硬くなってきているものをお尻に···。


私は少し恐怖を覚えながらでも早く寝ようと目を閉じた。



出発の日


門に馬車を回して、荷物を入れてました。


すると、村の皆様がどんどんと集まってきました。


ありゃ。そう言えば挨拶せずに去るところでしたわ。


私はお母様と一緒に門の外に出て


「皆様、短い期間でしたがお世話になりました。訳有って此方に住んでおりましたが、この度以前住んでいた所へ帰るとことになりました。今までありがとうございました。」


と挨拶をした。


するとランさんが


「やっぱり訳ありの貴族様だったんだね!こちらこそお世話になったよ!ありがとうね!」


と、言ってお母様と握手を交わしました。


オーシオさんが


「ミチルダさん達の家名は何ですか?」


と疑問を投げ掛けてきました。


それはどう答えるべきかと悩んでいると


「アンドリエだよ。」


と後ろからシャベールお兄様の声がしました。


女性の皆様はシャベールお兄様を見ると頬を染めております。


「アンドリエって···あのアンドリエでしょうか?」


オーシオさんは驚いた顔で、聞き直す。


「そうだよ。アンドリエ公爵」


「「「「「「えっ?」」」」」」


「アンドリエ公爵と言えば英雄の···」


「その通り。私たちの父の名はダン·フィン·アンドリエだ。」


シャベールお兄様の言葉を聞いて、皆様は固まってます。まさか英雄の奥さんと子供がいるなんて思っても見なかったでしょう。


すると後ろからお父様が出てきました。


「皆のもの、二人が世話なった。」


お父様が皆様に、挨拶をしてくれました。


すると、一人の方が


「ダン英雄だ···本物のダン英雄だ!」


と言ったら


「「「「「「「ダン様!英雄のダン様だー!」」」」」」」


皆様が騒ぎ出し、拍手をしています。


お父様の周りに人が集まり、お父様が見えません。


「英雄のダン様握手をしてください!」


「「「私も!」」」


凄いことになってますわ···。


王都ではこういう光景は見たことありませんでした。


「英雄ダン」


と言われているのは見ことありますが、それは貴族内でのこと。こんな風にはなったことがありませんでした。


平民にとっては雲の上の存在の人が目の前にいるんですもの、当然の行動ですわね。



しばらくは見てましたが、シャベールお兄様が護衛に指示して


「皆のもの!ダン公爵様は急いでいるのでこれまでだ!」


と皆様をお父様から離している。


私とお母様はその内にと、アーサーとベネッチェにお礼とお別れを済ませた。


護衛の人に馬車を案内され乗る。


何故か別々の馬車に乗らされましたが。


お母様の方にはお父様、私の方にはシャベールお兄様が乗りました。


もちろんピィーちゃんも連れて行きます!まだ遠出飛行は無理なので、私と同じ馬車に乗ってます。


私たちは来てくれた皆様に手を振り、お別れをしました。



私たちは王都の帰路へと出発しました。


シャベールの変態ぶりが···(笑)




いつもお読みくださりありがとうございます。

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