フィレンツ村
フィレンツ村 路地
雄吾と小太郎は古びた椅子に腰掛けて、次の冒険場所について、話し合っているが
フィレンツ村はとにかく寒く、話は長くは続かなかった
『この村って、なんでここまで寒いんだ』
雄吾がつぶやくと
小太郎はマッチを持って木の破片を集め燃やし始めた
『少し暖かくなったな』
小太郎が雄吾に言うと、少し震えながらうなずく。
後ろから男が近づいてくる
『先程の会話が少し聞こえたのだが』
男はその場に腰を下ろすと、二人の方を見る
雄吾はその男の名を訪ねる
『近くで酒屋をやってる亮英ってもんだ』
雄吾、小太郎も名を名乗ると、雄吾は亮英に質問をする
『この村って何かあるのか』
すると男は、右の方角を指差すと
『こっち方面に深氷の洞窟ってのがあってな』
雄吾は深氷の洞窟のことを訪ねると、亮英は地図をとりだし
雄吾に手渡した
『結構近いんだな』
小太郎が呟くと、亮英は深氷の洞窟を説明する
『深氷の洞窟ってのは、その名の通り氷の洞窟なんだが、最近そこからの冷気がこの村に流れ込むようになってな、原因はわかってはいないが・・・』
雄吾が小太郎の方を見ると、小太郎がうなずく。
雄吾は次の冒険先を深氷の洞窟に決定した
『小太郎、早速準備するぞ』
雄吾は火を消すと立ち上がり、路地から抜けていった
小太郎は亮英にお礼を言い、雄吾を追いかける。
小太郎が雄吾に追い付く頃には、村の中心街から離れていた
そこで雄吾は薬草が切れているに気づく。
『薬草切れてたから、買って行くかそこにちょうど店あるし』
雄吾が指差した先には薬草売店、雄吾は中にかけて行く
『おばちゃん、薬草あるか』
雄吾が訪ねると、薬草を売ってくれた。
『また買っていってね』
雄吾は礼をして、小太郎の元へ帰ると
小太郎は早速出発しようとのこと、雄吾は手でokのサインをする
雄吾、小太郎は深氷の洞窟に向け歩き出す
しばらく歩いていると村を出た。
村を出た先には池があるのだが
そこに住み着いているゴブリンの存在を雄吾は知らず、
食べ物を手に取り、食べ始めてしまう。
小太郎は雄吾が食べていることに気づき、
雄吾にゴブリンのことを伝えると、雄吾は小声でごめんと言う
『ゴブリン単体なら何とかなるが、団体だときついからな』
小太郎が言うと雄吾はすこし青ざめる
『さっきの食べ物につられてこっち来てたらどうしよう』
雄吾が小太郎を見つめると小太郎は、長い間出してたわけじゃなかったし恐らく大丈夫とのこと
すこし景色が良い所に出ると、ゴブリンの群れが集まっているのを発見し、二人は木の後ろに隠れ様子をうかがっている
『どうする』
雄吾は小声で小太郎に聞くと
『やり過ごして、先に進むぞ』
小太郎は少し待ち、ゴブリンをやり過ごすとのことだったが
雄吾のバッグが木の枝に引っ掛かっているのを知らず、
小太郎が合図を出し、走ろうとすると
バッグが破けてしまった
鈴が転がり、ゴブリンに気づかれてしまう
『おい、気づかれたけど』
雄吾が青ざめた顔で言うと
小太郎は走れと言い残し雄吾より先に行ってしまう
雄吾は焦りながら小太郎を追いかける、
二人は逃げ切ることができたが
まだ近くにはゴブリンがいるので、慎重に進んで行くと
森が見えてきた
雄吾は後ろにゴブリンがもういないことを確認し、
森のまで駆け足で近づくとそこには、猛獣注意の看板があり、二人で顔を見合わす
その時、森の最終部から地響きが轟いたー!
hunter back 2ー終わり
次回 大剣の男
※今回公開設定
フィレンツ村
深氷の洞窟の影響により、最近急激に寒くなった
人口が減りつつある
__________________
ゴブリン
危険度▲
賞金1.000£
人型の猛獣
接近戦に優れているため
遠距離武器がない場合近づかない方がいい
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄




