十七話 伝説の魔獣
短いです
「ここが十三層か、人多いな。」
そんなこと言っていると放送が流れる。
「十三層到着お疲れ様です。冒険者の皆様ここから先の十三層にSSランク魔物のミノタウロスがエリア内で暴れまわっており大変危険なのでしばらく十三層へは通行止めとなります。」
「ミノタウロスって言ったら牛頭の奴だろ?そんな危険か?」
そんなこと言っているとメロウはすぐさま反論してきた。
「いやいやミノタウロスなんて神話にしか出てこないよ?あのグリフォンやペガサス並みの魔物だよ。」
「なるほどわかりやすく言うと超危険だからしばらく進めないってことか。」
その後スタッフの人に話を聞くともっと下の二十五層には一度だけ出たことがあるという話だがこんなに上の階層で出るのは本来あり得ないらしく
ここにいる冒険者のレベルだと討伐はほぼ不可能らしく、すでに十三層潜っている冒険者が3パーティいるらしくこの階層より下にいるSSランクのパーティーがいるらしいが下のほう過ぎて連絡が取れないという状況であるということも分かった。
「十三層は広いですし逃げきれないこともないんですけどマップが常に変わっていて行きと帰りの道が違うなんてことざらにあるんですよ。」
「そうなんですね。」
というわけで十三層手前で足止めされていたら
「木村ちゃ~んまた会ったね。」
なんか聞いたことのある声で呼ばれ振り返るとそこにはプルアとうざい聖剣のヴァルキリーがいた。
「こんなところに何しに来たの?」
「もちろんダンジョン攻略だ、なんか行きたくなって連れてきてもらった。」
「ちなみに僕はこの剣の付き添いに来ただけだから。」
(剣に引き釣り回される勇者って、なんだよ。)
内心そう思いながら今の状況について話すとヴァルキリーが言う。
「ふーん、ミノタウロスねーあれくらいよゆーよ。」
「まあ、多分行けるよ。多分」
緊張感がないやつらだなとは思ったものの、一応この国の勇者であるプルアがいれば行けるだろう。
するとスタッフの人が駆けつけてプルアに助けを求める。
「勇者プルア様お願いですこの先にいるミノタウロスの討伐をしていただけませんでしょうか?」
プルアは即答で
「いいよ、あそこにいるキムラと一緒に行ってくるよ。」
そういった。なんで俺を巻き込むんだよ。




