見付けたっ!
こういう話は、エッセイではなく、活動報告にでも書けばいいのですが。
筆者は『小説家になろう』の『日間ランキング』を眺めるのが好きです。
いや「お前の好みと言うか趣味なんて知らねーよ」とか思いました?
正直、筆者は思いました。
思いましたが、それで終わってしまうと何も面白くないので、このまま話を続けます。
それで、白状しますが、『ジャンル別日間ランキング』なんかは、毎日見てます。
あと、ついでに言っておくと、某日間スレも見てます。
最近ずっと盛り下がってますよね、日間スレ。
あそこはハイファン好きな傾向が強いので、異世界恋愛が強い今の環境だと、話すことがなくて困ってしまうみたいです。
それと、去年は『ゴブリン令嬢』がありましたけど、今年は……どうも力強さに欠ける、と言うか……方向性に欠ける、と言うか……言ってる意味分かります?
その時点での流行が反映されるランキング。
日間ランキング。
特定の人気作品がなかったり、流行が見えなかったりするランキング。
日間ランキング。
『ゴブリン令嬢』は去年の 5 月で、今はまだ 4 月ですので、今年の連休明けまでは、どうなるか分かりません。
分かりませんが、少なくとも現時点では、話題性のある何かが存在していない状況です。
日間スレを見ていて、なるほど、と思ったのが、現行スレ61の >>300『新しいブームでみんなと盛り上がりたい』という発言です。
やっぱり、何か突出した作品や現象がないと、日間スレの住人としては、面白くないみたいです。
それで、話を戻しますが。
筆者は日間ランキングを眺めるのが好きです。
正直、最近は飽きてきたので、そろそろ見るのやめようかな、とか思ったりもするのですが、それでも毎日眺めています。
言っておきますが、『眺める』だけです。
ランキングを眺めるだけで、ランキングの作品は、あんまり読まないです。
ちょっと何言ってるか分からない?
ランキングの作品を読まないのに、ランキングを眺めるとか意味不明?
要するに、あれです。ニュースのヘッドラインをチェックするような感覚です。
筆者は別に日間ランキングの作品を読みたいわけではありません。
筆者が知りたいのは、サイトの現状です。
今の流行とか、サイトの住人の好みとか趣味とかを把握しておきたいわけです。
それでどうする、ということでもないのですが、なんとなーく、周りの様子をうかがっているわけです。
もちろん、その上で、気が向いたら、ランキングの作品を読むこともあります。
ここまでが、筆者の趣味は日間ランキングを眺めること、という話です。
それでですね。
冒頭でも言いましたが、筆者は『ジャンル別』のランキングも眺めていますので、必然、エッセイの日間ランキングの流行も、大まかにですが、把握しています。
今の流行は『寡占』ですね。
『今』と言うか、今は一巡して、落ち着いてきたところだと思いますが。
こうなった経緯としては、最初に、なんかエッセイジャンルで目立っている作者様の一人に、どなたかがカミカゼアタックを仕掛けた、ということがあったらしく。
その作者様のお友達の皆様が、また同様にエッセイジャンルで目立っている方々なんですが、この作者様を擁護するエッセイを上げて、ランキングの上位を(例によって)埋めてしまう、ということがありまして。
そこからの流れだと思いますが、『相互評価』とか『クラスタ』のようなものに対する関心とか、反感とかがあったんでしょう。
Nコードを貼ってしまいますが、N8014HO『エッセイジャンルは寡占状態か』というエッセイが、何位だったか忘れてしまいましたが、目立つ所まで上がってきました。
筆者も、このエッセイは読んでみました。
読んでみて、お説ごもっとも、とは思いましたが、筆者には、あまり刺さりませんでした。
あまり刺さらなかったのでポイントは入れていませんが、面白いものを書く作者様だとは思いましたので、他のエッセイにはポイントを入れました。
それで、経緯の説明の続きですが。
上記のエッセイで当事者とされたような方々が、言わせっ放しにはしたくなかったのでしょう、なんか次々と『寡占』をテーマにエッセイを書き始めた……という流れです。
なんか。
詳しいな自分。
筆者の趣味はヲチです。
ヲチが好きっ!
えーと。
筆者の意見を申し上げておきます。
ランキングの現状についてですが、これは『寡占』とかの話ではないですね。
これは『過疎』かそうでないか、という話でしょう。
『小説家になろう』の路地裏、エッセイジャンル。
そこにたむろする、お友達グループの皆様。
少数の読者と少数の作者しかいない中で、仲間を集めてランキングに居座る……。
はいどう見ても過疎ですありがとうございました。
『過疎』の定義と言うか基準としては、ハイファンや異世界恋愛よりも人口が少なければ、それはすべて『過疎』である、とします。
だからエッセイは過疎です。
例えば『童話』ジャンルみたいな例もあります。
日間ランキングが全然埋まらなくて、その埋まらないランキングに作品が上がっても、ガチのマジで誰も読みに来ない、みたいなやつです。
これは『ガチのマジで過疎』である、とします。
だから童話はガチのマジで過疎です。
ここまでが、今のエッセイジャンルとかランキングとかの流行の話ですが、一点。
筆者は別に『お友達グループ』のことを嫌っているわけではありません。
逆に、この作者様は好き、みたいなのまであります。
ありますが、ただ、交流したいとか、お友達になりたいとか、そういう気持ちは薄いです。
筆者は筆者で好きなように活動しますし。
エッセイジャンルの住人の皆様も、好きにされたらいいのでは、と思うわけです。
それでですね。
筆者は、日間ランキングの作品なんて読まねえよ、と言いました。
絶対に読まない、ということではないですが。
なんで?
じゃあお前は何を読むんだ?
なぜ読まないのか、という点ですが。
逆に、なぜ読むと思うのか。
ランキングというのは、言わば『お前らの好みと言うか趣味の集合体』です。
誰かしらの投票によって作られた、極めて人為的なものです。
それは『お前ら』の『好みと言うか趣味』であって、筆者のそれとは異なります。
筆者としてはですね、「お前らの好みと言うか趣味なんて知らねーよ」です。
読みたいものを読むわけです。
そういうわけなので、筆者はスコップするわけです。
『スコップ』って分かります?
小説投稿サイトに(大量に)埋もれている作品の中から読みたいものを掘り起こすことを『スコップする』と言います。
例えば、『新着の短編小説』や『更新された連載小説』、『完結済みの連載小説』を眺める。
例えば、小説検索画面で検索ワードを入れる、期間を区切る、ジャンルを絞る。
例えば、外部サイトで紹介された作品を読んでみる。
これがめんどくさいんだ。
書くのも読むのも遅い筆者が、なんでこんな面倒なことをしなきゃなんだ。
それで、実際、面倒なんですが、それなりに収穫もあるわけです。
筆者が今一番推している作者様。『新着の短編小説』で発見しました。
童話ジャンルの作者様です。
筆者自身もそうですが、読者の皆様も、童話ジャンルなんて見に行かないと思います。
だから『ガチのマジで過疎』ってるわけですが。
誰も読みに行かないからポイントが入らないし、ポイントが入らないからランキングにも上がらないし、ランキングに上がっても、そもそも誰も読んでいないので、やっぱりポイントが入りにくい。
こういうのは、ただ漫然とランキングを眺めていても、絶対に見付けられません。
自力で探すしかありません。
ですが筆者は見付けました。
見付けたっ! です。
童話についてはこんな感じです。
そして、古い作品とかも、自力で探さないと、どうしようもないです。
最近読んで面白かった古い作品。
最近の筆者は、ちょっと『マインスイーパ』にハマってまして。
分かります? マインスイーパ。
パソコンのマウスを使って遊ぶゲームです。
そのマインスイーパについて書かれた作品がないかと思って、ちょっと検索してみたわけです。
それでですね。
当たりです。
ざっとこんなもんです。
見付けたっ! です。
古い作品とか。隠れた名作とか。累計ランキングから漏れた作品とか。
探すのは確かに面倒ですが、それをするだけの価値はあると思います。
失敗しても大丈夫です。
(ちょっと無理矢理ですが)爆死の危険もありません。
見付けたっ! です。
それこそ作品は掃いて捨てるほどあります。
そして、ランキングなどとは無関係に、今この時点でも増え続けています。
探さないと、見付けられません。
ちょっと大変ですが。
どうか皆様も、ご自身の「見付けたっ!」を探してみてください。
きっと楽しいですよ。
……とは言え、ランキングこそが最強であることは、間違いのない事実です。
そして、ランキングに載るためには、読者の皆様からのポイントが不可欠であるわけです。
ですから、筆者は、ポイントクレクレ、『★』を入れてください、というお願いをするわけなのです。