ダンジョンアタック2
一週間連続投稿3日目!(日曜含めて三日目)
お色気回でしゅ…
あぁん、卑猥かぁ?
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気が付くと俺は何も無い部屋で倒れていた。
というより真っ暗で何も見ることが出来ないのだ。
すぐにマップを開こうとしたがどうやら阻害されているらしい。
ブルースウォッチも反応がない。
パーティー編成の繋がりも感じない。
ここは何処なんだ?
「くそッ…一体どういう事だ…?モネ!モネ居るかッ?」
焦りと不安で一杯になった俺は大声で呼び掛ける。すると少し離れた所から呻き声がして魔法の光が辺りを照らした。
「う…うぅ…ソラトさん…?すごい真っ暗…待ってて…!【聖なる灯火よ、我が周囲を照す光を与えよ。〈ライト〉】…きゃあッ…!」
詠唱を口ずさみ大体半径五メートルを魔法の光が照らし出した。周囲に広がるのは魔物の毛皮や骨、落とし穴に嵌まり散った元冒険者であろう装備品がそこら中に散らばっている。
モネが驚いたのも無理はない。
人骨がゴロゴロとそこら中に漂っているのだから。
だが彼らが落下の衝撃を和らげてくれたのだろう。
打ち身で少し痛むが五体満足で俺もモネも生きている。
今は余裕が無いが地上へ戻ったら弔ってやらなきゃな。
「良かった!怪我はないか?今ポーションを…全部割れてやがる…!」
落下の衝撃で全部割れてしまったのか腰に着けていたポーチの中身、ポーション類の瓶は全て無惨に粉々となっていた。
「私は大丈夫です…!ソラトさんこそ大丈夫ですか?」
「あぁ、打ち身で少し痛むがこのくらい平気だ…!」
「今治療しますね。【我が魔力を糧に彼の者を癒し給え〈ヒール〉!!】」
モネが俺の胸に手を当て呪文を唱える。俺の体を青い燐光が包み込み痛みがすぅーっと抜けていく。
体がぽかぽかと温かくなった気分だ、気持ちが良い。
というか暑くないか?
あっ…こんな時に俺の可愛いマイサンが疼き始めた。
堪えろ、堪えるんだ…!モネの断崖絶壁に反応してるというのか?おかしいだろ。
「ありがとう。かなり楽になった…!とりあえず何処かに上へ続く階段がある筈だ。探してみよう。いや…」
そうモネに伝えた瞬間俺は違和感に気付く。スキルが使えないのに魔法が使えるのか?何故?俺もこの場所で果たして魔法は使えるのか。一つ試してみるか。
「ふぅ…ふぅ…どうしたんですかソラトさん?」
モネがなんかエロい息遣いをしながら俺の胸から手を離さず指先で弄び始めた。
娘っ子よ、お兄さんは真剣に考え事をしてるんですよ。
大体どこでそんなテク覚えるんだ?
俺はとりあえずモネの手の動きを無視して話を続ける。
「少し確認したい、待っててくれ。」
「え?あ、はい…はぁはぁ…」
「【アイシクル・ボールオリジン】」
俺は魔力をなるべく抑えて氷玉を作り出す。うむ、家庭用の製氷機で作るくらいの大きさの氷が前方へ飛んで行くのが見えた。成功だ。魔法は使えるがスキルは使えない。ステータスは見えるだろうか?
「ステータスオン」
名前 ソラト・ユウキ
種族 人族 転生者
年齢 21
レベル 152
職業 拳闘士 冒険者
称号 【魔物の主】 【異才の料理人】 【漂流者】 【天然ジゴロ】 【一撃必殺人】 【ミスタートラブルメイカー】 【非童貞】 【勇者の卵】 【反貴族派】 【鬼畜の権化】 【人を統べし者】 【自称爽やか系青年】 【好色魔】
状態 困惑 スキル封印 催婬 興奮 状態異常無効
能力
物理攻撃力 3800
物理防御力 3000
魔法攻撃力 5800
魔法防御力 3600
敏捷 3050
運 4100
所持品 携帯食料 縄 湿気た松明 水筒 白金鉱の鎧 麻のシャツ 麻のズボン ナイフ 切傷用軟膏
魔法 氷魔法
《アイシクル・ブロウ》
《アイシクル・バースト》
《アイスシクル・ボールオリジン》
《アイシクル・メイク》
スキル 拳闘術LvMAX 拳技LV7 テイムLv8 直感LV2 話術LV4 魅了LV5 パーティー編成LV7 気配察知LV3 魔力操作LV7 鑑定 地図 憤怒 現場指揮 空間把握 経験値分配
耐性 飢餓 魅了
従魔
ブルース(人粘魔)
カミツレ(人狼)
セレナ(人族)
ティア(雪妖精)
チトセ(大地龍)
ティーダ(人族)
アンリエッタ(人族)
シア(人族)
ユエ(半蜥蜴人)
ポーラ(半犬人)
フェルト(半猫人)
クレマ(半森妖精)
ホーリー(半土人)
モネ(人族)
ふぅ…もう色々突っ込み所が多すぎてステータスを見るだけで疲れがふっと込み上げてきた。
だがとりあえずステータスは確認出来る様だ、あ…こらモネ、人のステータスを除き見るんじゃありません!
「ソラトさんのステータス凄いですね…!なんか色々と…」
うるせえ、余計なお世話だ!心の中で悪態を吐きさっきから感じる異様な興奮の正体に気付いた。
考えるまでもなく状態の項目にある【催婬】【興奮】【状態異常無効】の三つが起因しているのだろう。おそらくモネも同じ状態なのだろう。さっきより吐息が多くなっている。艶かしい声と表情をしている。
「ソラトさァん、熱くありません…?はぁ…ふぅ…私ぃ、脱ぎますぅん…!」
駄目ですぅん…!確信
俺は慌てて上着に手を掛けたモネを取り抑えて落ち着かせようとするがいやいやをして抵抗される。弱ったな…出口を探さないと…
「モネ、もう少しだけ我慢しろ…無理なら俺は少し離れるから自慰で勘弁してくれ…」
女性に対する態度ではないが、彼女をテイムしてしまった負い目もある。まだ未来のある少女に俺は手を出したくなかった。
「ソラトさんのいけずぅ…私ソラトさんに抱かれ…」
「駄目だ!こんなとこでモネを抱いてしまったら俺はセレナに申し訳が立たない。それにお前の人生は長い…大切なものは大事にとっとけ…っておわぁ…!」
「やっぱりダメ!私我慢出来ない!隊長のことなんて知りません!私だってソラトさんの事、好きだもん!」
この日俺は人生二度目の女性に押し倒されるという貴重な経験をした。催婬の効果なのか俺とモネは獣の様に互いを求め合った。
ソラト「らめぇ~!乱暴しないでぇ!」
モネ「ぐへへェ…こうしたかったんやろ?体は正直やでぇ」
ソラト「言わないでぇ…悔しい、でも感じちゃうビクンビクン」




