23話
おいっす、いやー顔を合わせた事ないけど友達の家族が死ぬのって凄いきついっすね。俺さ泣いちゃってさ、友達の顔見たらすげー嫌な気持ちなったよ。くそつらいはずなのに、スカしたツラしてよ、俺が泣いてるのがくそ情け無いじゃねえか。顔を始めて見たってのに、色々考えるとさ、すげー不甲斐なくてしょうがなくて少しの間微笑を絶やさない其奴の顔を見る事がまったく出来なかったよ。其奴の方が辛いのに。俺が涙も耐えられないとか、クソっ!あいつの方が苦しいのに!やべ目から水が。
23話
うん!美味しい!
スクランブルエッグも胡椒が程良く効いていてスーって鼻に香りが通る。
塩焼き卵は少し塩を気持ちだけ入れ過ぎたかなと感じてしまうが、まあ良いだろう。
味噌汁はちょっと出汁が薄いかなと思うが具材の旨味が凝縮した汁と味噌の完璧な配分がコンプレックスに混合している。豆腐は市販の物であるせいかちょっと何かが足りない感を出している。
パンケーキはまあ普通だ。果物を少し焼いて、それを載せ上からシロップやジャムをかけて食べると美味しい。甘いですよ〜〜〜!
ベーコンは噛み応えのある少しカニッとした食感でジューシーに出来上がってる。ちょっと脂が気になるから余り食べないでおこう。
目玉焼きはまたまた思い通りにに仕上がっている。これはお母さんに教わるまで全然知らなかった方法で作ってある。
なんと、卵焼きを作るときに水を入れて蓋をすると湯気で黄身よりもそれを覆っている薄い膜が先に焼かれて白くなるのです。黄身が出来る前に膜が先に焼けるので黄身がトロトロのまま出来上がるのです。あ、水無しでも行けるそうですが、ちょっと自信が無いので断念しました。
皆さん知ってましたか〜?
「鷹塚」
おっとここで呼び出しが。先生が私をご所望のようです。さて何でしょうかね。
「はい、何ですか?」
「うむ、有難いんだが、一人で全部をやられると他の生徒のためにならないんだ。一応このキャンプも授業の一環としてきてる様なもんだからな、それは教師として困る」
「成る程…分かりました、つまり他のクラスメートに役割を持たせて経験を積ませろという事ですね」
(ここはひとつリーダー的存在として人肌脱ごうかな?)
先生は少し顔に微笑を浮かべていた。
(このクラスの生徒は全員鷹塚の部下だな)
なんて考えていた鹿座先生であった。
鹿座先生は予定表を何処からともなく取り出し去っていった。
(確かこの後の予定に「現地調査」があったっけ、現地調査なんてなにをするんだろう)
なんて事を考えながら、ガズコンロを綺麗にしていった私だいたのだった。
片手で数えられる数分後にガズコンロを全部綺麗にした私はこの後の行動を考えていた。
みっちゃんのとこに遊びに行こうかと思ったが遊ぶ内容も無いので諦めた。
(久し振りにに少しお昼寝しようかな)
私は椅子に座って仰向けに顔を上げた。上を見上げると。高い木々が視界に入ってきた。まだ少し露があって斜めから差し込む日の光が景色に靄を作り光と言うものが良く見える。木の葉も朝露の名残があるのか光を浴びてツヤツヤ輝いている。葉っぱの間から差し込む光がやけに温かく感じる。ポカポカと温まる感覚と共に先程までには無かった眠気が姿を現わす、そして微かな風と木から為すまるでせせらぎの様な音と、それは私を別の世界にいるような錯覚を見せた。そして、私は光に包まれた。
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少し騒がしい外の音。
パキパキと音がする。
私は目を開けた…その瞬間酷い熱気と何かが私を襲った。一瞬呆然とした。何が起きてるのか。そして口から出て来る声が私に教えた。
「起きろ!!山火事だ!!早く逃げるぞ!!」
「え?」
見れば分かるはずなのに唐突な事で理解出来なかった。
「はっ!」
正気を取り戻すように息を大きく吐き出した。
「火が…」
「ああそうだにいちゃんも早く逃げな!」
「うん」
私は返事を返し声に主を見る…それは黒い影だった。
そして直ぐに違和感に気付いた。下、体を見ると女性の体では無かった。にいちゃん、つまりは男。どう言う意味?顔を上げるとオレがいた。周りを見るとさっきまであった景色も無く、俺はーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
………………
…………
……
「あれ?何か見てた様な?」
「おひさ」
「え?」
そこには%#{>_^}>*#%%[*“|^がいた。
「もしかして、神様?」
「そだよー、おくらくんをちゃんにした神様だよー」
そうかお前か。久し振りだな。あれ今テヘッて入れた?
「うん入れたw」
(何用?)
「いやね、特に何も…ただの様子見だよ」
「何で?」
「ちょっと気になっただけ〜」
「さっき嫌な夢を見ていた気がしないでもない、原因か?」
「うんそう、ごめんねー」
「そうか」
「それより本題、今どんな気分?女の子になって良かったーって思ったり心に変化はあったりする?」
「わざわざオレ来る必要あった?」
「うん」
「そう、まあ良かったよ、気に入ってるって言えばいいのかな?本当に尊敬出来る両親がいて、面白い友達も出来てさ。前世で変われなかった理由が分かった気がするよ。俺って流される性格してたんだなって今になって気付いたよ」
「うんうん」
「それで、周りの人達のお陰で変われたんだなって思うとさ、人間一人じゃ変われないって思ったよ」
「そっかそっか」
「なあ、神様」
「うん?」
「人間って本質的に変わっていく存在なのか?」
「言いたい事は分かるよ、でも分かるように説明して欲しいな」
「善悪ってあるじゃん、人間はもともと善だ悪だってやつ、そこに変化って言う本質的な感じでさ。人間はもともと変わる存在何じゃないかって。ちょっとした事象で善悪の変化が起こるって事はさ、人ってもともと善でも悪でもない存在なんだと思うんだ。それに人って好奇心の塊じゃん、だから悪でも善でもない『ただの変化する好奇心の塊』些細な事で変わってしまうのが人間だと思う。違うかな?」
「面白いねでも説明して貰ったところ悪いんだけど、答えを教える事は出来ないんだ、僕はそう言う存在だからね」
「そっか」
「ま、これで僕の用事は終わったよ」
「え?これだけ?」
「うん、ただの様子見だしね。もともと記憶を読んでいただけなんだで、僕との出会いが切っ掛けに君がこっちに来ちゃっただけなんだけどね」
「え、まじか」
「ま、そゆこと、またね」キラッ☆
読んでくれてありゃしゃーす。次回でキャンプ編を終わらせたいのですが終わりそうに無いです。
あ、感想とかアドバイスとかおなしゃす!!!




