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20話

おっと危ない、締切ギリギリだった。

20話




夜になりましたね。はい。食器の手洗いを手分けして行い、片付け終わった。ついでにゴミ(粗末)な物の処理を責任者が行う事になりました。


ごめんなさい。


鹿座先生(・・・・)


さて、気を取り直してそれぞれの遊び(・・・に行きましょう。八時だし一時間ちょっとは、遊ぶ時間あるね。


暗いし、少し肌寒くなって来たし上着でも着ようかな?


私は、自分の上着がある袋を求めて女子テントへ向かった。


「咲ちゃん何処か行くの?」


真希ちゃんが声を掛けて来た。


素直に上着を取りに行くと返事を返す。


「テントに上着を取りに行くだけだよ」

「ふーん、でもまだあったかいよ」

「これから、肌寒くなってくるんだよ」


大抵のキャンプ場では、夜は非常に寒いのだ。気温が下がり空気が冷えて、朝露でテントが凍る事もあるのだ。そして、朝露で木材に水気が入り、火が点かなくなるのです。


「そうなの?」


真希ちゃんは知らなかったようだ。

天然だ!

いや、キャンプ無経験者なら分からないのは当然かも。


「そうだよ」

「そっか、じゃあ私も上着取りに行く」


そして、私と真希ちゃんは二人でテントへ向かった。そして、上着を羽織った。


私は青色の短めカーディガンと、灰色のロング丈コートを掛けた。


真希ちゃんは普通に学校のブレザーを着た。


「うわ、咲ちゃんお洒落だ!」

「ふふ、ありがとう」


元気な真希ちゃんにちょっと笑ってしまった。


(みっちゃんに会いに行こうかな?)


私はみっちゃんに会いに行くことを決めた。みっちゃん?あ〜、愛称だよ。美留香の。え?覚えて無い?ほらー、入学式で坂の上を登る時に出会った、中学で隣のクラスの委員だった人、小川原(おがわら美留香(みるか)だよ。


別のキャンプ開き場所に居るから。


森の中

クマさんに


なんつって。


(お、みっちゃんいるぞ)


キャンプスペースの中心にみっちゃんが居た。周囲には、人集りが。


しかし、何やら不穏な空気を晒しているぞ


もしや、薄。


ウエッホン


食べ物失敗したのかな?


みっちゃんを囲んでいる周囲の人集りの一人が私に気付いた様だ。すると驚いた様子で全員に伝えた。


全員の視線が私ににににににに。


「えっと、どうしたの?」


取り敢えず無難に状況の把握を優先しよう。


「実は、うちらのカレーに塩が入りまして、それで、困っています」


うーん、この人(名前知ってるけど知らない)が言うには、みっちゃん達のカレーに塩が入ってしまった見たいだ。


「えと、実はサッカーして遊んでて、それで偶々そこに塩の容器ごと持ってた人がいて、それで、ボールが当たって偶々カレーの鍋が開いていて、塩がカレーにぶち撒けられました」


ふむふむ成る程。運が悪いね。みっちゃん大丈夫かな?


「へー」


でもごめんね、私、貴方達に会いに来たんじゃないの、みっちゃんに会いに来たの。


「「「………」」」


その場に気不味い空気が出来てしまった。私の興味無さげな返事を聞いてなんて言えば良いのか分からない様だ。


確かこのクラスの担任の先生は、


「うむ、すまんな」


げ、門田…先生。


「あっしが蹴ったボールじゃけん」


いや、訛ってないし、キャラ作りだって知ってるし覚えてるし。お寿司。いやもう遅いか。


髭の生えたダンディーな雰囲気なおっさん。腕巻きワイシャツに灰色の長ズボン。


クラスの生徒等は既に慣れているのかスルーしていた。


お前か、ボール蹴ったの。


「先生の所為なんだ」

「うむ」


先生は頷いた。しっかりと。責任を感じた時は責任感強いな。感じた時は。


「ち、違うの、私が周りを見てなくて、それで」


みっちゃんは責任を感じてしまった様だ。塩を持っていたそうだ。


「みっちゃん」

「さっちゃん…」

「先生の所為だから大丈夫だよ」

「でも」

「もういいでしょ、いい加減認めたら、先生の所為だって」

「うむ、周りを見とらんかったんはわいも同じや」


雰囲気を良くする為に使う方言は役に立たないのですよ。先生。私は勘が良いから分かるけど、それじゃー、反省してる様には思えないよ。


みっちゃんは、少し準備をしてから、頭を下げながら謝った。


「えっと、ごめんなさい」

「うむ」


先生?謝らないの?


「小川原さん、責任者の立場であるにも関わらず、周りを見ずに遊んでいて申し訳ない、その所為で小川原さんに迷惑を掛けた事深く反省します。皆様、私の身勝手な行いでカレーを駄目にしてしまい本当に申し訳御座いませんでした、すまなかった」

「あのワタ「はい良く出来ました!」しも?」

「さ、みっちゃん、先生を許してあげましょう」


私はみっちゃんを読んで言葉を遮った。


「さっちゃん!もう」


みっちゃんは遮られたのを心底不安に思っている様だ。自分に責任を押し付けちゃ駄目だよ。


「ね、これで良いでしょ、さ〜食べた食べたー!」


オッケー、グッジョブ!私!


「え?この塩カレーを食べんの?」


あ。


「違うよ、他のを食べれば良いでしょう」


するとほかの生徒が、こう言う


「実は、まだこれしか作って無くて」


なんですと〜!こんな時間あってこれしか作ってないの!?


「あの、どの位料理に時間を割いたんですか」


買ってきた返事が三十分位だって。あちゃー、顔に手を当ててしまう程呆れてしまった。


全くもー


(これは先生に責任取ってもらわなくちゃ)


「責任、取ってくださいね、先生」


わははははは、大先輩を堕とす為に先輩が作り出した技を喰らえ。


あ、いろ◯す先輩です。


「う、うむ、拙者が食料を調達してこよう」


門田先生が買ってくる様になりました。


私はその間にみっちゃんと楽しい会話をしていた。








また話数とブックマーク数が重なるかな?

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