第1話 仮面ライダー2号、最後の涙
マツト市のとある大学で、学生たちが次々と姿を消す事件が発生した。
警察は、オダ教授と会ったあとに学生たちが消息を絶っているという届け出を受ける。彼らは大学内にある X部 の部室で、オダ教授と接触していたという。
警察は真相を探るため、捜査員を学生としてオダ教授の講義へ潜入させた。
しかし、その捜査員は間もなく X部 の部室で遺体となって発見され、オダ教授も大学から姿を消してしまう。
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警察に事件の共犯者ではないかと疑われ、身柄を拘束されていた仮面ライダー2号は、仮面ライダー1号へ事件の真相を調べてほしいと頼む。
警察はオダ教授こそが犯人だと考えていた。
だが、かつてオダ教授の教え子だった仮面ライダー2号には、あの人格者が人を殺すような人物だとはどうしても思えなかった。
仮面ライダー1号は手がかりを追い続け、やがて廃坑へたどり着く。
そこには姿を消した学生たちと、捕らえられたオダ教授の姿があった。
オダ教授は、自分が秘密組織による低周波音を利用した洗脳計画を偶然耳にしてしまったことを語る。
秘密組織は、マツト市の学生たちを実験台にしようとしていたのだ。
それを阻止し、秘密組織の存在を世間へ知らせるため、オダ教授は X部 を立ち上げたのだった。
真実を知ったその時――
怪人モグラがオダ教授へ襲いかかり、そのまま仮面ライダー1号との戦いを開始する。
しかし、仮面ライダー1号は怪人モグラの敵ではなく、追い詰められてしまう。
その瞬間、仮面ライダー2号が姿を現した。
二人の仮面ライダーは力を合わせ、ついに怪人モグラを倒すことに成功する。
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戦いが終わると、怪人モグラの攻撃で深手を負ったオダ教授は、未来の人類を託す想いを学生たちへと残した。
オダ教授の葬儀のあと、仮面ライダー2号は、教授が命を落としたのは自分が警察に拘束されていたせいだと自らを責める。
もしもっと早く駆けつけることができていれば、オダ教授は助かっていたかもしれない――そう語った。
警察は、ただ謝罪し、この悲劇を悔やむことしかできなかった。
仮面ライダー1号もまた、オダ教授を守れなかった自らの力不足を悔やみ、その死を深く悲しんでいた。
そして仮面ライダー2号は仮面ライダー1号へ静かに言う。
「もう二度と、誰一人として秘密組織の犠牲にはさせない。……これが、俺の最後の涙だ。」
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つづく




