ペット(外)
「おはよう〜」
「おはよう…」
「おいおい、まだペット期間は終わってないぞ?」
くそぅ!どさくさ作戦失敗…!
「ほれ、ボールだぞ!それ!」
またボールかよ….って…あぁ!外飛んでった!
「ほら、はやくとってこいよ」
「わ…わん!わん!」
慌てて首を横に振る。僕今首輪付けてるんだぞ!?しかも四足歩行だし…こんなの近くの人(?)に見られたりでもしたら…!
「何やってんだ。ほら、早く」
いつの間にか首輪にリードが!?ちょ!?やめろ!引っ張るな!
「キャン!」
ショータの力…いつになく強い…!このままじゃ外に出ちゃう…!
「大丈夫。今は誰も近くにいないから。」
そういう問題じゃない!こら!やめろ!
「はい出発〜」
「…………」
うう、遂に外に出てしまった…こうなったらさっさと取ってさっさと戻ろう!
グイッ!
うぐっ!?
「ちゃんとご主人様の歩幅に合わせろよ」
…どこまで変態なんだお前は!?ていうか歩くの遅すぎだ!いつもはそんなんじゃないだろ!?
「ん?あれ人か?」
!?嘘っ!?早くどっかに隠れないと…!?
「…なんだ木か…随分焦ってたな?可愛かったぞ」
嬉しくない!あ、ボールあった…
「むぐぐ…うぐるる…」
だからこのボール大きいんだよ!早く取ろうと焦るほど滑って取れないし…
「お、取れたか?よし、じゃあ散歩に行くか?」
ふざけんなこら!いい加減にしないと怒るぞ!
「そんなに睨みつけるなよ…この辺の木にリード引っ掛けてほっといてもいいんだぞ?」
そんな…っ!
「お前にはそういう表情が似合ってるよ。さぁ帰ろう。」
やっと帰れるの…?あぁ手とか足とか痛い…
ペシン!パシン!
痛いっ!?いきなりなに!?
「歩くの遅いぞ!」
遅いからってお尻を叩くな!馬じゃないんだぞ!
「なんか反抗的な目だな?お仕置きが必要か?」
「わぅん!わぅん!」
ぐすっ…早くお家に帰りたい…ついでにショータを殴りたい…




