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魔王襲来…


早朝の事、大きな声が響く


「魔王様だー!魔王様がいらっしゃったぞ!」


…はいぃ?魔王が?こんな辺境な村に何故?


「なんで魔王がここに…?」

「僕が聞きたいかなー…まぁ、村長に任せとけばいいんじゃない?」

「それもそうか…」

「僕はまだ眠いから寝るよ…お休み〜」

「お前寝過ぎじゃね?」


眠いんだから仕方ない。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「邪魔するぞ。」


・・・・・・・・・・・


「…寝ているのか?おい、起きろ、エストシアとやら。」


んー?僕を呼ぶのは誰だ…


「起きろと言っているんだ!」

「どなた様で?」


朝起きたらお姉様みたいな感じの女の人が隣にいた、男の時なら凄い修羅場だけど、

今女の子なんだよねー…残念ながら…


「ってそうじゃない!あんた誰だ!」

「私はアイラン、現魔王だ」


あー現魔王ね現魔王…魔王!?


「ワットハップン!?」

「わっとはっぷん…?どういう意味だ?」


なんか口をついて出た。何故魔王がここに?


「いやまぁ、ともかく何故現魔王様が僕の家に?」

「うむ、やっと本題に入れたか、この村に王国軍が襲いかかって来た時に1人で全滅させた猛者がいると聞いてな?そんなに強いなら

我が軍に加えようかと思ってここに来たのだ」


王国軍…あーあれね…厳密には1人じゃなかったけどねー


「どうだ、我が軍に入らんか?」

「嫌です。戦うの嫌いなんで」

「そうか…断ると言うのなら、この男がどうなると思う?」

そう言って魔王は男の首根っこを掴んでこっちに突き出す。その男の顔を見ると…



…ショータ!?なんか居ないなーとか思ったら!?


「どうだ?なってくれるか?」


そんなの脅迫だ!犯罪だぁ!警察!警察を呼べ!


無理だわ、この世界に警察ないや、じゃなくて…なるしかないね。うん、ショータ人質に取られてるし…


「分かりました…でも、必要な時以外呼ばないでくださいね!」

「うむ、約束しよう。ではこの男は返す」


キャッチ!&リリース…は出来ないのでそっと床に置く


「では私は帰るとしようか…そうだ、収集の時はその男と一緒に来てもいいぞ?どうやらお前はその男とひと時も離れたくないようだしな?さらばだ」


…ショータとひと時も離れたくない…ね…?

いやまあそりゃそうですよ、ショータいなくなったら元の世界での知ってる人いなくなっちゃうしね?友達だし?うん。そういうことだよ。


…あ、ショータ起こさなくちゃ…しかし、

僕を軍にスカウトするためだけに魔王自ら来るかね?なんか裏がありそうだな〜…

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