最悪の展開
「あれ?ユウさん?」
いつも通り肉を狩っていると、ふと知ってる顔が目に入った。
「やぁ、エストシアさん…こんなところで何を?」
「僕は鬼イノシシ狩りだけど…ユウさんは?それに、その3人の人は?」
「あぁ、こいつらは俺の仲間だよ。センシンとマイとソーリだ。」
「おぉ、この子が肉くれた子か?ありがとな。美味かったよ。」
「へー。可愛い子ねぇ…」
「本当ですね。」
なぜだろう。女の人2人から嫉妬みたいな視線を感じる…
「ユウさん、無事に帰れたんですね。よかった。」
「なんとかね。あの、ショータって人は?」
「今日は家にいます。」
ユウさんと話してるとソーリって人から視線が…ははーん…
「ところで、ユウさん達はなんでこんなところに?」
「…俺たちは…まぁ、視…散歩みたいなもんだよ。」
「へー。楽しそうですね。」
「エストシアさん。ちょっと聞いて欲しいんだけど…」
「なんです?」
「明後日はここに来ないで欲しいんだ」
「…なんでですか?」
「戦争が起こるからさ」
…戦争!?
「戦争って…何故…?」
「俺達はこの先の村を制圧しなくちゃいけないんだけど…その村にはかなりの腕利きがいるらしいんだ。だから、この辺まで戦火が広がるかもしれない…」
「何故…そんな事を…」
この先の村…それはつまり、俺たちの村だろう…
「王国軍がそこを制圧しようとしたんだけど…失敗してね。それで、俺たちが…」
「そうなんですか…分かりました。」
「多分すぐ終わると思うんだけど…念のため明後日、明々後日位はこないで欲しい。」
「…分かりました。では、僕はこの辺で。」
「またね。エストシアさん。」
「それでは。」
………まずい…どうにかしなくては…!




