その男、家無しの為。
「なぁ、川田…」
「エストシア様と呼んでください。」
「なぁ、エストシア様(笑)」
「なんか語尾に変な違和感があるんだけど…まぁいいや、何?」
「…俺、これからどうすればいいんだろう…」
「…どうするって言われてもねぇ…」
「元の世界に帰りたいなぁ…」
う〜ん…これ、結構ダメージ受けてるな〜…
「ま、まぁそんな悲観的に考えるなよ…帰れないと決まったわけじゃないし、ここだっていいところさ!」
「お前はいいよな…村に居場所があって、家まであってさ…俺はこの救護施設から出たら家も、明日の食料も水もないんだぞ…?」
…それはまずいな…
「よし!翔太!一緒に住もう!」
「……は?」
「は?じゃなくてさ、一緒に住もうって言ってるんだよ!そうすれば食べ物も飲み物も家もあるだろ?」
「いいのか?」
「悪い訳あるか!友達だろ?」
「ありがとう…!」
「そ・れ・に☆こんな美少女と住めるんだぜ?嬉しいだろ?」
「お前…自分の事美少女って…」
「うるさぃ…」
言ってから後悔したんだよ!ちくしょう!
「まぁ、よろしく頼むよエストシア!」
そういえば、エストシアって呼び捨てにされるの始めてかも…
「うん!よろしくね!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「同居する事になりました☆」
「そ…そうかい…まぁ、エストシアちゃんなら平気だろうね…」
「よろしくお願いします!ノイさん!」
「よろしくな。ショータ君」
「ノントさんもよろしく!」
「あぁ…よろしく…」
翔太と同居かぁ…同居ねぇ…
男と女が1つ屋根の下って事か…
……なんか恥ずかしいな…けど翔太だから大丈夫だろう!




