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肉と魔王と勇者と王国

「捌き終わったよ。」

「ありがとうございます!あ、これ、おすそ分けです。」

「ありがとうね。…しかし、平和だねぇ…こんなに平和なんて、数百年前までは考えられなかったよ…魔王様のおかげだなぁ…」


あ、やっぱ魔王っているんだ…けど、

魔王が居るって事はRPG的には勇者も居るって事で〜。勇者は魔王より強い訳で〜。勇者の敵は魔物な訳で〜。俺今魔物サイドな訳で〜…


大ピンチじゃないですかやだ〜!!


「人間の国に勇者っているんですか?」


「勇者か…居るよ。ただな。皆誤解しとるが…勇者は魔物の敵ではないのだよ。

無駄な殺生はしないからな…こちらから攻撃しなければ大丈夫なのさ」


へ〜。勇者って言ったら

ヒャッハ〜!魔物は経験値だ〜!

みたいなイメージあったんだけど…違うんだ?じゃあ大丈夫なのかなー?


「だがな、勇者は大丈夫でも…

王国軍…あいつらは危険だ。魔物というだけで攻撃してくる…もう既に色々な場所の魔物達が犠牲になっとる…エストシアちゃんも気をつけなよ。」


王国軍…確かにその響きは嫌な感じするよ…


「そろそろ帰るね〜?」

「はいよ。またおいで。」


帰りに炎の杖を買いました。これで肉が焼けるね!



「…ついでに武器の手入れもしなきゃ…ね…」


なにもなければいいけど。

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