第一話:暗き夜に現れた少女
誰も居ない、夜の公園
フッ。ついにこの時が来たか
(と、いつもの詠唱をしようとする)
俺の名はーーと言いたい所だが、今は略称する。いつもしててシンプルに面倒いからな
その時
ドサッ
柵を乗り越え、目の前に現れたのは黒く輝く黒髪、白い肌、整った顔。そしてナイフを持った少女
え、こんな所に人が居るなんて…予想外なんだけど…
(少女は言う)
貴様は、我が組織の黒き漆黒の…
包帯が巻かれた右目に、右手を当てて言う
あ、あなたは…!いつもクラスで寝て居て…先生をいつも困らせている問題児!名前は確か、冥楽夜甚!
夜甚は手を広げ高笑いをしながら言う
はっはっは!良くわかったな。黒咲メイカ。それより貴様…なぜナイフを持っている。
メイカはナイフを見て慌てて隠す
な…なんでもない…とは言えないわよね。これはファッションよ!
心の中(この厨二病になら通じるはず!)
当たり前かの様に喋る
ふっ。やはり貴様もこっち側の人間か…
そ…そうよ…
心の中(これどっち!どっちの意味なの!?私も同じ厨二病判定なのか、同じ職業なのか!適当に"そうよ"って言っちゃったけど、どっちにしろ取り返しがつかなくない!?)
まぁいい、我の儀式を見られたからには一旦引くしかない……さらばだ
後ろを向き包帯のついた右手でパーカーを被り去る
ちょ…ちょっと待ちなさいよ!
夜甚は歩き去りながら手を挙げる
黒い輝く髪を靡かせ最後まで見送りながら
学校でもわからなかったけど…やっぱあの人の事わからない…夜甚…か、不思議な人ね、まっ!次会った時は学校…
心の中(待って!まずくない!?私が夜ナイフ持ってた事言われたら、痛い事してる人判定か…私のしてる事がバレる可能性が…どうしよォォォォ!!)
第一話:終わり
少なくてすみません




