表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小麦令嬢は婚約を破棄したい!  作者: 間波 結衣実


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

94/102

10章 ー10

 うちで咲いていたすみれ色のコリンダーがメグの排せつ物の影響で色が濃くなり、ラベンダー色になった。

 

 そのコリンダーだけは植え替えても色落ちしなかった。


 面白がったお父様は何人かのお友達にそのコリンダーをあげた。


 そのコリンダーがきっと婦人の家に渡ったのね。


 何にでも気がつくアルフレッド様が珍しいコリンダーに気がつかない筈がない。


 家にあるあの色のコリンダーを、きっと婦人の家で見た事があるからだわ。


 知らず知らずにつながっている。


「それは嬉しいね。私の知らないところで私の手掛けた物が広まっているんだね」


 お父様は本当に嬉しそうにそう話す。


「本当ですわね」


 お父様のこんな所を私は素敵だと思っている。


 『領民が喜んでくれたよ』と、お父様がこうやって笑うのを見て、お金がなくても私は幸せを感じていたのを思い出すわ。


 あと1年も一緒にいられないけど、お嫁に行くまでは側にいるからね、お父様。


10章も終わりです。

お嫁に行くまでと、家にいれる期限が見えてしまうと急にその時間が愛おしい気がするリリアでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ