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出会い

ちょうど秋になり始めていた日だった。

木の葉がだんだんと赤色に変わっていき夏の終わりを感じさせるある夜の事。


私、西川愛結にしかわあゆは中学校2年生。

親を早くに亡くしており今は祖母の家に住んでいた。

この日は部活があり、帰りが遅くなっていた。

「あっ。落ち葉」

愛結は足元に落ちた落ち葉をそっと拾い上げる。

落ち葉は赤い色をしていた。

「きれい」

ぼそっと一言つぶやくと家の方に歩いて行った。


ドンッ


突然誰かにぶつかった。

「ごめんなさい。大丈夫?」

それは愛結と同じくらいの年ごろで顔立ちが良く爽やか系な男の子だった。

「大丈夫だけど…」

少し足が痛かったが無理に笑って答えた。

「今、足が痛いって思った?」

爽やか系男子が微笑みながら聞いてくる。

その笑顔に愛結は少し赤面する。

「ちょっとね」

素直に答えた。

すると爽やか系男子はちょっと悲しい顔をして、

「ごめんね。あっ」

爽やか系男子が後ろを向くと3人の男の人が立っていた。

「走れる?ってかごめん、走って」

されるがままに愛結は走った。

不思議なことに足は全くって言ってもいいほど痛くなかった。


どれくらい走っただろうか。

後ろにいた男たちは消えて見覚えのないところにいた。

「ごめんね。後で送ってくから」

心配そうな顔を見てか爽やか系男子が答えた。

「ううん。いいよ。あのさ…」

「何?」

笑顔で返される。

この笑顔を見ると顔が火照る。

「さっきの…何?」

聞いてはいけないものを聞くようにして愛結は聞く。

「あ~あれね」

爽やか系男子は笑いながら答える。

「あれは、借金取り。なんかしんねえけど追っかけてくるんだ」

借金取り…?この爽やか系男子が?????愛結は心の中で叫んだ。

「あ、俺坂本竜也。秋風中学校2年よろしく」

「え?私も秋風中学校の2年生!!」

偶然の出会いに驚きを隠せない私。

「知ってたよ。前から可愛いなあって思ってみてた」

カァァァァ

顔が真っ赤になったと思う。

竜也はかなり背が高く運動神経がよさそうだ。

今の時代で言うイケメンと言われる人に、お世辞でも可愛いと言われてしまってはどうしようもなくなるに違いない。

「本当に俺の事知らない?喋ったことあんだけど?まあ無理もないか」

「嘘!ごめんなさい」

愛結は一生懸命に謝った。

「許さねえ」

「そんなぁ~」

簡単に言われちゃめんどくさがりの愛結は諦めてしまう。

「じゃあいいや。私の家どっち?」

「よくないよ」

「えっ?」

予想外の展開に愛結はただボケていた。

風がサッと吹く。

初めて書く小説?です。

なにかアドバイスなどがあれば大歓迎です!!

温かい目で見てくださいッ!

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