交わる視線と、小さなノイズ 〜【玲】放っておけない目〜
中学一年生になる変化の過程の中で、小学
生の気持ちを表現したい。
構成、内容などを私自身が思考し、文面の作
成には AI をサポート役としていれました。
八神莉子のことが、気になっていた。
同じクラスになったのは六年生になってからだけど、存在には気づいていた。去年の運動会で、ひとりで校庭の端に立っていた子。体育の授業でチームを決めるとき、最後まで残っていた子。名前を呼ばれると小さく「はい」と言って、それだけだった。
私はそういうの、ほっておけない性格だ。
リーダーって、そういうことだと思っている。グループを引っ張るだけじゃなくて、誰も取り残さない。それが私の役割だって、ずっと前から信じていた。だから声をかけてきた。困っている子がいれば声をかけるし、輪に入れない子がいれば引っ張り込む。それが自然にできるから、みんなが私についてきてくれる。
でも八神莉子は、少し違った。
取り残されているというより、自分からそこにいるように見えた。昼休みに席で本を読んでいるのを見ると、べつに寂しそうじゃない。ただ静かにそこにいる。窓の外を見ているときも、ぼんやりしているんじゃなくて、何かをちゃんと見ている目をしていた。
何を見てるんだろう、と思った。
先週の昼休みだった。私がいつものメンバーと話していると、ふと莉子と目が合った。莉子はすぐに本に視線を落としたけど、その一瞬の目が忘れられなかった。責めているわけでも、羨ましがっているわけでもなかった。ただ、見ていた。
あんな目をする子を、私は他に知らない。
「怜、聞いてる?」
中村に肘で突かれて、我に返った。
「聞いてる聞いてる」と笑って答えると、みんながまた笑い始める。私も一緒に笑いながら、視線だけ莉子の席にちらっと向けた。
莉子はまだ本を読んでいた。
声をかけてみよう、と思った。どんな子か知りたかった。リーダーとしてとか、取り残されているからとか、そういうことより先に、ただ、知りたかった。
あの目の奥に、何があるのか。
どうかな、!
面白かったら反応してくれると嬉しいですっ




