第三話 そして旅へ
俺たち二人はこの世界のしくみを知るべく、旅へと出た。
裕也達は最初にじいさんが言っていた街にあるギルドとかいうとこへ行くことにした。
「えっと...?ここか...」
裕也はGUILDと書いてある看板確認して中に入った。
「案外広いな...」
「おぉ...ここがゲームでよく言うギルドとかいう奴か!」
雄吾は周りを見渡し、感動していた。
「あんまりはしゃぎすぎんなよ〜」
裕也は意外に落ち着いていた。
「いらっしゃい坊や達!冒険者の希望?」
そこには良くゲームでも見る美少女がいた。
「えっと、確かギルドって仲間と協力する為にあることだよな?」
「そうよ、でも冒険者じゃない人はこのギルドは利用できないのよ。」
つまり、冒険者にならない限り仲間も増やせないってことか。
「で、冒険者になるにはどうしたらいいんだ?」
「はい、それでしたらこちらの契約書に手形を押してください♪」
契約書に書かれている内容は
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1.街に被害を与えないこと!
2.人同士の殺し合い、見つかり次第即に牢屋行き!
3.みんなで討伐などに行く時は必ず協力をすること!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「なるほど...大体わかった、手形を...こう押してっと」
裕也は迷いもなく契約書に手形を押した。
「ははっ!本当に裕也はこういうの好きだよな!」
雄吾も契約書に手形を押した。
「お互い様だろ」
「はい!契約完了です!こちらをお受け取りください♪」
受け取ったのは自分のステータスカードみたいだった。
「これはステータス...?少し見てみるか」
-----------裕也のステータス-----------
冒険者ネーム : ユーヤ
性 別 : 男性
職 業 : 冒険者 Level : 1
生命力 : 10
持久力 : 5
体力 : 7
筋力 : 8
魔力: 1
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「これが俺のステータス...」
すこし興奮気味になっていた。
「なんだよー、案外普通のステータスじゃねえかよー」
「こ、これからだ!んで?お前のステータス見せてみろよ」
雄吾は裕也にステータスカードを渡した。
-----------雄吾のステータス-----------
冒険者ネーム : ユーゴ
性 別 : 男性
職 業 : 冒険者 Level : 1
生命力 : 1
持久力 : 50
体力 : 1
筋力 : 1
魔力 : 1
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「いっ、いやお前こっ...ははっ!あはははははは!」
裕也は雄吾のステータスを見て爆笑した。
「ガーン!......」
雄吾は地べたに座り込み落ち込む。
「まぁまぁ、こういうこともあるさ!元気だしてこうぜ!」
「まさかお前より低いとは...ある意味すげーぜ、このステータスは...」
確かにある意味すごい。
今後のステータスの伸びが気になるところ。
「ではっ、ギルドのほうはどうされますか?」
「あぁ、まぁそうだな二人は厳しいし...」
ゲームでは二人で出来る、だが実際に戦うとなると厳しい。
「そうだよな〜、3〜4人で行くのがいいかも知れないよな〜募集かけるか?」
「あぁ、だが一つ問題があるんだ」
裕也は誰にも聞こえないように小声で喋り出す。
「ん?なんだ?」
「旅の目的を教えてくれ、なんて言われたらどうだ?」
(「俺たちは別の世界から来て、元の世界に戻る為に旅をしているんだ」なんて言ったら笑われるに決まっている。)
「へへっ、それなら任してくれ!」
「ん??なんだ?」
雄吾は紙を持ってきて何かを書こうとしている。
「よし!出来た!」
そこに書かれていたのは、"色々な所に旅をしながら困った人たちを助けるギルド!二人募集中!"と書いてあった。
「お助けギルドか...ふっ、昔良くやってたよなぁお前と」
裕也は懐かしそうに言い、笑った。
「いいだろ〜これ!」
「良い案だ。少しここで休みながら待ってみよう」
裕也は達はギルドで休むことにした。
「それにしてもこの街本当に広いよな」
ゲームでもよく広い街はあるが、実際に見てみると想像以上に広かった。
「俺も最初そう思ったよ、まるでゲームみたいな広さだよな!」
「あぁ、ゲーム以上かもな」
そんな話をしている時、外から助けを呼ぶ女性の声が聞こえた。
「だ、だれかー!助けて〜!」
「少し行ってくる!お前はここで募集しとけ!」
裕也は急いでギルドの外へ出て、女性の声がする場所を追った。
「た、助けて...」
「おとなしくしてろ!殺すぞ!」
何者かが、ナイフみたいな形をしている物を女性の首に近づけた。
「くそっ!考えろ俺...!」
どうしようもできない裕也は何もできずにいた。
そこに俊足で何者かが、軽いキックをし
「今だっ!」
と裕也に向って言う。
一瞬の出来事で少し混乱していたが裕也は拳で殴りかかる。
「おりゃぁあ!」
「ちっ...引くぞ」
女性を襲った者達は逃げていった。
「助けてくださりありがとうございます。」
女性は裕也にお礼をした。
「いえいえ、助けたのは僕ではなくこの人です...っていない...?」
助けてくれた人の姿はもうなかった。
「おい裕也!大丈夫か?」
雄吾が駆けつけてきた。
「ああ、心配ない」
大きな音で裕也のお腹がグー...と、なりだした。
「そういえばもう夕方なのか、腹減ったなぁ」
小さな声で呟く。
「あっ、そうだ!宜しければお礼にご馳走させてください!」
「えっ、そんな!いいんですか?」
「はい〜!もちろんです〜!そちらのお連れの方もよければご一緒に」
なんと二人もご馳走してくれるらしい。
「よっしゃーい!ご馳走になります!」
「お店はここから近いので行きましょう〜!」
裕也達は女性についていった。
「着きました!ここです!」
周りを見渡すと、でかいレストランだった。
「こ、こんなとこで食事を!?」
「お礼ですよ、お礼!」
レストランの中へ入っていった。
「で、でけぇ...」
「こいつは豪華だな...」
二人は、あまりの広さに呆然としていた。
「お二人さん!こちらです!」
三人はテーブルについた。
「えっとー...まず自己紹介しますか!」
裕也は自己紹介をすることにした。
「俺は裕也!こいつと一緒に旅をしてます!」
「えっと、ユーヤさんですね!旅をされているんですね!」
「んで、俺が雄吾だ!よろしくな!」
「えっとー、ユーゴさんですね!よろしくです〜!」
「次、自己紹介どうぞ!」
「私は、ミエルといいます。一応ここの王国の姫をやっています♪」
なんと、女性は王国の姫様をしていた。
「ひ、姫ぇぇ!?」
二人はこの後、驚きまくった。
自分ながらこの展開はいいな、と思いました♪今後もこのような話を書けたらいいなと思いました♪




