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気付いたらハッピーエンドだった件
「なにこれ?」
街を訪れた私たちが発した言葉は、それだった。
というのもその街はお祭りで活気づいていたのだ。
「オリンポスってもともと人が多い都市ではあるけど、これは・・・?」
そこら辺の人を選んで話を聞くと、どうやら魔王討伐記念祭らしい。
「「え?」」
いや、ね。魔王討伐記念祭だって。
「はーちゃん、魔王って何?」
そんなんいたの?と思いつつはーちゃんに訊いてみると、
「うちの叔父です」
「え?」
まじ?
「うちのおz」
「聞こえてるから」
はーちゃんは溜息一つ吐くと、思いっきり邪悪な顔で呟いた。
「本来なら叔父の合図を待つとこだけど、もう自由に暴れていいってことだよな?」
なんか不穏なこと言ってるので後ろからげん骨一撃いってみる。
ドゴッ
「あぼあ!」
その一撃で彼は倒れ、私はレベルが99(MAX)になった。
その後、ドラゴン討伐の際に得た利益で郊外に家とメイドを買い、自由気ままに暮らしましたとさ。
神:え、終わり?
美春:お金があるならニートします。以上。
予 定 通 り(ほんとだよ)




