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そこにいる…  作者: キャンディポップ
通学路
3/7

悪夢

悪夢


これは、私が熱を出すたび体験するお話です。私はいつも熱をだすことに恐怖を覚えています。その理由は…悪夢を見るからなんですが…現実か、はたまた夢か分からないんです。そんな悪夢を見た初めての体験を今回話したいと思います。ではさっそく…


ピッピッ

母「あら?38.0…今日は部屋で寝てなさい…」

私「はーい。」

母「今氷水取ってくるから」

朝から体がだるく…お母さんに言ってみたら…やっぱり熱かー…昨日寒かったからなぁ…それよりもお母さん氷水持ってくるの遅いなぁ

そんなことを思いつつ私は、ウトウトしていました。


ギシッ…ギシッ…ミシッ

私の部屋は二階に有るんですが…家が古くて…階段をあがったり、上がっていなくてもミシッと言う音がするんです。

あっ。お母さんが来たな…とウトウトしながら思いました。部屋の前まで音が来たんです…部屋には障子が有るんですが…その前まで確かに足音が聴こえたんです…


ギシッ…ギシッ…ギシッ!

私「お母さん…?…入らないの?」

寝惚けた頭で目を閉じながら私は聞きました…いくらたっても入ってこなくて可笑しいなと思いました。次の瞬間……!私のすぐ隣で…ギシッって音が聞こえたんです。


私(え?いつ部屋の扉開けたの?)

なんだか怖くて…ウトウトしつつ目を瞑っていました。眠かったし…開けてはいけない気がしたんです。


私(え?…なにこれ…体が動かない…)

次の瞬間何故だか金縛りにあったんです…。声が出ず…体も動かないくて…頭のなかで…いや…動かない…!お母さん…!早く…早く部屋に来て!と助けを求めました。

すると何かが…からだの上に載ったんです…重い何かが…私はもう怖くて目を開けられませんでした。その重いものは…私の上を通り過ぎようとしました。次の瞬間…


?「オギャャーーーー!」

赤ちゃんの声が聴こえたんです…その瞬間何故か金縛りがとけ…私は一目瞭然に

私「いや!お母さん!お母さん早く来て!」

と叫びました。


ドンドンドン!バンッ!

母「何!?どうしたの!?何かあった?」

私「い、今…!」

私は泣きながら母に訴えました…でも母はきっと寝惚けたんだろうと私をなだめました…。私もウトウトしていて現実と夢の間に居た感覚があり…そうだよね…寝惚けたんだ。きっと…と怖くてあまり考えませんでした。ですが…そんな考えを取り消す様な出来事がまた起こるなんて……この時はまだ…。


夢か現実か…そんなときって有りますよね…次回は少女の2回目の悪夢です。次はどんなことが合ったんでしょうね……本当に弱っているからこそ怖い体験でした…ではまた。




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