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そこにいる…  作者: キャンディポップ
通学路
2/7

お盆

これは私が一度だけ体験した。ヒンヤリするお話です。私が小学3年生の時です。その日はお盆でした。


お盆の日に


母「今日は、お盆だから家にお姉ちゃんが来てくれるかもね。」

私「…どうして?お姉ちゃんとは会えないじゃん…」

母「うーん。昔から亡くなった人はお盆に帰ってくるって言うからかな…」

私「じゃあ会えるの!?」

母「そうね…心配して見に来てくれるけど…会えないかな」

私「そっか…」

母「あっ。今日は夜遅いからお姉ちゃんと二人で待ってて。」

私「うん。分かった!」


私には二人の姉が居ました。一番上の姉は小さい頃…身体が弱く亡くなってしまったそうです。私は顔を見たことが無かったので会えるかもしれないことが…この時とても嬉しかったのを覚えています。その日の夜のことです


私「お姉ちゃんお帰り!」

姉「お。ただいま。お母さんは?」

私「今日は遅いって」

姉「珍しいね…いつもこの時間は居るのに」

私「そうだね…」

時間帯はだいたい9時頃だったと思います。いつもは居るお母さん…今日はお盆ってだけでもいつもと違う感じでしたが、お母さんが居ない事でもっと家のなかが、寂しい感じでした。


私「もう先はお風呂に入るね」

姉「うちは2階に居るから」

私「はーい。」

私は、いつもお風呂の前に歯みがきをしていました。お風呂場には、洗面所があってそこの鏡を見ながらやってるんですが…後ろには左から右に一本の廊下と、壁がいつも見えるんですけど…この日…髪の長い女の人が、スーーットその廊下を左から右に歩いてるのが見えるんです。


私「お姉ちゃん?どうしたの?」

私は姉がきっとふざけてるんだろうと…廊下の行き止まりにある部屋を除きに行きました。すると、そこには誰も居ないんです。きみの悪い人形だけが目立っていました


私「お姉ちゃん?ねぇふざけないでよ!そこにいるんでしょ!?」

私は怖くてついつい大声を出してしまったのを今でも覚えています。すると…

姉「なんか呼んだー?」

上から返事が…聴こえるんです。そんなはずはない。さっき確かに廊下を横切ったのだから…そこで私は姉に降りてきて貰うことにしました。


私「ねぇ。さっき…洗面所前の廊下を横切って…突き当たりの部屋に入った…よね?」

姉「行ってないけど?…その前に2階にいるって言ったじゃん。降りてきたら階段の音で気付かない?で?どうしたの?」

そんなことは分かっていました。あれが姉じゃないことも…。私は姉が降りてくる前に冷静考えました。あれはきっと…上のお姉ちゃんだと…


姉「へぇー。廊下にねぇ…まぁお盆だからね」

私「うん。お姉ちゃん見に来てくれたのかな?」

姉「そうかもね……」

本当は、ちょっと怖くてお風呂には入る気がしませんでした。でも姉だと思えば…少しは恐くないって思いました。本当のところはあの時通った女の人の正体は未だに分かりません。それからお母さんが、帰って来ていつも通りの光景になりました。あれ以来…私の家では 、人が通るなんて現象は起きなくなりました。

いえもしかしたら…見えないだけで居るかもしれませんね…貴方の後にも


今回はお盆の少女のお話…正体は気になりますが追及しないのも時には大切ですね。さて、次はどんな体験談でしょうか…








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