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第108話 【修行④】

8時間後…


「ハァハァハァ」


俺は目ん玉をかっ開きにしながら画面を見つめていた。


「あぶねぇあぶねぇ、精神的にやられるところだった」


虚無的なまでの操作時間、そして定期的にある放置区間。この放置区間は小刻みに操作する必要があり時間を無駄にしたくなかった俺は完全に画面に張り付いていた。

そんなこともあってSingularity Upgradesは全て購入し、ℵのレベルは12.73Kにまで成長した。正直言ってℵの効果よりSHOPの方が強かったんだけど…

今はSHOPは何とか#2を超えている程度、恐らくここからは1時間起きに開くとSingularity可能状態にはなると思うから楽にはなるな。


よし!とりあえず勇者達の現状について聞きに行くか。政宗先生、政宗先生呼ばれるぐらいには先生らしいことしないとな

まぁ、固有スキルに関しては皆独自の発展しすぎてアドバイスできることないんだけれども()


最初は兵器開発家の美月の所に行くか。美月は前までほかの勇者の力を借りて更なる高出力兵器を開発していたが…勇者が大勢帰って行った今、大丈夫かな?


美月の元へ行くと全身を黒い装甲で包んでいた。顔も含め全身…前見えてるのかな


「お〜い、順調か?」


すると顔部分の装甲が頭の形に沿って綺麗にパカっと開いた。


「政宗先生、私の所は大丈夫ですよ」


「ど、どんな感じだ?そんな機械でカラダ全身覆って」


「これは……機械というよりナノスーツですね。私が考えた兵器の構図を内部に搭載している演算器が直接ナノスーツ内のナノ粒子に送り込んで自在に変形するんですよ。考えるのに結構時間かかりましたからね」


ナノ…?なんか、一人だけ地球より文明進んでないか?

すると隣の茂みからガサガサと音が鳴った


「なんだ?」


俺が茂みのほうを向くと巨大な魔牛が猪突猛進でこちらに向かってきたのだ。推定レベルは1100を優に超えているだろう


「邪魔」


美月が手をかざすと、手の中心から青い幾何学模様が浮かび上がり魔牛の額に一直線に何かが発射された。

魔牛は一瞬で倒れ動かなくなった。


「い、今のはなんなんだよ」


「俗に言うレールガンですね」


「か、カッケェ〜〜」


全身黒の機械的スーツ、そして自分の創造を反映できるナノ粒子と演算子!これほど男心をくすぐるものはあるのだろうか!?

俺は次の勇者の竜牙の方へ向かった。



竜牙はというと、見た目は普通の人間なのだが明らかに力が高まっていた


「お!政宗先生!良いところに来ましたね」


「なんだ?なんだ?見せたい物があるのか?」


「それが真竜との融合率が1万%超えたんですよ。純粋な戦闘能力なら勇者のなかで最も高い自信ありますよ!」


「い、1万!?100%が限界じゃなかったのか?」


「100%なんて序の口だったんすよ…そこから真竜フェーズ1やら2やら到達していくんだよ!」


「で、今はフェーズ何だ?」


「今はフェーズ5なんだよね〜フェーズ5からは裏話なんすけど……弱い改変特性が付与されているんですよ」


「よ、弱い改変特性?」


「彩葉ちゃんの改変よりは強制力は無いですけど…一応改変できますね。まぁ、ただバルゼインの発言からして魔王も改変耐性持ってるっぽいんで通用するのは魔王戦前までだと思うんだけどね」


「まぁそれでも普通の攻撃力にプラスアルファで付与されたって考えたら強いじゃん」


「ま、その精神でいきますか」


改変特性かぁ彩葉以外の強力な改変特性持ってた勇者は記憶が曖昧だけれども、詩織の『運命改変』があったな。死んじゃったけど


よし、次は彩葉の所か

俺が彩葉のほうへ向かうと広がっていた景色は天と地が逆転していた。1m×1mの正方形ほどの範囲による逆転現象だが改変能力というのはここまでできるのか!?

俺は近くで座禅を組んでいた彩葉を揺すって起こした。


「あ、政宗先生でしたか」


「最近、調子どうだ?」


「幻獄のオーブによる自分自身に対する幻覚は結構上達していて、今は瞬時に幻覚に入り行いたい改変だけ実行。そして幻覚から戻るという工程をより早くできるように調整しています。魔王に改変が効かないってなると最後の四天王に対してももしかすると改変が効かないかもしれないですし…ついてきたからには足を引っ張らないように」


「ま、そんな改変が効かないからって気にするなよ。更に強い改変が手に入るかもしれないし、改変が効かないにしてもその対象者だけだからほかの所を破壊して落下物によるダメージを与えたりさ、色々あるから」


「そう、ですよね。とりあえずこの改変速度を速められるようにあと1日頑張っていきたいと思います」


よし、皆順調に強くなっていて魔王討伐までは余裕でいけそうだな。ていうか、何の特殊能力もなくてステータスとスキルのゴリ押ししかやっていない俺の方がヤバくね?

あと1日、レベル上げとアセンションを上げまくるしかないか。あとSingularityを進めることぐらいか




1日後、Singularityはℵが24個持っていてℵ₀を3個装着してBPを徹底的に上げることによってポイントがee5.6e15まで膨れ上がりSingularity Challengeは#1を+86、#2を+3、#3を+1に到達した。Challengeの必要クリアポイントの上がり幅が凄まじい…

これによってSingularity Challenge Pointは86×3×1で258手に入れた。これによりPPが^56Bほど累乗されている

正直言ってこの効果は馬鹿ほどつよい。Pultnic LevelによってBTEが乗算されるからだ。しかも色々な他の効果でℵのレベルが上がるから非常に嬉しい

そして新しい要素が追加された


**Singularity Omega**

Singularityのℵを犠牲にしてSingularity Omega Points(SOP)を獲得する。

SOPはℵのレベルによって増減する。

SOPは以下のアップグレードを獲得することができる。


Upg#1:SSPを乗算する

Upg#2:SC#3のPINを現在の最高DPに基づいて乗算

Upg#3:Universe Timesを最大PLに基づいて乗算

Upg#4:ℵの二番目の効果解禁

Upg#5:ℵの三番目の効果解禁


ℵを犠牲にして様々な効果が買える。しかもこれはUpg#1がクソ強い!

SHOPに関してはまだ#2までしか買えていない…Singularityは恐らくたくさんの周回を重ね大量のℵを獲得しそれを売りSingularity Omegaのアップグレードを買いSHOPを買ってℵを上げていく。という流れになるのは分かった。

あとは、簡単だろう。まぁ次いじるのは魔王討伐後なんだがな。


そしてアセンションは万象魔導、究極弓聖、拳神、成長加速、大気マナ利用、そして解析をすることによって出来たスーパーオートヒーリングも獲得できた。

しかも更に書ききれないが、他のスキルもレベルが上がりまくった。魔王討伐後ぐらいに特訓したらアセンション2余裕で行けるんじゃないかな?


よし、では勇者達を集め…魔王討伐最終局面へと向かおう。


俺は自分が建てた家の前で勇者達を集めた。


「お前ら…この5日間自分の限界を超えるために頑張っていたと思う。それを全て発揮し魔王を打ち倒そう!」


俺が拳をグッと握ると勇者達も覚悟が決まった顔で「おぅ!」と叫んだ。

さぁ魔王待ってろよ!



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

・万象魔導(ALv1-Lv1):

[ALv0:魔術・四大元素魔法・結界魔法の熟練度に +[Lv*80000]、さらに ×[Lv*800]%、魔力感知の範囲・精度に +[Lv*5000]%、魔力の質が常時向上し、魔力回路の効率に +[Lv*3000]%、賢者・2つを制し者との連携時、魔術補正に追加 ×1.5]

[ALv1:魔術練度を[Lv+1]x、魔術理解度を[Lv+1]x、賢者・2つを制し者との連携時、魔術補正に追加^1.05]


・究極弓聖(ALv1-Lv1):

[ALv0:弓術熟練度に +[Lv*50000]、さらに ×[Lv*1000]%、安定感・弾道計算が常時MAXとして作用、演算精度に +[Lv*2000]%、複数目標への同時弾道計算が可能に]

[ALv1:弓術練度を[Lv+1]x、弓の威力を[Lv+1]x、そして弓の熟練度や威力、スピードや連射速度などを^1.3]


・拳神(ALv1-Lv1):

[ALv0:拳を使う際に攻撃力に+[Lv*(10K*(Lv/2))]上乗せする、全ステータスに+[(Lv^2)*10000]、忍耐と精神力に+[Lv*10]%、素早さに+[Lv]%]

[ALv1:ALv0の効果1番目を[(Lv+1)^1.5]x、また追加で拳使用時の攻撃力の全体の乗数に対して2xし、拳使用時の攻撃力に^1.05追加する]


・成長加速(ALv1-Lv1):

[ALv0:全ステータスと経験値量を+[Lv^2]%、成長速度を+[Lv]%、レベルを×1.5]

[ALv1:全ステータスと経験値量を^1.1、そして成長速度を[Lv+1]x、レベルを×1.5]


・大気マナ利用(ALv1-Lv1):

[ALv0:大気中のマナを使用することで自身の魔力を消耗しない。効率は+[Lv*3]%]

[ALv1:ALvの効率を[Lv+1]xする]


・スーパーオートヒーリング(1):1/[Lv]秒毎に100%回復する

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