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第1話 【始まり】

朝起きたら、草原にいた。

広い草原…ベッドで寝ていたのになぜだろうが?そう思っていると目の前に青いウィンドウが開いた。そこには自分の名前、レベル、その他スキルが記載されていた。

そこでひときわ目を引くのは《固有スキル:段階的な成長》というスキルだ。


「固有スキル…?」


まずそもそも固有スキルというのが何も分からないのだが、段階的な成長というスキル名がますます意味が分からない…


「レベルを段階的に上げていけるということか??」


すると、固有スキルの所が光り始め、俺は興味本位でスキルの所をタップした。すると別の白いウィンドウが開き、【Aリソース】と【Bリソース】とだけ書かれているタブが出現した。見たところAリソースはA₁A₂A₃の積によって生産力が決まり、BリソースはB₁のB₂乗によって生産力が決まるようだ。何がなんだか分からないが、とりあえず買えそうなA₁を購入したら秒間1BP(Basic Point)が生産され始めた。それと同時に説明欄というものが出現し、そこにはこう記されていた。


《CリソースはAリソースとBリソースの積によってBPを生産します。》


なるほど、なるほど、こうやってどんどん強くなっていけばいいのね!

ていうか、先にこの草原から抜け出さないとな…夜にでもなったら魔物かなんかが現れてきそうだ…。


俺は、草原を闇雲に探索しながら10分…小さな防衛拠点のようなものを見つけた。


「すみませーん!誰かいますか??」


スキルがある感じここは異世界のようなものだと思うのだが…日本語が通用するのだろうか?


「ギィシシ」


そう後ろから聞こえ振り返ると、緑で鼻が大きい小柄な人形の俗に言うゴブリンのようなモンスターがナイフを持ちながら俺の背中を指してきた。

背中は瞬時に熱くなり、膝を地面についた


「ッッッ……!!!」


言葉にできないほど、痛い…

ゴブリンはそんな俺を畳み掛けるように俺の脳天をナイフで刺そうとした。

俺の頭にナイフが当たる瞬間、ゴブリンの頭を矢が射抜いた


「おい、大丈夫か?相当出血してるな。」


遠のく意識の中で男の人の声が薄っすらと聞こえてきたところで、俺は安心してそのまま意識がなくなった

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