第24話 種(たね)
その後、メガコードは順調に進み、無事終了! 私に続いてはっしーも卒なくクリアした。
余談だが、はっしーが、さり気なくお目当てのICLSインストラクター石黒さんにボディタッチしているのを、私は見逃さなかった(*ノω・*)ポッ
そして……
見事、全員修了!
おめでと〜〜!
修了式では、修了証とICLSピンバッジを授与された。
か……格好いい! 感動〜!
……ふぅっ! 一時はどうなる事かと思ったけど、何とか無事に済んで本当に良かった!
解散後、私は、はっしーよりひと足先に会場を出て近くの駅に向かって歩き出した。 恐らくはっしーは石黒さんとデートだろうからね。
『人のデートを邪魔するやつはUMAに食べられちゃうぞ』……だっけ?←うろ覚え
『ピンポロン♪ パンポロン♪』
……着信だ。
あれ? はっしーからだ!
『今どこ〜〜? 私、駐車場で待ってんだけど〜〜』と、いつも通りのテンションだ。
「何言ってるの! はっしー、これから石黒さんとデートでしょ?」
『あはははは! やーねー! これからデートなんて行くわけ無いじゃん』
「え〜〜っ! 今日が絶好のチャンスなのに〜!」
『こんな汗だくですっぴんじゃあ進展は望めないよ! ……まゆの気持ちはありがたいけど、大・丈・夫! もう、石黒さんのハートには『種』を植え付けたからね〜♪ さっ! 何か美味しい物でも食べて帰ろ! お腹ペコペコだよ〜!』
へぇ〜〜、そんなもんなのか〜〜。 はっしーは大人だな。 気を遣って損しちゃった。
私は、いそいそと駐車場に向かった
……途中、ファミレス『ロゼリア』ではっしーとパスタを一心不乱にバクバク食べていると……
『LINE♪』
あ、はっしーのスマホが鳴った。
……それを見てはっしーはニンマリ! 無言でスマホの画面を見せてくれた。
『石黒です』
『今日はお疲れ様でした』
『次回からはICLSアシスタントでの参加ですね!』
『次回が楽しみです』
『これからも宜しくお願い致します』
……!
すごい! はっしー、一本釣り大成功じゃん!
さてさて、ICLSインストラクターになるには以下のプロセスが必要となる。
1、ICLS講習を受講する。
ーーこれは今日修了した。
2、『ICLSアシスタント』として講習会のに参加し、指導経験をする。
ーー町野グループでは、3回以上のアシスタント参加を義務付けている。
3、『指導者ワークショップ』に参加して指導者講習を受講する。
4、指導者としてICLSコースに参加する。
5、『ICLSディレクター』の推薦を貰って申請する。
因みに、これらを5年以内に行う必要がある。
はっしーのお楽しみもこれからだし、元々お弁当に釣られて参加したICLSだが、私にとっても、すっごく有意義だった。
本気で目指すぞ! 『ICLSインストラクター』!
***
その後、深田先輩が泣いて喜んで、夜ご飯に連れて行ってくれたのは言うまでもない♬




