↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
221/224

第10話 宣言

 華奢な深田先輩が、これ程の腕力を身に付けるのは並大抵の事では無かっただろう。 私は胸が熱くなるのを感じた。


 深田先輩の『ICLS』にかけた情熱! そして諦めざるを得なかった無念。 それが私に伝播したんだ。


 私は思わず深田先輩の手を取って


「深田さん! 私、やります! 『ICLSインストラクター』目指します!」と宣言した!


 深田先輩が私の目を見つめ返した。


 その目は潤んでいる。 私の決意に感動してくれたんだろう。 


 ……? 


 深田先輩の表情が崩れた!?


「いてててて〜っ 遥! 痛い痛い!」


 ……! しまった! 思いの外《ほか》力が入ってしまったようだ!


「あ! す! すみません! 大丈夫ですか!?」


 深田先輩は苦笑いを浮かべ「う、うん……大丈夫、大丈夫」と言いながら自分で自分の手を擦《さす》った。


「……それにしても、遥は底知れぬ力を秘めているかも知れないね」


 そんなオーバーな〜 (〃∇〃)


「いや、オーバーなんかじゃない。 さっき言ったろ? 『ICLS』に必要なのは『人命を救いたい』という『鋼《はがね》の意思』! 即ち、精神力をそのまま体力に転化出来るお前は、当《まさ》しく『ICLS』にうってつけだよ」


 ……こうして深田先輩の巧みな『飴とムチ』ならぬ『飴と飴(・)』で、ますます『ICLS』への意欲を増していく私なのでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。