第7話 なんですと!?
なに? なに? これ、どーゆーこと!?
これ、鈴森さんの手紙じゃん!
も、もしかして、ラブレターを鈴森さんに返したのが私だって事がバレた?
それか『下手な鉄砲も数打ちゃ当たる』で、私にもついでにラブレターを書いたとか?
あ〜っもう! いちいち手紙なんかに書かずに、口で言えば良いのに!
……と、私にしては珍しく、ちょっとイラついてしまったが、防犯カメラがある手前、その場で開けて読む訳にもいかず、また検査室に引き返すのもばかばかしいので、このまま帰る事にした。
帰宅後、テレビを観ながら鈴森さんの手紙の封を開けて読み始めた。
『先日、僕が頭をぶつけた時、心配してくれて、更にレントゲンの山本技師長に連絡までして下さり、感謝致します』
——まあ、かなり強くぶっつけてたからね。 誰でも心配するよ。
『この病院であんなに優しくしてくれたのは、遥さんが初めてです。 とても嬉しかった。 有難う』
——ん? 急に馴れ馴れしくない?
『恥ずかしながら、僕は女性の方を見ると、緊張してしまい、とんでもない行動をとってしまいます』
——あ〜、逃げたり、頭ぶつけたりね(苦笑)
『実は、そんな僕が産まれて初めて恋をしました。』
——『初めて』!?
『しかし、恋愛経験ゼロの僕は、これからどのように進めたら良いか判りません』
——私のお父さん位の歳のおじさんが何を言ってんの!
『実は以前から、遥さんは皆から好かれていて羨ましく思っていました』
——えっ!? 私が!? まじで?
チラリと鏡に目をやり、髪の毛を整えた。
……! やだ、ほっぺが真っ赤だ!
な、なに照れてんのよ私! 続き続きっ!
ほっぺをペチペチっと叩いて、再び手紙に目を落とした。
『そんな人気のある遥さんに、折り入ってお願いがあります』
——な、何よ……。 まあ、事と次第によっては聴いてあげなくも無いんだからね! ←ツンデレ
『彼女との、恋の叶え方を御指南下さい!』
な ん で す と ! ?




