↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
190/246

第6話 これ……実話です(←衝撃!)

 翌日、例の手紙が到着したので、急いで検査室の、私のロッカーに隠した。 


 今日、明日中には、これを何とか鈴森さんに渡さなくては!


 因みに、前話では慌ててしまって、鈴森さんの名前を『鈴村さん』と誤記してしまったのはここだけの話だ(←お詫びして訂正致しますっ!)


 それにしても、渡さなくてはならない媒体が『封筒』っていうのが実に拙《まず》い! 本人に直接渡せないし、誰かに見られたら、それこそ、院内のスキャンダルになりかねない。


 どうする? 箱に入れて、リボンでもかけて鈴森さん宛に宅急便で送る?


 ……料金だってそんなにはかからないだろうし、そこに手紙が入っているなんて、誰も思わないでしょ。


 …………


 …………!


 あ〜〜〜〜! 


 この手紙を、無記名で、私宛じゃなくて『鈴(・)森(・)さ(・)ん(・)宛(・)』で送れば良かったんだ!


 切手代、損した(泣)


 よしっ! そうと決まれば、もう一度、家に持ち帰って再送付だっ! (← …………。)



 さて、数日後。


 鈴森さんは、相変わらず目が合うと脱兎の如く理学療法室に逃げ込んでしまうが、例の封筒が届いたためか、何かを探す素振りは無くなった。


 ふうっ、まあ良かったとしよう。(←自己満足)


 鈴森さんは、あの手紙を片思いの女性に渡せたのだろうか? と、私にとってはどうでも良い事ではあるが、偶然とは言え、巻き込まれた身としては、ちょっぴり気になっていたりして。。


 この日も。私は締めの作業をして、かなり遅くなってしまった。


 また例の観たい番組のタイマーをかけてこなかったので、急いで帰りの準備をして、靴箱からローファーを取り出し履こうとすると、足に妙な違和感を感じた。


 持ち上げて見てみると……


 て! 手紙!? 


 ふんじゃったから、ちょっとクチャってしまっているが、間違い無く、この前拾った鈴森さんの手紙と同じ封筒だ。


 1つ違っていた事


 ……それは、そこに宛名が書いてあった事だ。


 な、なんと、その宛名は……


 『遥《はるか》 真優《まゆ》様』!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。