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第八十七話 ダンジョン


 そういえば矢はどうしようか。うーん俺が悩んでいるとオッドーネが戻ってきた。


「どこに行っていたの?」


「これに矢を入れてください」


 これは巾着袋? その中を開けてみると、何もなかったが手を突っ込むと手がどんどん置くまで入っていた。これはアイテムボックス機能がついている巾着袋か。


 さっきオッドーネがどこかに行っていたのは矢を入れるための袋を取りに行ってきてくれたのか。


 俺は矢を用意してもらった巾着袋型のアイテムボックスにめいいっぱい入れてもらったから矢がなくなる心配はしなくて良くなった。俺は弓を背中に右の腰あたりに巾着袋を右手で取りやすい位置に紐を調整して吊るしておいた。


「ありがとうオッドーネ」


 オッドーネは当然のことをしたまでですよという顔をしながらお辞儀をした。


「それでは行きましょうか」


 俺はオッドーネに手を引かれてみんなの休憩している場所に戻った。まだみんなは荷物を確認し、準備しているようだ。


 もっとじっくり武器倉庫の中の武器を見ておけばよかったな。


 俺はみんなの準備を眺めていると、俺に気付いたエリザ姉が話しかけてきた。


「レイルその背中に背負っているものは」


「弓だよ」


「なんで?」


 エリザ姉は怒ったような口調で言ってきた。


 うん? なんかエリザ姉に癇に障ることでも言ったかな。たぶん行ったのだろうさっきの質問からすると、この弓がいけないのだろう。何が気に食わないのだろう。別にロベルト兄だって、杖を装備しているからな弓を装備していてもいいと思うんだが、うーん、理由をいくら考えてもわからないな。


 俺は過去の記憶を思い起こしてみた。


 あっ、そういうことか。前ダンジョンに行ったとき前線で戦ってうれしいそうにしていたからな。誰かと一緒に全線で戦うことが好きなのだろう。だから、俺が弓を持ってきたときに前線で戦わないかもしれないと思って、エリザ姉は不機嫌になっていたのだろう。


「いや、使おうかと思って…一応剣も使うから」


 俺は背中に背負っている剣を少し剣身が出るくらい抜いてエリザ姉に剣身を太陽にチラチラと反射させて、光らせて剣も使うよアピールをした。


「そう、ならいいわ」


 エリザ姉はそのまま準備を終わらせるため、作業に戻っていった。


 やっぱり、一緒に前線で戦いたいのだろうな。剣を使うことを聞いて、一気に機嫌が元に戻ったからな。俺としてはまだ力の調節ができていないし、前線に行くと問答無用でエリザ姉には切られそうになるからヒヤヒヤして嫌なんだけどな。


 極力エリザ姉には近づかないでおこう。たぶん、その前線にはペルナ姉もいるだろうし、ペルナ姉にエリザ姉を近づけさせればいいだろうペルナ姉なら誰とでも息を合わせることができるから、エリザ姉と息を合わせるのは余裕だろう。あと、一緒に戦う前に手加減の確認をしておかないとな。


 それに比べてロベルト兄はいいよな。たぶん最初の時から前線に絶対でない装備だっただろうから、前線に出ない戦い方だとエリザ姉に認識されているのだろう。剣も一応腰につけているけど、接近されたとき用の護身程度のものだろうから、基本は後方から魔法を打って支援してくるだけだろうな。エリザ姉は杖をメインに使っていくロベルト兄はどうでもいい表情で文句も言わず触れていないからな。


 それから30分くらいが立って、みんながは俺のたくさん矢が入っている巾着袋のような袋に確認し終えたものを詰め込んでいって準備を終えた。


 もう、休憩は終わりのようだな。


 エリザ姉はとペルナ姉はすぐに馬に飛び乗った。ロベルト兄はカエターニに抱っこしてもらい馬に乗せられていた。


 ロベルト兄を見ているとやっぱり普通の子供は馬に飛び乗れないんだな。エリザ姉もペルナ姉も普通に馬に飛び乗っていたから子供でも乗れるものだと思っていたから、俺もそんな感じでみんなに馬に乗るところを見せていたからな。失敗したな。


 俺もオッドーネの馬に飛び乗り、すぐに出発して馬小屋が見えてきたのでそこに馬を預けてダンジョンの入り口付近までいき、ようやくダンジョンの入り口に到着した。

 

 今回はどんな感じ出ダンジョンに潜るのだろうか。たぶん今回は一週間以上潜ることになるからな聞いてみるか。俺はたぶんリーダーでだと思うエリザ姉に聞いてみた。


「エリザ姉どんな感じにダンジョンいくの?」


「最初みんな1階で1日別々に、準備運動してから集合して明日からみんなで一緒に戦うわよ」


 エリザ姉もたまにはいいことを言うな。一日ウォーミングアップの時間を作ってくれるとは有り難いなこれで、手加減の練習と弓矢の実践訓練を行うことができるな。


 しかも、一階なら余裕で一人でもモンスターを容易に狩れることができ、安全なのでいい判断だろう。確かぺルナ姉は一人で10階くらいまでは行けるって言っていたし、ロベルト兄も一人で5階までは行けるみたいだからな。


「それでは…私とジェンマがエリザ様に、ジェンティーレとマッダレーナがペルナ様にオッドーネとマビリアはレイル様に他の3人はロベルト様について一日行動しなさい」


「はい」


 エリザ姉の考えを聞いたカエターニはすぐに護衛騎士のみんなを集めて、少しみんなを見てから、指示を出して護衛騎士のみんなを担当の護衛対象を割り振って命令を出した。護衛騎士たちはみんな返事をしてすぐに移動して、自分が護衛する対象の後ろに控えた。


 やっぱり、今回もまたエリザ姉の思い付きだったみたいだが、もうみんな慣れているのか驚きもせず素早く隊長であるカエターニの指示に従って対応していたな。騎士たちの練度もかなり上がっているな。


 それから俺たちは1階の安全なたまり場までみんなで移動した。


 いつも冒険者が休んでいる溜まり場を見てみると今日は誰も休んでいる人がいなかった。みんな下の階層にでも行っているのかな。たぶん、たまたまいないだけだろうな。


「集合場所はこの場所にします。今日一日はお好きに行動してください。それではエリザ様行きましょうか」


「うん」


 カエター二が集合場所を騎士たちに伝えてから、俺とペルナ姉とロベルト兄にあとは丸投げして今にも戦いたそうなエリザ姉の後ろにつくと、エリザ姉はすぐに奥のほうに向かっていった。


 歩くのが早いなこの勢いでいかれると一階にいるモンスターがすべて狩られてしまうかもしれないな。そうなると困るから俺もすぐにいかないとな。


「オッドーネ、マビリア僕たちも行こうか」


 俺はオッドーネとマビリアにつ立ててすぐにエリザ姉と同じく早歩きでペルナ姉とロベルト兄を置いて先にモンスターを探しに行った。


 俺はとりあえず魔法の無属性の探査魔法のプローブでモンスターを探すと、集団でたむろしている20匹のコボルト反応がしたので反応した場所に向かうと、探査した通りモンスターがいた。


 最初は無意識で剣を振るときどれくらいの威力になるか試してみるか。いや、この訓練は見られたくないからこの20匹で手加減の感じを掴むことにするか。20匹もいれば大丈夫だろう。


 とりあえず、オッドーネとマビリアには見られたくないから今からやる手加減の訓練は見せないために、二人には悪いが目くらましで少しの間まくか。


 どうやって二人の目を眩ませようかな。


 どの属性の魔法がいいかな。強い光を目に当て目を眩ませることのできる光属性の魔法か、水属性の水の水滴を目に入れて目眩まししたりとか他にもいろいろと目を眩ませる魔法がたくさんあるが俺は今回土属性のサンドと風属性のウインドを使って砂を風に乗せてそのままめにあてて目を眩ませることにした。


 俺はソイルとウインドをオッドーネとマビリアの目をめがけて発動させ、二人の目に砂を叩きつけて二人が目を瞑る瞬間、俺は一瞬で二人を置いてコボルトたちのところに向かった。


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