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第三十二話 イクチオサウルス

 俺は探索を再開するために意識を地下世界にいる分身に移した。


 先に進んでいくと草むらが終わり海岸が見えてきた。


 新しい場所か。海はきれいで向こう岸が見えないほど広いが探索を始めるか。


 俺は他の分身たちを海岸に移動させて海岸の砂の中に待機してもらい俺は気で全身を強化して海に入っていった。


 そのまま歩きしばらくすると、小魚と貝がちらほらといてその奥をさらに進むとごつごつとした岩が現れ始た。その上にはイソギンチャクや海藻などのサンゴ礁などが現れ始めそこに住み着く大き目の魚や、タコなどが現れ始めた。


 そろそろ何か出てきそうだな。 んっ、あれはイルカかな? こちらに狙いを付けたかのようにますっぐ猛スピードでこちらに近づいてきている。


 あの目は間違いなく俺を狙っているだろう。


 俺は臨戦態勢に入りイルカみたいな奴が来るのを待った。


 イルカみたいな奴は俺にまっすぐ近づいてきて噛みつこうとしたので俺はそれを躱しつつカウンターを入れた。イルカみたいな奴は一撃で倒れて仰向けになりぷかぷかと浮いていった。


 海の初戦はなんか弱かったな。あいつはイクチオサウルスという魚竜だな。たぶん。


 ぷかぷか浮いているイクチオサウルスから少しだけ殴ったときの衝撃で内臓が破裂したのか口から血を出している。その地につられて他の肉食の魚が集まりすぐにイクチオサウルスは骨だけになり海底に沈んでいった。


 次からは血はできるだけ出さないように倒していこうかな血の匂いにつられてくるとさっきみたいな水中の生物たちを対応するのは面倒臭そうだし水中の中は、地上に比べて生き物が無限にいるイメージがあるから戦いたくないんだよな。


 先に進むとまた別の新しい生き物がのんびりと泳いでいたこいつはウタリサウルスどうやら危害を加えてくる様子はないようだ。


 無視して先に進んで行こうとしたがイクチオサウルスがウタリサウルスに戦いを挑んでいた。どうなるのかと見ていると、さっきまでおとなしかったウタリサウルスが攻撃を受けそうになる瞬間すぐに動き出して待ってましたとばかりに攻撃を躱してイクチオサウルスに反撃をして胴体に食らいつく、噛みつかれて暴れるイクチオサウルスをウタリサウルスを顎の力で無理やりに押さえつけて数分がたった。


 イクチオサウルスの動きがほとんどなくなると周りの魚たちに横取りを警戒してかすぐに食べてしまった。


 おとなしそうな生物かと思ったけどただ単に獲物を待っていただけなのか。外見だけで判断してはいけないということか。今後気を付けていこうか。


 少し先に進むと特徴のあるまた新しい生物がいた。あれはノトサウルスだと思う。ノトサウルスが小魚を追いかけているのがここから見えた。


 ノトサウルスは全長4mくらいの爬虫類だ。小魚の逃げる動きに対してその大きさにもかかわらず俊敏な旋回性能でもう追いつこうとしていたがそれでもなかなか追いつけずに逃げられてしまったようだ。お腹がすいているのか今度は俺のほうを向いて襲い掛かってきた。


 また来たか。


 俺はゆらゆらと近づいてくるノトサウルスだったが、向かってくるのが遅かったので水の抵抗で少し遅くなるが俺からダッシュをして近づき右アッパーを食らわせて倒した。


 しかし、ここの水中の生物たちは思ったより弱いな。地上にいたへレラサウルスとは速さも強さもえらい違いだな。ちょっとわくわく感が薄れながらも探索しているとまた新しい生物が現れた。


 なんか新しい生物と出会う頻度が速いな。地上と違い堂々としている生物が多いいな。今度の生物はプラテカルプスとモササウルスがのんびりと泳いでいるのが見えた。


 たぶんこいつらもウタリサウルスと同じように獲物を待っているのだろうか。俺はそのまま無視して直進してみることにした。


 しかし、水中の生物は地上の生物と比べても動きが遅いな水の抵抗で遅くなっている俺でも楽々対応ができている。水中の生物のほうが速いと思っていたのだがどうやら違うみたいだ。


 俺はその2匹を無視して2匹の前を通り抜けようとすると、モササウルスの捕食範囲に入ったのかいかかってきたので俺はアッパーを食らわせて一撃で倒してからプラテカルプスに反応される前に近づいて顔を殴りすぐに倒して無力化し、何事もなかったかのように俺は進んで行った。


 先に進んで行くと20匹くらいのイクチオサウルスの群れが俺の先に見えた。あれは相当でかい群れなのではないかな。何をしているのかな。


「え」


 何をしているのか興味を持った俺はもっと近くで見てみようと思い近づいたとき、イクチオサウルスが俺を見つけると一斉にこちらを向き俺の前にいたイクチオサウルスたちがその群れ全匹が集団になって突っ込んできた。


 イクチオサウルスは俺に近づくと俺の周囲を右回りにぐるぐると回り3mの円くらいの大きさで俺を取り囲んだ。1匹の時とは違う動きをイクチオサウルスはしてきた。


 俺はてっきり1匹の時と同じようにイノシシみたいに直線で突っ込んでくると思っていたんだが今回は違うみたいだな。


 俺はイクチオサウルスがどう攻撃してくるのか興味を持ったので観察してみることにして攻撃を待っている。


 なかなか攻撃してこないな。何かを待っているのかそれとも俺が動くのを待っているのかわからないが全然攻撃してこないので俺は試しに動いてみるとイクチオサウルスは体当たりをして円の外に出さないようにブロックしてすぐさま一斉に全方向から襲い掛かってきた。


 たぶん今の攻撃で俺をひるませてチャンスだと思ったか逃がしてなるものかと攻撃してきたのかわからないが、すべてのイクチオサウルスが一斉に襲い掛かっているのだと思う。


 今まで見た感じだとイクチオサウルスたちとのスピードの差が全然違うということがわかっているので、たぶん俺に到達する前にすべて倒せると思い一番パンチが速く出せるボクシングの利き腕の右を前に出したジャブの体制になる。


 俺は新しい気の技、速気弾を使うことにした。この技は気で作った弾を速く相手にぶつけて倒す技で気弾という技はまだ使っていないがその気弾の速いバージョンみたいなものだ。


 手に纏う気を上げて威力を上げて構えて反撃の体制を整える。俺はジャブをまず正面からくるイクチオサウルスたちに気の新技、速気弾をジャブにの動きに合わせて拳ほどの大きさで飛ばしてイクチオサウルスにぶつけてみた。速気弾にぶつかったイクチオサウルスの顔面はへこみ一発食らっただけで動けなくなった。


 俺はすぐさま右に向いてジャブをして速気弾を食らわせて倒すを繰り返し、俺はちょっと後方に下り上からくるイクチオサウルスたちを斜め前にしてからジャブを当てやすいようにしてイクチオサウルスに向けてジャブをして速気弾を当てて倒して、全方位から来たすべてのイクチオサウルスを倒すことに成功した。


 やはり、水中の生物は基本的に動きが遅いな。だいたい今まで見た感じだと時速40km~時速100kmくらいの間くらいなのでこの海の前にある地上の生物よりも2倍くらい遅いので俺にとっては敵ではないな。


 だいたい生き物の分析と探索が終了して海の生物に飽きてきたので走って先に進んで行くが新しい生物を見つけることができなかった。探索をさっさと終わらせて襲い掛かってくる生き物たちを無視して走って来たら、もうサンゴ礁や岩が終わり砂になり始めていた。どうやら海岸が近くなってきたようだ。


 俺はそのまま歩いていくと砂浜になり陸にたどり着いた。海の旅は終わりになった。


 もっと時間がかかるかと思っていたが、海底に深海や海溝がなかったのですぐに新しい場所にたどり着いたみたいだな。


「はぁ~、面倒くさそうだな」


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