元勇者
いままで読んでくれたみなさま、ありがとうございました
これにて「元勇者は日常ブレイカー天災級」は完結です!
でも決してこの物語が完結したわけではないのでこれからの時間や状況により検討して「元勇者は日常ブレイカー天災級編後」を出しますのでよろしくおねがいします。
一度完結しましたが、Ⅱを作るのも回りくどいのでこのまま連載することにしました、自分がこの結論に至ったのも感想をくれた読者様の皆様にお言葉をいただいたからです、本当にありがとうございます。
作者が飽きて書くのを辞めたと思われた方は誤解を抱かれるようなことをしてしまい申し訳ありません…
それではまだまだ続くのでがんばります!
俺は相手のステータスを確認する
名前 双竜
種族 ドラゴン
LV 545
HP 210000/210000
MP 567000/567000
職業 なし
魔法 火属性
スキル 『ブレスMAX』『噛み付きMAX』
なんだこれ?
これが天災級のステータス?
おかしくないか?
俺はこれは何かの間違いではないのかとつい考えてしまった
レベルは高く、HPも高い、だがスキルが異常なほどに少ないのだ
「まあ天災級なんてまだまだ不明なところはあるからしゃあないな」
俺は気にせずにスキルを使い空を飛ぶ、そして双竜の目の前まで行くと
右手をかざし魔法を放つ
「しにさらせ!『ファイアーランス×100』!」
俺の前にはファイアーランスが100本現れ、ドラゴンに向けて飛んでいく
次々とドラゴンに刺さっていき、ドラゴンは苦しそうな声を上げる
そしてドラゴンは手を振りかざしこちらに振り下ろしてくる
「きかねえよ!」
俺は目の前にシールドをはり、ドラゴンの攻撃を防ぐ
そのあとに俺はすぐに次の攻撃に入る
「まだまだ!サイクロン!」
おれが風属性の最上級魔法をとなえると目の前に竜巻があらわれる
だがこんなもんじゃ終わらない
「まだだ!ファイアーボール×100!!」
俺の放ったファイアーボールはサイクロンの中に入っていき、竜巻は日の竜巻になっていく。
「まだまだ!エアスラッシュ×100!!」
俺の放ったエアスラッシュはまたも竜巻の中に入っていき、竜巻の音は風を切るような音が加わる。
そしてその竜巻はドラゴンに見事命中する
「グギャアアアアアアッ」
ドラゴンが苦しそうな声を上げるが気にしない
まずはこいつを殺さないと
「グルアアアアア!!」
ドラゴンの放った攻撃が考え事をしていた俺に命中し、俺は後ろに吹き飛ばされる。
「い、いてぇ……だが、甘い!『ヘルプリズン』!!」
俺は闇の最上級魔法を使う
するとドラゴンの周りを黒い剣が刺さり、囲んでいく
そしてだんだんと幅を狭くなっていきドラゴンを串刺しにする
「グギャアアア!!」
だが流石にそう簡単に終わってくれないのが天災級
ドラゴンは無理やりに体を動かし、そこから脱出し空を飛ぶ
自然とゴブリンの位置と俺の位置は空中で平行の位置になる
「さあ、ドラゴンさんよぉ、もうそろそろ終わりにしましょうや」
俺が挑発じみたことを言うと、ニュアンスで理解したのか相手のドラゴンは切れたように叫ぶ
「グルァアアアアア!!」
おいおい、言葉を理解してんのか?
いや、ただ怒っただけか…そろそろ終わらせないとな…
俺は右手に力をこめ、魔力を右手に集中させる
この一撃で決める…
ドラゴンもなにやら力をためているようで一向に動こうとしない
だがそれはこっちにも好都合、俺はさらに魔力をためる、俺のすさまじい魔力に大地がゆれているきがするがきにしない。
「グギャアアアッ!!」
ドラゴンがつっこんでくる、ドラゴンがこちらに向けている牙にはこの森をなくすくらいの魔力がこめられていた。
おいおいまじかよ…俺もだけど
俺はそのまま右手を振りかぶり立ち向かう体制をとる。
「これで終わりだぁああああああああああああああ!!!」
「ぐるァアアアアアアア!!!!!」
―――ドゴッォオオオオオオオオオオオオオオオ!!
俺とドラゴンの力がぶつかり合う、ぶつかり合った瞬間にすさまじい音が回りに響き渡るのがわかる。
っぐ…こいつ、力が馬鹿みたいにつええ!
「…こんのっ…くたばれええええええええ!!」
俺は右手を振りぬきドラゴンを吹き飛ばす
ドラゴンは2kmほど吹き飛び地面にたたきつけられ動かない
俺の全魔力を使っての攻撃だ、ありゃしんでるだろう
おれが下に戻るとマリたちが泣きながら抱きついてきた
「よかった!戻ってきてくれた!」
「だから大丈夫だっていっただろ?」
「…それで、あの化物はどうするんですか?」
最初はないていたリーナも状況的に気になったのか俺に質問してくる
うむ、そう思うのもしかたないだろう
だが
「しらん」
「「「「「しらん!?」」」」」
だってしょうがないじゃん、倒した後のことなんて考えてないんだもん
すると皆は怒るどころか呆れて苦笑いしている
そこまで呆れられることしたか?
「まあこれで一件落着だな」
「そうだね、でも雷斗これからどうするの?」
美紀が首をかしげながら質問してくる、
うむ、どうしようか、さすがにここまでの事態になったら回りの国も感づくよな?…ま、いっか
「それはそのときに考える!」
「なんで自信満々なんだ!?」
「そうです!これからのことがかかってるんですよ!?」
怜奈と堀先生がつっこんでくるがきにしない
「まあ、とりあえず帰ろうぜ、俺たちの場所に」
「もうかえるの?少しくらい休んでいってもいいんじゃないの?」
「ああ、だめそうだ、だって・・・ほれ」
皆が俺の指差したほうを向くとそこにはこちらに向かってくる騎士が大勢いた
「あれにつかまったら話をするのがめんどうだ、俺はさきにかえる!」
俺はまっさきにその場から逃げ出す、俺に続いてみんながついてくる
「あ、ちょっとまってくださいよ!」
「まってお兄ちゃん!!」
「まてええええ!!」
「私をおいていくな!」
「ふえぇええ!私先生なのに!」
「はははっ逃げたもんがちだよ!」
俺は走り続ける、たとえこれから何が起きようとも、今ここにいるみんなといっしょに。
天災級編 完




