表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/41

王の呼び出し

俺はメリアの服を終わると一緒に選んでくれたサーシャにお礼をいい宿へと戻った。

―――ギギィ


「お~い、帰ってきたぞ~」


俺がドアを開けて言葉を発すると同時にメリアが頭を下げてきた


「お帰りなさいませ御主人様、仕事は無事終わりましたか?」


「ああ、バッチリだ」


「その割には少し時間がかかってたみたいですが・・・?」


やはり時間が少しかかりすぎたのかメリアが質問してくる。

まぁメリアの服も選んでたし少し時間がかかったかな?


「ああ、依頼の内容よりもゴブリンが多くいてな、少し時間がかかってしまった」


「依頼の内容ミスですか・・どれくらいいたんですか?」


「依頼書には5体と書いてあったんだが実際に行ってみたら40体以上いてな、倒すのに時間がかかってしまった」


力を使えば確かに一瞬で倒すこともできたがそれではあまりにも早く倒しすぎて逆に不審に思われるので時間をかけながら倒していたら思ったよりかかってしまったのだ。



次からはもっと早く倒してもいいかな?

ん!?メリアの様子が変だ、どうしたんだ?


「大丈夫でしたか!?御主人様!すみません!やはり自分も行くべきでした!!」


おいおい、今のお前が行っても何もできないだろうに・・

まあ流石にゴブリンが40体もいたといえば心配もするか。


「大丈夫だって、俺は強いからこんくらいじゃ死なないよ」


「ですが!」


「あーもういいから!ね?、ほら、今日はメリアにお土産があるんだ」


俺は話を逸らすために買ってきたワンピースを渡した


「え!?あ、ありがとう御座います、・・・!?こんな上等な服いただけませんよ!」


「なにいってだよ、お前のために買ってきたんだ、それにお前は可愛いんだからこんな感じの白いワンピースが似合うと思ってな」


「・・・そこまでいうなら、有難う御座います・・後ろを向いていてもらえますか?」


今きるのかよ、いやいいけども

俺は言われた通り後ろを向く

い~ち、に~い、さ~ん、

「もういいか~い?」


「まだですよ!!こっち見ないでください!!」


あ、はい

すんません・・・




「・・・もういいですよ?」


そういわれたので俺はメリアの方を振り向く

そしてそこにはワンピースを着て白の髪の毛からひょこっと犬の耳がでている――――天使がいた


「・・・・」


「あ、あの、やっぱり似合わないでしょうか?・・」

俺が無言だったのでメリアは似合っていないと思ったのか

服を脱ごうとした


「いや!いい!すごくいい!」


かわいいいい!

なにこれ!?前居た時は戦いに集中しててじっくり獣人を見る機会なんてなかったが・・・これはいい!

メリアの白髪にぴったりの白いワンピース、いいじゃないか!


「ほ、本当ですか?似合ってますか?」


「あ、ああ、すごく似合ってるよ」


「あ、ありがとうございます・・・・ふふっ」


いいな~

最初に会ったときのメリアからは想像出来ないようないい顔をしている

よし、ずっとこんな顔をさせてやれるようにがんばらないとな!



するとメリアが何かを思い出したような顔をして俺に話しかけてきた

「あ、そういえば私の防具は買えたんですか?」


あ、


「・・・・・」


「・・・御主人様?」


「・・・忘れてました」


「・・・いえ、別に無理なさらなくていいのですよ?私は今までの服で戦いますから」


「いや、それはだめだ、もしもの時にどうするんだ」


「しかし・・」


今回は完全に忘れていた

これはまずったな・・

メリアはしっかりものなので無理に俺に金を使わせないようにしている

でもこれは俺のためでもあるしメリアのためでもある

しっかりと防具はあったほうがいい

それは俺が奴隷に戦わせる時の絶対条件だ


「よし、これから買いに行くぞメリアも一緒に行こう」


「はい、わかりました・・・ありがとうございます」


メリアは誰にも見えないように俯きながら小さく微笑むのだった











俺たちは今、武器屋に来ている

ここで魔物と戦うときの防具や武器を買うのだ

そして俺はずっと武器屋に並んでいる防具とにらめっこしている

金銭的な問題はないのだがメリアにはどの防具がいいのかずっと考えているのである


「う~ん・・・どうするか」


「あ、御主人様、これなんてどうでしょう?」


メリアが指を指したのは女性用の動きやすそうなデザインの防具だった

するとそのこの店主がそれを見て声をかけてきた

「お、譲ちゃんいい目をしているな。それは今一番人気の防具だよ」


「そうなのか?」


「ああ、動きやすいし強度もなかなかいいし、可愛いからって理由で人気なんだ」


「ふむ・・・じゃあこの防具とあそこの剣をくれ、いくらだ?」


「防具と剣を合わせて銀貨500枚だよ」


さすが一番人気といったところかなかなかに高い


「あの、やっぱり別のに「いや、これでいい」・・しかし」


「長いこと使うんだ、出来るだけいい物を買ったほうがいいだろう?」


「はい、ありがとうございます」


メリアは俺のことをわかってきたのか

素直にうなずくようになった、まあ俺は自分の意見を曲げないからな!


「よし、じゃあついでにあっちの面白そうな「だめです、お金の無駄遣いはいけません」・・・わかってるよ」


まあ、無駄遣いはいけないよな

あ?自分の意見?しるかそんなもん

メリアは怒らせると怖いんだよ


「よし、じゃあ防具も買ったし帰るか」


俺とメリアが帰ろうとすると目の前に騎士が現れ俺に話しかけてきた


「ライト様ですね?王様がお呼びです、三日後にお城へ来ていただけませんか?」



「え?王様?御主人様に?」


はぁ、そういえば説明してなかったっけな

しかし急にどうしたのだろうか

今まで起きたことで考えられるのは・・・ゴブリンの事か・・・

確かに数が多すぎる、異常なほどに。

さて、何かいやな予感がするぞ


「わかった、こっちの奴も一緒でいいか?仲間なんでな」


「かまいません、では三日後に迎えに参ります」


結局メリアと依頼を受けるのは先になりそうだ




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ