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タイトル未定2026/05/02 09:39

前回を投稿してベッドで悶絶した後に分かったことがあります。一つは圧倒的に文字数が少ない。初めてということもあり、前回はそこまで文字数を気にせず書いていたのですが、改めて見てみると他の作品より圧倒的に文字数が少ない。それに伴い、作品の内容も薄くなってる、、。なんでみなさんはあんなに文字数書けるんだ、、。なので今回からは少し文字数を意識してみようと思います。二つ目はこんな作品を読む人は少ない。なんだかすごい自虐に聞こえますが、見ている人が少ないということはそれだけ恥ずかしがらずに書けるということ。なんでもっと自由にマイペースに書こうと思います。


異界門(いかいもん)】それは異世界ノヴェラスと地球を繋ぐ(ゲート)。異世界を救った英雄、異界英雄が地球に帰ってくる時に開かれた。現在は政府の特務機関【異界局】によって管理されている。異世界旅行する人々はこれを使って異世界に行く。



「異界門を作る」簡単に言ったはいいがこれは結構な難題だな。そもそも異界門の情報なんてせいぜい「魔術で作られている」くらいだし。まぁでもあてがない訳でもない。ということで

数分後

はい準備完了。体操着にパーカーとありったけのビニール袋。両手に軍手をして鎌を持つ。見た目だけなら完全にゴミ拾いをしているボランティアの人か草むしりをしている人だが。しかし、俺はいまから

【魔素】を採取しに行く。


 時刻午前2時 河川敷にて


「うおおおおおおおおお」

 植物ならなんでもいい!自然由来のもの全てだ!かき集めろおお

 そこら辺の植物を狩っては袋に入れ、狩っては袋に入れる。

 なぜ俺がこのような奇行をとっているのか。これは全て【魔素】を採取するためである。


 魔素とは異世界の空気中に存在する新たな元素のこと。仕組みは未だ解明されていないが、魔素は魔術を運用する際に魔力というエネルギーに変換される。つまりは魔素がなければ魔術は使えないということ。そして魔素は生き物が呼吸するとその体内に侵入し、溶け込む。これにより異世界の生き物は魔術を使うことができる。


 魔素は本来この地球には存在しない新元素。だがしかし、異界門が開かれたことにより異世界の空気が地球に侵入した。これにより流布市周辺の人間や植物、動物は魔素を体に吸収している。さらに植物に至っては魔素を吸収した結果、見た目が今までの植物からは考えられないほど変形、変色している。そして俺は、この魔素を吸った植物、通称【魔草】から魔素を吸収できないかと考えた。なのでこうして真夜中に植物を採取している。

 

 なんでこんな真夜中に採取するのかって?

 魔素は月の光を受けるとより活発になるらしい。なんでかは知らん。異界局がそう言ってた。既に行った数度の実験によって、魔素を吸収した生物が死ぬと体内の魔素も空気中に戻ってしまうということが判明している。色を反転したハンバーガーみたいな魔草が、引っこ抜いた数時間後にはたんぽぽになっていた時は驚いた。だからより活発になっている夜に採取すれば、より()()()()が長くなると思ってな。

 まあ植物によっての魔素の吸収量の違いとか細かいことは分かってないんだけどね。ていうか、異界局がもっと情報を公開してくれれば済む話なのに、、。


 【異界局(いかいきょく)

 異界の技術研究、情報収集、外交、etc……とりあえず異界についての全てを担当している政府の特務機関。異開門の管理も異界局が担当している。基本的に異界の情報を公開しない。情報を独占することで、日本が他の国より優位に立てるため。



 知らねぇよ!!情報を独占することで日本にどんな得があるとか知らねぇよ!!市民の探求意欲を阻害すんじゃねえ!!

 まぁでも、異界局が公開する情報もある。それは、

 ()()()()()()()()()()()()だ。

 そして「魔素は月の光を受けるとより活発になる」これも市民の安全に関与する情報に該当する。

 え?これのどこが市民の安全に関与するのかって?

それはだな、、

 

「シュアアアア」


 真夜中の河川敷に異音が響く。

「ピーピーピーピー 近くに魔素の凝縮が感知されました。ただちに避難してください。」

うるさいなぁ。この警戒音デカすぎるんだよ。

 高架下の影から1匹の野良犬が現れる。だが明らかに様子がおかしい。肌が変色し、足の骨が異様に発達して皮膚を貫いている。牙は鋭いナイフのようなものになり、目は白目と黒目が混ざってもはや目と呼べない。てかもうこれは犬じゃない。魔素を吸収し、魔素に体を犯された、、

 【魔物】だ。



 【魔物】

 異世界に生息する特殊な動物。多くの種類が存在しており、温厚なものから凶暴なものまで多岐に渡る。普通の動物と違うのは、体内の魔素を身体構造の強化に利用している点。これにより、ふつうの動物にはない、圧倒的な戦闘力を有する。



 でもこいつは厳密には違うんだよなぁ。こいつは元々流布市にいた野良犬が魔素を吸って魔物化した姿だ。夜は月の光で魔素が活発になるせいで、ごく稀にこうして動物が魔物化する。異世界から来た訳でもない魔物を魔物と呼べるかどうかは良くわからん。でも、、だとしても、、

「かっこいいい!!!!」

 こんなに近くで魔物を見れたのは初めてだ!なんだあの体?どこから骨がででる?なんでそんなに毛並みが荒い?魔素はどれほど元々の体に影響を与えている?ああ興味が尽きない!これはやはり持ち帰るしかない!

 草を採取するために持ってきた鎌と懐に隠しておいたナイフを構える。普通に銃刀法違反ではあるが、正当防衛なので問題ない。

「来い!」

「ウガルアアアアア」

 魔物が俺に向かって飛びかかる。とっさに後ろに身を引く。鋭い爪が俺の目の前に叩きつけられ地面に突き刺さる。反撃しようと鎌を振り上げ、魔物の皮膚に突き刺す。

「ウガアアアアア」

 魔物が悲鳴をあげる。

 硬い!皮膚に刺さってはいるが、筋肉の硬すぎるせいでそれ以上刃が進まない。てか刃が抜けねぇ!

 苦戦しているうちに魔物は体をよじらせ、後ろ足がで俺の胸を蹴飛ばす。

「痛ってええ!!」

 これ骨折れてんじゃないの?一応体は鍛えてるつもりだったけど、ここまで通用しないとは。やばいな流石に死ねる。

 でも、やっぱりいいなああ。普通の野良犬じゃ考えられないような戦闘力だ。この力の源が知りたい!興味が止まない!

「もっとだ!もっと見せてくれ!異世界の力の片鱗を!」

「グルアアアアア!」

 雄叫びと共に魔物が俺に両の爪を立てて突進する。

 グシャァ と鈍い音がする。

 うーんミスった。見とれていたら回避が遅れた。左足に爪が刺さった。痛すぎる。これは間違いなく骨まで折れてる。しかも逃げれない。

 魔物が俺にむかって大きな口をあける。

 でも、、おかげでこんな近くで観察できた。そろそろいいかな?

ドクン!!

「ガアアアア、、」

 魔物が突然倒れる。


 ふうう、、魔物に効くかどうか分からなかったけど、よかったちゃんと効果あるな。魔物だからか少し効果が出るのに時間がかかったけどな。俺がさっきこいつに刺した鎌、あれはさっきまで魔草を狩っていたものだ。刃には大量に植物の液がかかっている。そして俺が採取した魔草の中には、異界局が発表した特定危険魔草も含まれていた。そのうちのひとつが確か体液に強力な毒性を持つものだったので、その液を浴びた鎌が刺さった魔物はこうしてぶっ倒れたわけだ。しかしどうやらまだ生きているらしい。そこらへんのネズミが一発で死ぬほどの強力な液なのに、、免疫機能も向上しているのか?よし、こうなったらこのお宝を家に持ち帰って早速研究を、、

「離れろ!!」

 突如、上空から斬撃が魔物を襲う。一瞬であれほど硬かった皮膚を切り刻み、バラバラになる魔物。

 ああああああああああああああああ俺の魔物(お宝)がああああああ

「なんてことしやがるんd、、、」

「大丈夫か!?なんて怪我だ、、左足にもろ爪が刺さっている。」

上空から着地してきたのは1人の女性。茶髪のロングヘアー身長は169cmくらい、ここだけ聞くと一般女性のようだが、腰に携えた1本の剣と、女性らしいボディラインをしつつ、ガッチリと付いた筋肉がその人を一般からはかけ離らせている。

 この人は、、

水無月 華蓮(みなづき かれん)!」

「自己紹介は後だ!」

「あ、すみません!」

水無月 華蓮、かつて異世界を救った異界英雄の1人。異界局の魔物対策本部の部長をしている。

即肉体修復(リアヒール)

左足の傷がみるみるうちに治っていく。華蓮さんの手から発せられた光が俺の肉体のパーツになっていく感じだ。すごい!これが魔術か!テレビでは見たことあるが実際に見るのは初めてだ!美しい、綺麗だ!どういう仕組みだ?華蓮さんに聞いてみるか?いやそれよりもまずは、、

「よし、治ったな。大丈夫そうか?」

「サインください!」

 異界英雄っていったら超特大スターじゃんか!こんなとこで会えるとは。

「はは、大丈夫そうだな。サインか、ほれ」

 華蓮は蒼真の白い体操着にサインをする

 やったぜ

「しかし、警報も鳴っていたのになぜ避難しなかった?」

「あ、えっとそれは、、」


魔物が好きすぎてちょっと試しに戦ってみました!

 なんて言えねぇ、、

「あまりにも近くで出たせいで、腰が抜けちゃって、逃げそびれちゃいました」

 我ながらなかなかいい言い訳

「そうか、それはすまなかった。異界局前が少し混んでいたな、走ってきたんだが。到着が遅れた私の責任だ。」

「いえいえ全然!」

 いやほんと、異界局からここまで20キロはある。そして俺の戦闘時間はだいたい2分くらい。単純計算で時速600キロだ。マジで噂には聞いていたが、異界英雄は半端ないな。

「このお詫びはしっかりとさせてもらう。これは私の名刺だ。これを異界局の受付に渡せばそれ相応の謝礼が出るように手配しておく。」

「いやいやそんなの受け取れませんって!」

「まぁいい取っておいてくれ。それでは私はこれで」

「あちょっと待っ、、」

 いなくなってしまった。早すぎて見えなかったし、なんかいつの間にかポケットに名刺入ってるし。もっと色んなこと聞きたかったな。でも今日はいいこと尽くしだな!異界英雄にも会えたし、魔物にも会えたし!さて、バラバラになった魔物の死体抱えて帰るとしますか。って

 なくなってる、、、流石異界局、、隙がない。

ちなみに異界英雄の年齢は31歳。16歳の時に異世界に転移して、10年後に帰ってきて、それから5年後のお話なので。異界英雄の戦闘力はそこらの魔物は手も足も出ないほど。なので本来、流布市に出現した魔物の討伐は付近の魔物対策本部の隊員が行うんですが、今回は夜遅くで人手が足りていなかったので部長直々に討伐に来られたという訳。魔物対策本部はその性質上、飛び抜けた身体能力がある人材のみを採用しているため、年中人手不足。それゆえ、華蓮さんは日々ブラックな労働を強いられています。かわいそう。

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