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妖精リリア、依頼書とどく

 妖精リリアは、郵便を続けていたが、妖精年齢、百一年のときに、幸せ緑羽(りょくばね)鳥により、ある手紙をもらった。

 それは、妖精クイーンから、妖精長を経て届けられた、依頼書だ。


 封をといて、読んでみると。



 百一年めより、ある場所のコールドタイム任務にはいり、しばらくの間そこの場所をまもるように。

 郵便の仕事は続けられるが、事情が変わるときには、その都度妖精郵便公社に許可をとる必要はない。

 優先はコールドタイムの期間、妖精ノートと記憶ノートを(しる)して、記憶ノートの内容をデータ送信すること、また種を見守り、その種を存続させること。


 パートナーには、妖精詩(うた)うたいリンヤが選ばれた。


 リンヤの詳しい居場所は、このあとの通知をみるように。

 なお、貴殿妖精リリアは、転生魔法使いの才能があるため、その期間、複数の新魔導書と、魔法の師を探してみるのがいいとされる。


 移行後の連絡は、トケルン型デバイスのチャットと、幸せ緑羽(りょくばね)鳥に、メッセージを届けさせることにする。

 緑羽の目印に、ネックレスにハートの矢型のペンダントを持たせている。




 こうして、リリアは、コールドタイムを申請して、以後修行をしなくてはいけないようだ。


 手紙を読み終えて、それをテーブルの引き出しにしまう。

 棚から、新しい手紙をとりだして、さっそく、リンヤ宛に手紙をかく。



 はじめまして。

 わたしたちは、コールドタイムに選ばれたようです。

 幸せ緑羽鳥に、手紙を届けてもらいます。

 どうやら、この鳥が、わたしたち専用になるようです。


 それから、わたしは郵便と、アイテムの作成をしているため、何か用あれば、いつでも、連絡ください。

 追って、合流しましょ。


 ラルンカ ナリリミ

 リリア ルード リルルンロ




 手紙を書きおえるころには、

 窓の近くに、一羽の緑の羽をした鳥が来ていて、窓をコツンと叩いた。

 二階の窓をあけて、鳥が背負っているリュックに手紙をのせる。


 ひとつ頭をなでる。


「クルルッチチッ」

「妖精リンヤまで、よろしくね」


 すぐに、緑羽の鳥は飛び去っていく。



 今日は、休みのリリアは、

 このあとどうしようか迷い、とりあえず朝の散歩をしたあとで、朝食をとることにした。


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