同じ世界に推しがいる

【主人公より】私はルナディール・ロディアーナ。宰相の娘……なんだけど、実は前世の記憶を取り戻しちゃって。ここが、前世で大好きだった作品の世界だって気が付いちゃったの！メインキャラもサブキャラも、みんな顔面偏差値高すぎる……！！それに、『推し』が実際に存在するって……もう、心臓がもたないよっ！それに、転生した私には、二つのルートが存在するの。主人公でみんなに好かれる愛されルートか、悪役令嬢でみんなに嫌われて最悪殺されてしまうルート。私、今どっちルートを進んでいるの！？推しが尊すぎるわ、貴族の嗜みがハードすぎるわでもう頭がいっぱいいっぱい！気が付いたら魔法研究馬鹿とも言われるようになるし……。私は平凡に推しとほのぼの生きたいだけなのに！！私のドタバタ異世界人生、どうなっちゃうんだろ？読者の皆さん、私が平凡に生きられるように応援お願いします！
【作者より】これは、前世で二次元大好きだった人が推しがいる世界に転生するお話です。自分は悪役令嬢ルートを辿るのか、主人公ルートを辿るのか分からないけれど、なるようになるさ精神で突き進んでいきます。王族や貴族、平民など、さまざまな推しと関わりながら日々を過ごす、異世界＋恋愛＋ほのぼの＋ちょっとシリアスな物語となっております。皆さんに少しでも楽しんでいただければ幸いです。